小売業やサービス業において、POSシステムによる購入履歴情報の収集やポイントカードシステムによる顧客識別は進んでいますが、そこから得られる情報の活用は充分とは言えません。顧客データベースはDMを送るためのリストとしてしか活用されていないのが現状です。購入履歴情報も新製品の売れ行きや廃番品を決定するためにしか使われていないようです。本来なら、顧客データベースと顧客別の購入履歴情報は整備、分析、識別され、顧客が次に買いたくなるような商品やサービスの提供、また商品の周辺情報やサポート・メンテナンス情報。さらには買い換え情報、個々の属性や趣向にマッチした提案がタイムリーになされるべきです。
当事業は、企業の顧客データの管理、分析、販促・コミュニケーション活動の一括代行を行い、企業と生活者間の継続的で双方向なコミュニケーションをプロデュースすることによって、企業と生活者の生涯を通じた良い関係をつくり、これによって生活者個々の「生涯生活満足感」の最大化をめざそうというものです。
昨今の厳しい経済環境と消費低迷の中で、企業はマスからワンツーワンの発想へ、さらに企業と生活者のWin-Winの関係づくりを目指しています。当事業は、このような社会ニーズに答えることが出来るものと考えます。
|