倉敷高校の1区を任されたのは3年生の中でただ一人、去年の都大路を経験している森谷選手。その森谷選手が先頭にたち、レースを引っ張ります。終盤まで倉敷、興譲館、倉敷商業、そしてオープン参加の倉敷Bの4チームの競り合いが続きますが、この競り合いを制したのはなんと、倉敷Bの村上選手でした。つづいて倉敷商業の高橋選手が飛び込み、30連覇に挑む倉敷は倉敷商業から40秒遅れでタスキをつなぎます。しかし、倉敷2区はインターハイ・国体ともに出場しているチームの中心選手、上山田選手。わずか3kmの区間であっさりと倉敷商業をかわします。こうなると総合力で勝る倉敷のペース。先に行く倉敷Bも追い抜き、トップに立つとあとは独走態勢に。7区間42.195kmのコースを2時間9分17秒で走りぬき、30年連続30回目の全国大会出場を決めました。また、女子ではトップを行く興譲館につづいて倉敷中央と倉敷商業が2位争いを繰り広げます。倉敷商業は序盤で倉敷中央に1分の差をつけ、目標に掲げる2位にむけ、いいスタートをきります。一方、去年2位の倉敷中央も徐々に倉敷商業に迫ります。しかし、最後は倉敷商業アンカーの小橋選手が逃げ切り、過去最高の順位となる2位入賞を果たしました。なお、男女の優勝校は12月23日に京都府で開催される全国大会に、また上位6チームは11月18日に山口県で開催される中国大会に出場します。
秋篠宮ご夫妻は、全国生涯学習フェスティバル・「まなびピア岡山2007」にご出席のため、岡山を訪問されていました。秋篠宮ご夫妻は、開会式翌日の3日、倉敷市の大原美術館などをご視察になりました。大原美術館では、大原美術館の大原謙一郎理事長の案内で児島虎次郎の「和服を着たベルギーの少女」や、モネの「睡蓮」など美術館を代表する名画をご覧になりました。秋篠宮ご夫妻は、時折、大原理事長に絵画の描かれた背景などをお尋ねになるなどおよそ1時間かけてご鑑賞になりました。秋篠宮ご夫妻は、その後、岡山での日程を終えられ、空路、東京にお戻りになりました。
これは、全国生涯学習フェスティバルまなびピア岡山にあわせて行われたもので、倉敷市内の女性16人が参加しました。「1dayキャンパス」は、地元にあっても訪れる機会の少ない大学の雰囲気や今の大学の現状に触れてもらおうと倉敷市が、市内に9つある大学・短大のうち4つの大学の協力を得て企画したものです。くらしき作陽大学では、日本唯一の学部「食文化学部」でフードシステム論の講義を聴講したほか、学食で現役学生に混じって昼食をとりました。また、合唱の授業に参加するなどキャンパスライフを体験しました。なお、「1dayキャンパス」は、まなびピア岡山の最終日のあすも倉敷市立短大と倉敷芸科大で行われます。
新児島団地では30年以上前から自治会の行事として住民総参加の運動会を開いています。グラウンドにはおよそ700人が集まりました。競技は団地内を11のブロックに分けブロック対抗で行われました。午前中で1位につけたのは紫のチームカラーの1班です。その1班をわずか1点差で追うのが赤の2班と黄色の7班です。得点種目の一つペタンクではそれぞれの代表選手が目印めがけてボールを投げました。最後の得点種目のレインボーリレーは、色のついた水を制限時間内により多く一升瓶に入れる競技です。大人も子供も一緒になって競技を楽しみ1班が見事に総合優勝を勝ち取りました。このほか盛り上がりを見せたのは1家族3人がチームになって走る家族対抗リレー。お母さん、お父さんが一生懸命走る姿に盛んな声援が送られていました。新児島団地では年々高齢化が進んでいるということですが運動会は地域住民の親睦を図るよい機会ということで今後も続けたいとしています。