京都放送局

2007年11月5日 21時39分更新

偽物ブランド品摘発


京丹後市のブティックの店長の女が、有名ブランドの偽物の財布を販売する目的で所有していたとして警察に逮捕されました。

逮捕されたのは、京丹後市網野町にあるブティック「ローラン」の店長、許美代子容疑者(66)です。
警察によりますと、許容疑者は、5日午後、京丹後市にある自分の店で海外の有名ブランドのロゴが入った偽物の財布を販売する目的で所有していたとして、無断で商標を使用することを禁じた商標法違反の疑いが持たれています。
警察は、ことし6月、「偽物のブランド品を売っている店がある」という匿名の通報を受け、捜査を進めていました。
そして、5日、ルイヴィトンの鑑定官とともに店を訪れ、偽物の財布が見つかったことなどから許容疑者を逮捕しました。
取り調べに対し、許容疑者は、「偽物であると知っていたが、生活のために売っていた」と容疑を認めているということです。
警察は、有名ブランドのロゴが入った偽物のかばんなどおよそ260点を店から押収していて、今後、偽物をどこから手に入れたのかなどについても捜査することにしています。