 |

ご相談ありがとうございました!
「優しく、喧嘩もせず仲も悪くない」。でも、「会話がほとんどない」。実際にアメリカのある社会心理学者は、「会話」を、女性は『共に話し合い、問題を解決するための手段』、男性は『闘争の一形態』であると言いました。
これは原始時代のなごりで、男性は常に外で獲物たちや他部族たちと戦っていたのに対し、女性は集落の中で長い時間他の女性たちと生活していたからです。
さらに、男性は右脳と左脳をつなぐ脳梁が細くなっています。そのため女性に較べていろんなことを並行して考えることが苦手なのです。
また、男性はプライドの生き物ですので、女性の言葉ひとつひとつを意味のあるものとしてとらえてしまうのですね。
女性は話を聞いてもらいたいだけなのに、男性はいちいち回答を考えたり、相手の役にたたなければ、と思ってしまいがちなのです。
その結果、何か言われるのがわずらわしくて自分からはあまり話をしない。女性の何気ない言葉に対しても、つい口を開くのが重くなってしまう。
…ということになってしまうのですね。
では、どうすればいいのでしょうか?
あなたが、だんなさまとの何気ない会話を普段からしたいと思うなら、まず、会話のなかでだんなさまの気持ちを優しく包みこんであげること。
その上で、
「私が話していることは、あなたに何か解決を求めたり、
いいアドバイスをしてほしいと思っているんじゃないよ」
とハッキリと伝えてあげてください。
またどんなにちょっとしたことでも、言葉に出してだんなさまを誉めてあげることも有効。
「こいつと話すと、誉められて気持ちがいい」という条件反射の回路ができれば、むしろだんなさまから、すすんで会話をしてくるようになるかもしれません。
さらに、話の内容を、事実・感情・質問=1:1:1のバランスにしてみることも大切。
たとえば、
「今日電車のなかでお化粧している高校生がいてね。私は鏡をのぞくくらいならいいかなあ、と思うけど、マスカラはねえ…。あなたはどう思う?」
このように言えば、相手は「あ、自分の考えを求められているんだな」と素直に思うことができ、返答しやすくなるでしょう。
このことを意識するだけで、会話は少しずつハリが出てくるものです。
<まとめ>
男性は会話をするのが女性よりも苦手! そのために、事実・感情・質問=1:1:1で、相手が簡単に返答しやすいような言い方を心がけること!そして相手が何を言ったとしても、「私も!」というように同意して、包み込んであげること。
どうかそのことだけでも、気をつけてみてくださいね。あなたの幸せを心より願っております。
|
|
 |