2007.10.31
『SP(エスピー)』 |
2007年11月3日(土)夜11時10分スタート |

〜その任務は“護る”こと… 時には自分の命を犠牲にしても、要人を護り抜く警護のプロ〜
岡田准一が2年ぶりに連ドラへ戻ってくる…
フジテレビ連ドラ初主演となる作品は
直木賞作家・金城一紀(ドラマ初)の書き下ろし『SP(エスピー)』!
共演に堤真一、真木よう子を迎え、
ドラマ演出6年ぶりとなる本広克行が総監督として贈る、
土曜23時10分“ドラマ挑戦枠”。
【「SP」=Security Police(要人警護官)】
1975年にアメリカのシークレット・サービスを手本に創設された。
特殊な訓練を受け、その中からさらに優秀な者だけが選抜された、警護のみを担当する専従警察官である。
国政に関わる国内外のVIPの盾となり時には自分の命を犠牲にしても必ず護り抜く“動く壁”なのである。
エレベーターを降りるところから中継され、6人の本物のSPに警護されて登場した出演者たち。 警護対象者1人を2人で警護するという基本体系を実際に行いながらの会見となりました。
▽井上 薫(25) … 岡田准一
素晴らしい監督とスタッフとキャストのみなさんと仕事が出来ていることが、本当に幸せです。 金城さんとは昔から知り合いで、アクションをやろう、出来れば目標はスタンダードとなるようなものを作りたいと話をしていました。それがやっと実現できた作品なので、僕にとってこの作品は本当に大切な宝物で、この作品にかけています。これが受け入れてもらえなかったら、ちょっと旅に出ようかなと思うくらい、本当にこの作品にかけています。 視聴率とか2年前まで全然関係ねぇよと強がって言っていましたが、スタンダードを作りたいということで、いろんな方に受け入れてもらいたいなという思いが強いので、視聴率が欲しいです!(笑)かっこわるいですけど、本当に思っています。それくらい意気込んでやっています。
▽尾形総一郎(38) … 堤 真一
僕は岡田くんとちょっと違いまして、フジテレビの深夜枠23時で金城くんが初めて連続ドラマを書くということで、大したものは書けないだろうと、もっとぬるいものだろうと思っていました。それが随分かっこいいすごい作品になって、しかもこんなにいっぱい(記者が集まって)、深夜枠だから10人くらいだろうと…。こんなに華々しい状態だと思っていなかったので、びっくらこいてます! 明日から頑張ります!!(笑)
▽笹本絵里(26) … 真木よう子
本広総監督、金城一紀さん、岡田さん、堤さん…こんなに素晴らしい才能と意思が一傑した作品が素晴らしいものだと、きっとみなさん目の当たりにすると思います。土曜の23時10分に家に帰ってテレビを見て、何か面白いものないかなぁとチャンネルをカチカチ変えていたら、きっと8チャンネルで止まると思います。以上です(笑)
▽原案・脚本:金城一紀
ドラマ初挑戦ですが、スタッフ・キャストをご覧になっていただければわかると思いますが、何も心配なく、助けて頂きながら書いています。とても素晴らしいものになっていますし、これからももっと面白くなっていくと思いますので、よろしくお願いします。
▽総監督:本広克行
連続ドラマの場合、3人くらいで監督を回したりするのですが、これを全部1人でトータルバランスを見て、全部を面白い回に作っていこうということで、“総監督”という名をつけてもらいました。
久しぶりのドラマで、6年ぶりになります。最初に頂いた脚本は、映画みたいにすごく素敵な脚本で、濃密な会話でどうしようかと思うくらいでした。それで吹っ切れて、映画みたいにしてしまおうと思い、ちょっとお金が掛かってますが頑張って作っております。
▽プロデューサー:高井一郎
今年の4月に始まった土曜ドラマは、「ライアーゲーム」、「ライフ」とそれぞれ若いプロデューサーが若いキャストと組んで、すごくチャレンジングな作品を紹介してきました。ドラマの挑戦枠と言われています。今回、僕がこのメンバーを引っさげていくということで、大丈夫か?と心配の声がいろんなところから聞こえてきましたが、今までのドラマ挑戦枠という名に恥じない、それ以上のものに仕上がっていると思います。年をまたいで1月までの変則1クールですが、最終回までよろしくお願いします。
Q.派手なアクションシーンが満載ですが、撮影中の苦労やエピソードは?
