現在位置:asahi.com>教育>子育て>育児ファイル> 記事 保育園を選ぶ:1 増える選択肢 普光院亜紀2007年10月21日 保育園は、親が働いている間、子どもが一日を過ごす場所。成長著しく、「人格形成期」とも言われる乳幼児期ですから、その環境は慎重に選ぶ必要があります。 まず、保育園には、どんなものがあるか知っておきましょう。市町村の窓口で入園手続きをするのは、公立・私立の認可保育園(所)です。国の定めた基準を満たし、公費を受けて運営されています。認可保育園ではない保育施設を、認可外(無認可)保育園と呼びます。認可外の中には、自治体が補助金を出している園、完全に民間経営の園、事業主が従業員のために設けている園(院内保育所、企業内保育所)などがあります。 このほか、個別保育があります。東京都の家庭福祉員のような、自治体が設けている保育ママもそのひとつ。3歳未満の子どもを個人の家庭で預かっています。一方、ファミリーサポートセンターやベビーシッターは、どちらかというと、時間単位で短時間もしくは一時的な保育を提供しています。 これらに加えて、近年は、幼稚園が正規の保育の終了後に「預かり保育」を実施したり、昨年から「認定こども園」(就労家庭の子どもと専業主婦家庭の子どもを一緒に預かる)制度が始まったりして、保育の選択肢は多様になってきました。それぞれ、どんなしくみで、どんな保育を行っているのか、連載で解説していきましょう。 ◇ ふこういん・あき 働く親のネットワーク「保育園を考える親の会」代表。著書に「共働き子育て入門」(集英社新書)。 育児ファイル バックナンバー
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