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淡路

東京・渋谷で淡路人形浄瑠璃 食もPR 

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「えびす」の人形を操りながら、東京・渋谷で淡路の特産品を紹介する「淡路人形座」のメンバー=東京都渋谷区、代々木公園

 淡路人形浄瑠璃の魅力を首都圏の人に知ってもらおうと、「淡路人形座」は三日、東京・渋谷であった「ふるさと渋谷フェスティバル」で浄瑠璃公演をした。会場ではかまぼこやくぎ煮、タマネギなど淡路島の特産品販売もあり、淡路の伝統文化と食をPRした。(足立 聡)

 淡路人形浄瑠璃は約五百年の歴史を持つとされる、国の重要無形民俗文化財。イベントでは、淡路人形座が野外ステージで「朝顔日記 大井川の段」の一場面を披露。恋人を追っていた盲目の娘・深雪が大井川で川止めに遭い、悲嘆に暮れる様子を演じた。

 物販ゾーンでは、浄瑠璃を演じた淡路人形座のメンバーも参加し、人形を操りながらちりめんじゃこを振る舞った。

 四日には渋谷区内の特別養護老人ホームで淡路人形座が浄瑠璃を公演するほか、五日は区立小学校四校で公演や人形の仕掛けなどを学ぶ体験教室を開く。

 公演で語り手の太夫(たゆう)を務めた竹本友龍(ともりゅう)(本名・岸上敏之)さんは「これを機に、淡路そのものや歴史、文化を発信できれば」と話していた。

(11/4 11:36)

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