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”『FF XI』アルタナ祭り in 大阪”は新ジョブ情報の発表やBF戦、ライブなど盛りだくさんの内容


●東京ゲームショウ2007で発表された新ジョブ”踊り子”は前衛だった!? 

 

 すでにお伝えしたように、2007年11月3日、大阪の梅田芸術劇場で、『ファイナルファンタジーXI』のイベント”アルタナ祭り in 大阪”が行われた。ここでは、その詳細をお伝えする。

 

 イベントは、以下の順のプログラムで行われた。
 

●スペシャルトークセッション vol1

●スペシャルバトルフィールド

●スペシャルトークセッション vol2

●THE STAR ONIONSコンサート

 

  まず、スペシャルトークセッション は、『ファイナルファンタジーXI』の開発者によるトーク。壇上には、開発、運営チームを代表して、プロデューサーの田中弘道氏を始め、河本信昭氏、小川公一氏、Sage Sundi氏、松井聡彦氏、権代光俊氏が登場。vol1では、2007年11月22日発売予定の拡張データ『アルタナの神兵』で追加される新ジョブ、学者が発表された。この学者については別の記事を参照してほしい。
 

▲スペシャルトークセッションは、開発陣の登場シーンが凝っていた。上は、『Awakening』(闇王の曲)とともに、舞台の床下からせり上がって登場した田中プロデューサー。あまりにハマっていたため、会場は大爆笑。下は、なぜか自転車に乗って現れた河本氏。



▲会場では、学者がアビリティを実際に使用する様子も披露。会場に訪れた人だけが見ることができた貴重なシーンだ。


 続いて行われたのは、スペシャルバトルフィールド。これまでもさまざまなイベントで行われてきた専用のBF戦が"アルタナ祭りin大阪"でも行われたわけだ。その名も、鬼教官による特別メニュー”マーシナリキャンプ”!! これが予想以上に過酷だった……。

 

 相手は『アトルガンの秘宝』でおなじみのNPC、五蛇将の面々。ルガジーン(ナイト)、ザザーグ(モンク)、ガダラル(黒魔道士)、ナジュリス(狩人)、ミリ・アリアポー(白魔道士)の5人の強者だ。BF戦に挑戦したのは、来場者の中から選ばれた3組18名の冒険者。プレイヤー側のパーティー編成は戦士、モンク、シーフ、白魔道士、黒魔道士、赤魔道士の6ジョブ。サポートジョブはなし、15分制限というやや厳しめ(?)のルールだ。五蛇将は、5人同時に相手をすることになるわけではなく、ひとりを選んで戦闘開始。その後、時間が経過するとともに、ランダムでひとりずつが襲いかかってくるという仕組み。五蛇将はそれぞれ対応ジョブの"2時間アビリティ"にくわえ、オリジナルのウェポンスキルを使用してくる。中でも、ミリ・アリアポーのヘキサストライクと、ザザーグの百烈拳がかなりの猛威を奮っていた。
 

▲強敵との激しい攻防に、BF戦の参加者と会場で観ている人が一体に。何度も「おおっ」とか「あ〜」というどよめきがあがっていた。

 

 結果は、健闘むなしく3組とも敗退。使い慣れていないジョブだったひとも多く、普段どおりの動きができなかったのも敗因か。ちなみに、このBFは来場者に配られたスペシャルギフトに書いてあるキャンペーンコードをゲーム内で入力すれば、1キャラクターにつき1回挑戦できるとのこと。
 

▲敵は一定以上のダメージを受けると固有の必殺技や2時間アビリティを使用してくる。この強烈な攻撃への対応が難しかったようだ。

 

 続いて、スペシャルトークセッション vol2では、東京ゲームショウ2007で発表された新ジョブ”踊り子”の詳細も明らかにされた。これは、学者の発表につぐビッグニュースだ。

▲これまでは女性の踊り子が公開されていたが、今回新たに男性の踊り子の姿が公開! なお、踊りのモーションは種族ごとに異なるという。

 

 踊り子は、”踊り”(回復)と”ステップ”(弱体)、そのステップによる付加効果を利用した”フラリッシュ”を用いて戦うジョブ。まず、踊りは、回復を担う行動。ケアルのようにパーティメンバーを指定して回復するものと、自身が攻撃した敵を特殊な状態にするものなどがある。

 

 ステップは、敵に弱体効果をつけるとともに、自身に”フィニシングムーブ”というボーナスステータスをつける。そして、この”フィニシングムーブ”を消費して使えるのが”フラリッシュ”というアビリティだ。たとえば、最初に”回避率ダウン”の効果を持った”クイックステップ”を使用して攻撃が命中した場合、相手は一定時間回避率ダウン状態になり、踊り子にはフィニシングムーブがつくというわけだ。

 

 なお、フラリッシュには種類があり、”挑発”の効果をもつものや、WSを強化するもの、フィニシングムーブをTPに変換するするもの、連携のトスだけをつけるものなどの種類がある。

 

 また、踊り子のアビリティは一部を除いてTPを消費するので、まずは通常攻撃でTPを溜めてから、ステップや踊りで攻撃の補助をしたり、回復をするのが基本的な立ち回りとなる。ただし、WSのように、消費TPの量が多いと何もできなくなってしまうので、そうならないように調整中とのこと。
 


 そのほか、『アルタナの神兵』に関する情報がいくつか公開されている。

 

 『アルタナの神兵』は、現在のヴァナ・ディールから約20年まえの水晶大戦が舞台で、そこにはヴァナ・ディールの各地に存在する”禁断の口(Cavernous Maw)”を経由して行くことになる。その世界は戦時下のため、通常の店や競売場はない。レンタルハウスや宅配は存在する。なお、貨幣が完全に統一されていないが、冒険者が過去のヴァナ・ディールで旧貨幣を用いることはない。通常のギルを使用できる。
 

▲これが”禁断の口(Cavernous Maw)”。いったいどこに出現するのか?


