キリンビバレッジは、心肺停止した人に電気ショックを与えて蘇生させる自動体外式除細動器(AED)を搭載した自動販売機の設置を進めている。ハートのマークが目印で、自販機のふたを開けて機器を取り出すと操作方法が音声で案内される。現在の設置台数は全国208台で年内に250台まで増やす予定。今月中に、年間約100万人が来場する全国11カ所のキリンビール工場すべての見学ゾーンに設置する。ビール工場では、工場勤務者約180人がAEDの使用法についての講習を受ける。
毎日新聞 2007年11月6日 19時01分