チャーター便の運航促進や定期航路の開設などを働き掛ける香川県台湾キャンペーン訪問団が６日、台湾に向けて高松空港を出発した。一行は真鍋知事を団長とする２４人。９日まで４日間滞在し、航空会社を訪ねてトップセールスを行うなど、香川の観光をＰＲする。

　キャンペーンは県、県観光協会、高松空港振興期成会が実施し、行政や議会、交流団体などから２４人が参加。一行は、航空会社六社を訪問して来春のチャーター便運航などを要請するほか、旅行業者を訪ねたり、２０日に来県予定の経済団体・３３会と交流する。

　この日、高松空港で結団式があり、知事が「大勢でキャンペーンができ心強い。香川を大いにＰＲし、お互いの理解を深めてきたい」とあいさつ。一行は中華航空のチャーター便に乗り込んだ。

　香川―台湾のチャーター便は、今年３―４月にユニ航空とマンダリン航空が計２０便を運航。台湾からの観光客計約２６００人が来県した。

　県は８―２６日に台北市内のデパートで「香川県フェア」を開き、イチゴやニンジンなど県産食材の販売や手打ちうどんの実演を行う。知事らは８日のオープニングセレモニーに出席する。