道庁職員、また給与削減 知事、財政悪化で公約破棄2007年11月06日01時30分 北海道の高橋はるみ知事は5日、08年度から4年間、全職員の給料を一律9%カットする方針を表明した。総務省も「他県では聞いたことがない」という大なたを振るう。だが、すでに2年間の約束で10%カットしており、職員らは「公約違反だ」と反発している。 10%カットは06年度に始まり、教員や警察官を含む約7万7000人が対象。道側と職員組合の間で「2年限り」と申し合わせ、高橋知事も今春の知事選で「約束は守る」と公言していた。だが、危機的な財政状況で、ほごにせざるを得なくなった。 削減幅を9%とすると、費用削減効果は来年度で約350億円程度。これでも焼け石に水で、夕張市の財政再建団体入りに続き、道庁内には「今度はうちが……」と危機感が募る。 PR情報この記事の関連情報政治
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