現在位置:asahi.com>教育>子育て>育児ファイル> 記事 保育園を選ぶ:3 困っている度合いで審査 普光院亜紀2007年11月04日 そろそろ認可保育園の4月入園の受け付けが始まる自治体も多いでしょう。 認可保育園は児童福祉施設であるため、入園できるのは、保護者が「日中子どもを保育できない」場合です。共働き(保護者の就労)という理由で入園する家庭が多数ですが、保護者の通学、就職活動、病気、出産、障害、介護などの理由でも入園可能です。 希望の保育園に空きがある場合は、必要書類を提出し要件が認められれば、入園できます。ところが、希望者が多く、定員を上回るような場合は、「選考」が行われます。「選考」では、保護者や世帯の状況が審査され、「困っている度合い」が大きいほど、優先順位が高くなります。 この優先順位の基準は、市町村ごとに決められていて、入園案内や自治体のホームページなどに「実施基準表」「選考指数」などの名称で公開されていることもあります。就労の場合は勤務時間が長いほど有利(両親のうち勤務時間が短いほうで審査)で、ひとり親家庭は優先される点は、どこの自治体でも共通しています。 これから就職する場合は「求職中」という理由で申請します。指数が低いため選考になってしまうと不利ですが、内定がとれれば指数を上げられます。 選考では、指数をもとに客観的に審査することになっていますが、最終的には指数ではかりきれない事情も配慮して総合的に判断しますので、まず窓口で相談してみてください。 (「保育園を考える親の会」代表) 育児ファイル バックナンバー
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