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突撃・妊娠事情 夜の夫婦生活 /山口

 ◇「お休み中」にも新発見

 出産準備で妻が実家に里帰りした。10カ月の妊娠生活を振り返ってみると、我が家の場合、妻が妊娠してからずっと「夜のスキンシップ」は「お休み中」だった。

 ベネッセコーポレーションが06年秋、400組のカップルに聞いたアンケート調査では、妊娠してから出産まで「まったくなし」の夫婦は半数を超える51%。理由としては「胎児への影響」を心配するケースが多い。

 産婦人科や保健センターに聞くと、妊娠中のセックスについての相談は結構多い。医学的には、妊娠4、5カ月の安定期で妊娠経過が順調であれば「やさしいセックス」に問題はないという。「ママが心地よいことはおなかの赤ちゃんにもよい」とスキンシップを勧める保健師もいる。

 ともあれ、8カ月を過ぎると、赤ちゃんの胎動が外からでも分かるようになる。妻のおなかがポコポコと波打つのだ。耳や手を当てて声をかけると、また動く。妻のおなかと赤ちゃんと3人一緒にスキンシップ。妊娠中の新発見である。これもまた、心温まるひとときなのだ。【安部拓輝】<イラスト・岩田純さん>

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 ■ズバリ解説!

 ◇ふれあいの形、開拓を

 光市の産婦人科、梅田馨医師 夫婦のスキンシップは毎晩の「ご飯」のようなもの。自然でありたいですが、パパからすれば「触らぬ神にたたりなし」になりがちですね。ただ、ママの方も、妊娠中は何かと肩身の狭いパパの気持ちをちょっとだけくみ取ってあげられると、その効果は絶大かもしれませんよ。

 一方で、妊娠中は夫婦のふれあいの幅を広げるチャンス。背中の流し合いや肩もみ、足マッサージなどスキンシップの形はさまざまです。

〔山口東版〕

毎日新聞 2007年11月3日

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