岡田:
1話の最初が一番時間が掛かったところで、最初だということといろんな状況が重なって、あのシーンは3日間掛かりました。新しいことをやろうとみんなと話しながら進めていて、アクションに関しても日本のアクションの距離というか、そういうものを崩して新しいアクションを作ろうと臨んでいるので、その作業は大変で時間も掛かりました。
Q.ハードな撮影を乗り切るために心がけていることは?
本広:
なるべくよく寝て撮影現場に行くことを心がけています。
(朝まで掛かることはないですか?)
本広:
ほとんど朝までですね(笑)。なので、昼間よく寝てまた夜頑張ってます。先ほども3日間という話がありましたが、夜だけ3日間ずーっと毎日やってました。
真木:
心がけるというよりは、笹本(自分の役)に支えてもらっているというような…。すごく正義感が強くてまっすぐな子なので、自分もそうでありたいなと思います。
岡田:金城さんの本が好きな1人として、この作品が面白くなると信じていることと、監督を始めとするスタッフのみなさんのドラマにはなかなかないこだわり抜いた気持ちを感じていると燃えますね。
堤 :体力的には今のところそんなにアクションシーンはないので、基本は現場が明るく楽しいほうがいいと思うので、なるべく喋るようにしています。
(バックステージでも金城さんへのツッコミが激しいようですが?)
堤 :
そうですね。緊張してるので面白いんです(笑)
金城:僕は本を書いているのですが…。何度か辛くて失踪しそうになったので、失踪しないように頑張ってます!
Q.実際にSPの方々に警護されて登場しましたが、警護された感想は?
堤 :
僕を警護する意味がわからないんですが…(笑) 本物の方は気の張り方が随分違うのでこれからもいい参考にしていきたいです。でも、あんな護られる生活はイヤです。
(SPってこういう仕事なのかとハッと思ったことはありましたか?)
堤 :ドラマの中でも言っているのですが、ドラマでは犯人を捕まえたりしますが、基本は盾になるだけなので、それはびっくりしましたね。拳銃も携帯してるけども発砲しないのが基本らしくて、発砲されて盾になる、ナイフ出されたら警護しているVIPを守るためだけに存在しているというのを初めて知ったのでびっくりしましたね。
(そこが今までにない面白みということですか?)
本広:
犠牲の精神というか、“動く壁”と言われているというのが、本当にびっくりする話ですよね。日本ならまだしも、海外のSPさんたちは本当に撃たれたりしているので、調べれば調べるほどびっくりすることが出てきます。
岡田:
僕も護られることがないのですごく緊張しました。SP役として勉強になりました。受動的な動きで、アクションとか自分から攻撃を仕掛けないとか、そいうことを意識しています。思いっきりディフェンスの人たちなので、そういう心理的なことも面白いなと思います。
真木:
ドアから入るときに遅れちゃって、そのときにきちんと誘導してくれたその勇敢な姿が、すごいですね〜。SPの方々は。
Q.(岡田さん・堤さん)映画でも共演されていますが、改めて共演しての印象は?
堤 :
前回も岡田くんは非常にかっこいい格闘技のセンスが抜群の役で今回もそうなのですが、僕はただのダメなおじさんから今回は上司で、ある程度アクションもできる感じなのでちょっと困っています。相変わらず岡田くんは何をしてもかっこいいなと思います!
岡田:
(堤さんのコメントに)嬉しいです。 堤さんは共演させてもらいたい俳優さんなので、自分も共演したいと思ってもらえる俳優になりたいと思っているので、目標とする俳優さんです。ご一緒にまた出来るのは光栄に思っていますし、現場でいろいろと肌で感じて幸せを満喫しています。
(2007年10月29日 制作発表より)
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