 過去のヴァナ・ディールでは、コンクェストにとって代わる大規模バトル”カンパニエ”が行われる。これは、過去世界のフィールドエリアの支配を巡ってアルタナ連合軍と獣人血盟軍がくり広げるエリア争奪戦。1週間単位で集計されるエリアの支配率により優勢、劣勢が決定し、その結果によってつぎの1週間を有利、もしくは不利な状態で戦うことになる。このカンパニエは、”カンパニエバトル”、”カンパニエミッション”、”スカウト”、”アンケート”の4つの要素で成り立つ。

 

 カンパニエバトルは、リージョンのどこかで不定期に発生。戦闘をくり返し、獣人軍を撤退してエリアの支配権を得るのが目的となる。支配したエリアが多い国ほど多くの部隊やより上位のミッションが発行されるようになり、プレイヤーはそれに参加することで戦績と経験値を得られる。専用の魔法がかかった状態ならば経験値を失うこともない。またビシージのように時間を拘束されず、活躍した分だけポイントや経験値を得られるなど、より気軽に参加できるのがうれしい。

 

 カンパニエミッションは、カンパニエを有利にするミッションで、国が発行する。基本的なものから、戦況や作戦方針、国営方針、支配エリア、スカウトなどにより発行されるものまでさまざま。チケットの消費がリーダーだけな点が、アサルトと異なる。

 

 フィールドにはアルタナ連合軍に所属しないNPCが徘徊している。これをスカウトによって、一定期間、カンパニエに参加させることができる。スカウトを成功させることで、新たなカンパニエミッションやクエスト発生することもあるという。

 

 また、過去の世界では、各街で国家方針に対するアンケートが行われる。優先して攻めるエリアや戦術、推進する技術開発など、複数の項目に関して意見が出せるという。

 

 極めて内容の濃いトークだったが、その詳細は後日、さらに追加する予定だ。なお、この『アルタナの神兵』の発売に先立って、ゲーム内イベントが開催されることも明らかにされた。詳細は不明だが、イベントは3国の競争となり、一番ポイントが多かった国では、特産品売り場がすべて売り出し状態になるという。さらに、全ワールドでもっともポイントを獲得した国では、3国テレポが一時的に開放される。個人にも何らかの報酬が用意されるとのことだ。


▲モグハウスにパーティメンバーを招待できるようになるという情報も飛び出した。また、マクロパレットは4000個に、かばんの容量は70個に増強されるという。


 最後に、THE STAR ONIONSのコンサート。THE STAR ONIONSとは、作曲家の水田直志氏とスクウェア・エニックスの音楽制作スタッフによるバンド。今回は、谷岡久美氏(ピアノ・シンセサイザー)、水田直志氏(ベース)、関戸剛氏(ギター)、岩崎英則氏(キーボード)、マイケル・クリストファー・コージ・フォックス氏(ドラム)という編成。曲目は以下のとおりだった。
 

1 Bustle of Capital

2 Choc-a-bye Baby

3 Distant Worlds

4 曲目不明(『アルタナの神兵』のフィールド曲)

5 Awakening

6 Fighters of the Crystal

7(アンコール) The Grand Duchy of Jeuno

 

▲左から、関戸氏、フォックス氏、水田氏。なお、谷岡氏は『ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル リング・オブ・フェイト』、関戸氏は『ラスト レムナント』、岩崎氏は『ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル クリスタルベアラー』の音楽を担当。それぞれ、スクウェア・エニックスが誇る音楽クリエーターなのだ。

 

 いくつかの曲では、バックのスクリーンでゲームのイベントシーンを流すという、ゲーム音楽ならではの演出。これ自体は珍しい演出ではないが、『ファイナルファンタジーXI』という5年も継続したMMORPGの場合、そのサービス期間の長さが、個々のプレイヤーの思い出の重みにつながっている。曲のバックにチョコボやイベントバトルのシーンが流れるのを観ると、「あのとき、こんなことがあったなあ」と感慨深くなったプレイヤーも多かったはずだ。


 注目なのは、4曲目の曲目不明の曲。これは、『アルタナの神兵』のフィールドの曲として使われる曲で、谷岡氏のピアノソロで演奏された。どちらかというと静かで、しっとりとした感じの曲。演奏する谷岡氏の背後には、壁に水色の照明が当てられ、流れる水を彷彿とさせるスモークが使われていた。
 

▲3曲目から5曲目までは、すべて谷岡氏のピアノソロ。いずれもたいへん難しそうな曲だが、谷岡氏は譜面をほとんど見ないで演奏していた。プロにこんな事を言っては失礼かもしれないが、よく間違えないで弾けるなあ、と感心しさせられた。ちなみに、これが問題の4曲目の様子。これが『アルタナの神兵』のヒントに!?

 

 このイベントの開催に合わせて『アルタナの神兵』の公式サイトが更新。新モンスターの情報が掲載されている。『FFXI』プレイヤーは必見だ。
 


 なお、イベントも模様は後日、さらに情報を追加する予定。乞うご期待!

 

※『ファイナルファンタジーXI』の公式サイトはこちら

 

 

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