北朝鮮 日本を排除と警告 北朝鮮は6日、朝鮮中央通信を通じて出した論評の中で、日本政府がアメリカに対し、拉致問題が進展するまでは、北朝鮮のテロ支援国家の指定を解除しないよう求めていることについて、「6か国協議の進展を妨げようとする無分別な行動だ」と強く非難しました。さらに、アメリカのシーファー駐日大使が、ブッシュ大統領に、北朝鮮との交渉を性急に進めれば日本との同盟関係に悪影響を及ぼすおそれがあるという電報を送ったと伝えられたことについて、「日本が、大使をそそのかしたものだ」と決めつけたうえで、「このままでは日本は、6か国協議から排除されるだけでなく、国際社会の外に追いやられるほかない」としています。拉致問題に関連して、北朝鮮が日本の6か国協議出席を拒むこともありうるという構えを見せたことは最近ではなかっただけに、今回の論評は日本への非難を強めたものとなっています。 |
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