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高齢社会に“逆行”し、石川県内の老人クラブの入会者が減少している。元気はつらつの熟年層が増え、「老人」という言葉が嫌われるのも、その一因ではないかとして、県老人クラブ連合会が愛称募集を始めたそうだ 名は体を表わすというが、たとえば金沢市の観光会館が歌劇座に、近代文学館が四高記念文化交流館に変わるだけで、施設そのもののイメージが劇的に重みを増すから、ネーミング恐るべしである 北陸一帯で解禁となったズワイガニの名の由来は定かでないけれど、その長い足の特徴から、細く伸びた木の枝を指す「楚」（すわえ）が変化したとの説もある。松葉ガニや越前ガニの名もあるズワイガニだが、強力なライバルの向こうを張って、石川県では昨年から加能ガニのブランド定着に懸命だ 比べようもないが、いろんな名前の政党をつくり、定着に至らぬまま壊してきた小沢一郎さんの代表辞任騒ぎで、民主党は大揺れに揺れ、結局、続投する方向だ ズワイガニは脱皮しながら成長し、その殻を食べることもあると聞く。民主党にとって、まだ収まらぬ大山鳴動が政権政党への成長の苦しみとなるのかどうか。
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