2006–07–31 (Mon) 20:06

最初にお付き合いしていた時の写真ですので3年前のものですね、ご主人様のPCの片隅に眠っていたものが出てきました。
懐かしいです。
この写真を撮った日のことは昨日のことのように浮かびます。
かつて違うHNでサイト運営をしていたときに公開していたので、もしかしたらこの写真に見覚えがある方もいらっしゃるかもしれません。
付き合い始めて暫くしてご主人様が首輪を買ってくれるというので銀座に行きました。
銀座で買うというので私はおしゃれで素敵な首輪を買っていただけるものとばかり思い、ネットでいくつかペットショップを探して事前に伝えましたら、
「おまえはまだ犬以下なんだよ。これから犬になるんだからそんな贅沢なものは与えない。」と・・・。
当時の私にとっては信じられない言葉でした。
待ち合わせは銀座Mデパートの前、時間はたしか15時頃だたと思います。Mデパートの最上階にペットコーナーがあるというのでそこで買うことになったのです。
待ち合わせに現れたご主人様は私を見るなりシャツのボタンをもう一つ外せと言います。
今では言われなくてもはじめからボタンは多めに外しますが当時に私にはとても恥ずかしいこどてした。ついつい俯きながら歩く私の顎を手で上げられました。
「堂々と歩け。」

最上階というのは少し違って、エレベーターを降りたフロアにペットコーナーらしきものは見当たらず店員さんに聞いたら屋上へ上がる階段の上とのこと・・・。暗い階段を上がると銀座のデパートのペットコーナーのイメージとはだいぶ違う売り場でした。
「さて、どれにするか。どれがいい?」
どれにしようかと素直に選び始めると・・・
「何選んでいるんだ。一番安いのを探せばいいだけだ。」
あ、探すとはそういうことなのですね・・。
「あの、これが一番安いようです。」
何の飾りも無い黒い首輪を指差しました。
「うん、よいかんじだ。サイズを見るからはめてみろ。」
こ、ここでですか・・・店員さんもいるし、屋上のベンチにも人が居るし・・・。
「当たり前だろう、サイズが合わないのを買ったら勿体無い。」
本当に当時の私にとっては気絶するくらい恥ずかしいことでした。
「これくらいですか」
めぼしいサイズのものを一つとり首に巻いてみせると丁度良いサイズでした。

同じくただの黒い皮のリードも一緒に会計を済ませてそのまま屋上のベンチに移動しました。
午後の屋上はお年寄りやサラリーマンが5〜6人ベンチでぱらぱらと休憩しています。
向かい合って座ったご主人様が首輪をはめてくれました。
「似合うじゃないか。さて、行くか。」
似合うと言われたのはとても嬉しいのですが、このまま夕方の混雑した店内を一階まで降りるのかと思うと気が遠くなりそうでした。
「だから下を向くな、堂々と顔を上げて胸を張って歩け。それとも俺と歩くのが嫌なのか?」
そんなことないです・・・。
こうやって過去のことを書いてみるとご主人様は当時から変わっていないんだなと思います。
そして、どうしてこの程度のことが出来なかったのだろうかと今の私には不思議です。
ゆっくりと一階まで降り外に出るとすでに日が沈みかけ銀座のネオンが街をちらちらと飾り始めていました。
「折角だ、散歩してお茶でも飲みに行こう。」
えー、この姿でですか・・・。
歩道に面してテーブルが並ぶオープンテラスのカフェに行ったのですが、店内の全ての人が通りを歩く全ての人がとにかく世の中の全ての人が首輪をしてはだけたシャツを着た私を見ているような気がして落ち着かなかったのを覚えています。
今となればほんと、たいしたことではないのにね・・・。

また奴隷として付き合っていただけることになったとき、首輪もリードも持っていると伝えたらご主人様は驚かれていました。
「なんで持っていたの?」
「いつかまたご主人様の奴隷に戻るんだと決めていたから。何年かかろうが絶対またご主人様の女になれる日が来るはずだと思っていたから。」
「おまえ、執念深い女だな。」
「私しかいないという自信がありました。ご主人様の奴隷として仕えられる女は、私以外にいるわけないと。」
「そこまで言うなら徹底的に奴隷に貶めてやる。性処理奴隷として堕として狂わせる。覚悟しろ。」
今では首輪は性処理奴隷の証として誇らしく街を歩けるようになりました。
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