74歳の母親に殴る蹴るの暴行を加えたうえ、それを逃れて家の外で寝ている母親を放置し肺炎で死なせたとして、警察は47歳の息子を逮捕しました。
傷害と保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕されたのは、埼玉県春日部市のタクシー運転手、海老原治容疑者(47)です。
調べによりますと、海老原容疑者は去年12月から、母親の中野和子さん(74)に殴る蹴るの暴行を繰り返し、肋骨の骨を折る重傷を負わせた疑いが持たれています。
また、こうした暴力を逃れ、中野さんが家の外で寝起きしていたにも関わらず、そのまま放置し肺炎で死なせた保護責任者遺棄致死の疑いも持たれています。
海老原容疑者は母親と同居直後から暴行を繰り返していて、「母親が大便を部屋につけたことなどに我慢出来なかった」と供述しているということです。(07日09:09)