◇茨城県土浦市の宝くじ売り場から「宝くじ券の落とし物があった」と県警土浦署に届け出があった。ドリームジャンボ宝くじの1000万円の当選券だった。
◇30歳前後の黒っぽい服を着た男性が4日、売り場に持ち込んだ。「当たっていますのでお待ちください」と従業員の女性が男性に声を掛けたが、いつの間にか姿が消えていた。
◇男性が名乗り出なければ、半年後には売り場の経営者(64)のものになる。「当選を知らなかったのか」と同署は首をかしげるが、真意を知るのは今のところ「幸運の女神」だけ?【山本将克】
毎日新聞 2007年11月7日 東京朝刊