2007年 11月 5日 ビックカメラ　２０日にオープン △▼ 大手家電量販店「ビックカメラ」が、ＪＲ岡山駅前の旧岡山会館ビルに、今月２０日にオープンすることが決まりました。ビックカメラは、旧岡山会館ビルの地下１階から地上４階部分に入居します。店舗面積は、家電量販店では岡山県内最大の約１万１０００平方メートルで、カメラや家電製品の他、スポーツ用品や酒も取り扱います。オープンを間近に控え、店舗内では内装工事が急ピッチで進められています。オープンは今月２０日で、ビックカメラでは、初年度の売り上げを約７０億円と見込んでいます。旧岡山会館ビルの５階から８階には、２６０室を備えたビジネスホテルが今年の冬にオープンする予定です。２００４年３月にホテルニューオカヤマが撤退して以降、３年８ヶ月に渡って空きビル状態となっていた旧岡山会館ビルが、再生に向けて動き出します。 岡山市立市民病院で停電 ▲▼ ５日未明、岡山市立市民病院で、約３０分間に渡り停電が発生しました。入院患者に影響はありませんでしたが、一時、救急患者の受け入れができなくなりました。市民病院によりますと、５日午前３時１０分ごろ、本館と別館の全てで停電が発生しました。直ちに、自家発電機が作動しましたが、本館には送電されず、約３０分間、停電状態が続きました。機械を再起動したところ、送電が始まったということです。入院患者３１４人のうち、３人が人工呼吸器を着けていましたが、バッテリーが作動し、影響はありませんでした。しかし、ＣＴなどの医療機器は停止し、病院では、約２時間に渡り、救急患者の受け入れができませんでした。市民病院の調査では、地下１階にある電気室にネズミが侵入し、配線をショートさせたのが停電の原因と分かりました。しかし、本館に電気が通じない理由は分かっておらず、判明次第、対策を検討したいとしています。 旭川土手殺人で１５年求刑 ▲▼ 今年７月、岡山市の旭川の土手で、職場の同僚を殺害した男の初公判が、岡山地方裁判所で開かれ、検察側は被告に懲役１５年を求刑しました。この事件は、住所不定無職の西坂秀人被告（５９）が、今年７月２３日の未明、岡山市中原にある旭川の土手で、職場の同僚で同じ従業員寮に住んでいた小林博行さんを包丁で刺して殺害したものです。初公判で西坂被告は、殺人などの起訴事実について「間違いありません」と全面的に認めました。裁判は即日結審し、検察側は、「従業員寮のトラブルが原因で西坂被告が起こした身勝手な犯行」として懲役１５年を求刑しました。一方弁護側は、「西坂被告は寮から逃げようとしたが偶然土手で被害者と会い、犯行を犯してしまった」などとして情状酌量を求めました。 観音寺市の女性行方不明で捜査本部設置 ▲▼ 観音寺市の自宅で一人暮らしの女性が大量の血痕を残し、行方不明になっている事件で、警察は捜査本部を設置しました。警察は５日、観音寺警察署内に池内隆雄署長を本部長とする５７人体制の捜査本部を設置しました。この事件は、今月１日夜から翌朝にかけ、観音寺市南町の無職、曽根岸江さん５５歳が、自宅に大量の血痕を残し行方不明になっているものです。警察は依然として曽根さんの行方が分からないことから、曽根さんが何らかの事件に巻き込まれ、被害者となっている疑いが強いと判断し、捜査本部の設置に踏み切りました。これまでの捜査で室内に血痕をふき取った形跡や、曽根さんの携帯電話が無くなっていることが分かっていますが、消息に結びつく情報は寄せられていないと言うことです。捜査本部では、血痕が曽根さんのものかどうかＤＮＡ鑑定を行うとともに、知人など交友関係を中心に聞き込み捜査を続けています。 関口投手大リーグとマイナー契約 ▲▼ 丸亀市の丸亀城西高校の関口将平投手が、アメリカ大リーグのアトランタ・ブレーブスとマイナー契約を結びました。丸亀城西高校３年の関口将平投手は、左投げで、身長は２メートル、日本人離れした長身のサウスポーとして将来性に期待したブレーブスがマイナー契約を結びました。関口投手は、丸亀城西では２年生の春からベンチ入りしたものの、公式戦での登板がないまま高校球児としての生活を終えました。高校生ドラフトで指名する球団がなく国内では無名の投手ですが、関口投手は、来年７月からオーストラリアで体力作りなどに励み、大リーグに挑みます。 ゴルフの藤本麻子選手　日本代表入り ▲▼ ハワイで行われるジュニアゴルフカップに日本代表として出場する藤本麻子選手の壮行会が、津山市の作陽高校で行われました。壮行会では、全校生徒や教職員約６００人が拍手で出迎える中、藤本選手が入場しました。藤本選手は、悔いのないよう精一杯頑張りますと活躍を誓いました。藤本選手は、今年の夏に開かれた全国高校ゴルフ選手権で、個人の部６位という成績が評価され、今回の日本代表選手に選ばれました。大会は、今月９日からハワイで開かれ、日本とアメリカで活躍する１５歳から１８歳までの選手約４０人が出場します。 倉敷市で事故　中学生死亡 ▲▼ ４日夕方、倉敷市で乗用車が自転車と衝突する事故あり、自転車に乗っていた中学２年生の男子生徒が死亡しました。４日午後６時すぎ、倉敷市西阿知町の県道交差点で、近くに住む中学２年生の１４歳の少年が、自転車に乗って横断歩道を渡っていたところ、横から走ってきた乗用車にはねられました。この事故で、少年は頭を強く打ち、病院に運ばれましたがまもなく死亡しました。少年は、買い物をして自宅に帰る途中だったということです。事故の現場は、見通しの良い交差点で、警察では亡くなった少年と、乗用車を運転していた岡山市の３１歳の男性会社員のいずれかが、信号を無視したとみて調べを進めています。 ひけた鰤（ぶり）初出荷 ▲▼ ハマチ養殖発祥の地の東かがわ市で、新たなブランド商品として「ひけた鰤」が開発され、初出荷が行われました。「ひけた鰤」は、一辺が２５ｍという全国でも最大級のいけすで養殖されているため、ストレスが少なく、身が締まっているのが特徴です。東かがわ市では、３年前から新ブランドとなる「ひけた鰤」の養殖をスタートさせ、５日初出荷を迎えました。出発式には、県や漁協を始め地元の小学６年生の児童など約５０人が参加し、水揚げされたばかりの約２２００匹のブリなどが次々に箱詰めされ、高松や徳島などに出荷されました。香川県では、「ひけた鰤」を商標登録し、新たなブランドとして全国に打ち出したいとしています。 岡山城で緒方洪庵展 ▲▽ 岡山市出身で、オランダの医学を日本に伝えた緒方洪庵を紹介する特別展が岡山市で開かれています。岡山城で開かれている特別展では、１８１０年に現在の岡山市で生まれ、医者として活躍した緒方洪庵にゆかりのある書物など、約１００点が展示されています。実際に使用していた薬箱のほか、洪庵がオランダ語を日本語に翻訳し、当時としては最新の医学書となった病学通論も展示されています。また、洪庵が大阪に開設した塾で学んだ福沢諭吉など、洪庵の影響を受けた人々の文学作品も紹介されています。この特別展は、岡山城で今月１１日まで開かれています。