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遺伝子操作で驚異的マウス

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これは、オハイオ州のケースウェスタンリザーブ大学の研究グループが、分子生物学の専門誌で発表したものです。それによりますと、このマウスは、エネルギーの代謝に関係する特殊な酵素が筋肉の中で活性化されるよう遺伝子が組み換えられ、驚異的な体力を発揮できるようになったということです。このマウスと普通のマウスを毎分20メートルの速さで動くローラーの上を逆行する形で走らせたところ、普通のマウスは200メートル走ったところで速度に追いつかず脱落したのに対して、遺伝子を組み換えたマウスは6時間にわたって走り続けたということです。さらに、このマウスは、普通のマウスより1.6倍の餌を食べるのに体型がよりスリムなほか、繁殖の年齢についても、通常の限界とされる1歳を大幅に超えて2歳半という高齢で出産しました。研究グループでは、このマウスが長い時間、運動を続けることと病気との関係についての研究に役立つとする一方、「この技術をヒトに応用すべきではない」として、倫理上の問題に留意すべきだという考えも示しています。
もどる11月6日 17時24分
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