新製品
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ロケット発射推進剤漏れ用解毒剤、解放軍医院が開発に成功
2007/10/26(金) 14:17:07
宇宙飛行時の救護専門に使用する特効解毒剤がこのほど、解放軍306医院での研究・開発に成功したという。同薬品は、解放軍総後勤部衛生部の認可を受け、ロット生産を開始した。同薬剤は、ロケット発射推進剤漏れによる中毒症状を抑制し、病状の発展を有効的に予防するもの。
ロケット発射推進剤の主要成分は、メチル基ヒドラジンや偏２メチル基ヒドラジンなどで、人体への危害が比較的大きく万一、推進剤漏れが発生すると搭乗者が中毒を起こすため、時期を逃さず解毒薬剤のビタミンB6を大量に注射しなければならない。現在市場に出回っている同種薬品はほとんどが注射薬で、規格が小さくて成分量が少なく、さらに刺激が強いため発射促進剤の漏れによる搭乗員全体の中毒を救護するのには適さない。
今回開発された薬品の成分量は、従来のビタミンB6注射液の約10倍であり、投与法は注射から点滴へと変更している。（編集 HY/O）
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