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ボルボ XC70 サーフレスキュー コンセプト
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カリフォルニアのビーチの安全を守る
ボルボ XC70 サーフレスキュー コンセプト

ボルボは、アメリカ・ラスベガスで開催されているSEMAショーの会場にて、新型XC70のコンセプトカー「XC70 サーフレスキュー コンセプト」を発表した。
[2007/11/06]

人命を救助するライフガードのためのスペシャルモデル

アメリカのチューニングカーの祭典である「SEMAショー」で、ボルボXC70をベースとしたコンセプトカー「XC70 サーフレスキュー コンセプト(SR)」がお披露目された。このモデルは南カリフォルニアのビーチで活躍するライフガードが使用することをイメージして作られたモデルだ。

日本国内では発売されたばかりのボルボXC70だが、人気の高い北米では、早くもモディファイが施されたコンセプトモデルが登場した。この「XC70 SR」は、本国スウェーデンの「ボルボ コンセプトセンター」と、スペインにある「ボルボ スタイリングセンター」そしてカリフォルニアにある「ボルボ モニタリング&コンセプトセンター(VMCC)」との合作である。

一見すると、派手なカラーリングや装飾が特徴だが、これはビーチにいる人々が見つけやすいようにするため、とのこと。ワンオフで製作されたアルミ製のビレットグリルを始め、大型のアンダーガードなど、フロント周りにはカスタムメイドされたスポーティなパーツが装着。悪路走破性を高めるため車高も5インチリフトアップされており、アプローチ&デパーチャアングルも増やされた。またタイヤも20インチの275/45R20という大径ワイドサイズを装着することで、より迫力が増したフォルムを形成している。

さらにルーフにはライフガードが救助に使用するレスキューボード用のラックを用意。見た目もスマートだが、ノーマルのルーフレールを使用しながらも空気抵抗が増えないような工夫も凝らされているという。一方ラゲッジには酸素ボンベを始めとするレスキュー活動に必要なアイテム類を、すぐに使用できるようにスッキリと整理されているのも重要なポイント。インテリアはボディカラーのイエローカラーをアクセントとして取り入れるなど、ポップな印象に仕上げられている。

ボルボはこの「XC70 サーフレスキュー コンセプト」の他にもHEICOスポルティブによりチューニングが施された「Heico Sportiv C30」や「Heico Sportiv S80 T6 ハイパフォーマンス コンセプト(HPC)」、そして昨年初お目見えした「Caresto C70」や「Caresto Hot Rod」も出展するなど、SEMAショーには結構力を入れているようだ。

Report:相澤隆之

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