折りたたみヘルメット、「タタメット」2007年11月06日 災害時に威力を発揮するが、保管場所の問題などから意外と用意されていないヘルメット。工業デザイン会社イエロー(群馬県館林市)は、A4ファイルに入る折りたたみ式のヘルメットを開発した。(アサヒ・コム編集部)
その名は「タタメット」。プラスチック製の板2枚が直角につながり、頭頂部の結合部分から折りたたむ。収納時の厚さは約3センチ。ハンガーにかけたり、クローゼットや車のトランクに入れたりしても邪魔にならない。 サイズは53センチから62センチの間で調節できる。同社の検査では、厚生労働省が定める基準をクリアし、工事現場で使われているヘルメットに準ずる強度がある。 同社は、元々、電子レンジや医療用顕微鏡の設計などを手掛けていた。地震などの災害現場で、ヘルメットをかぶらないで作業している人が多いことに気づき、製品開発を始めた。強度を保ちながら、折りたためる形に行き着くまで、3年を要した。10月に東京であった危機管理産業展に出品、早速、複数の機関から問い合わせがあった。 「タタメット」は、08年1月からネット通販などで販売を始める予定。同社では、公共施設や学校などでの需要を見込んでいる。 PR情報コミミ口コミ
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