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ページ更新時間:2007年11月05日(月) 05時31分

民主・小沢代表、辞任の意向表明

政治3699448
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 民主党の小沢代表は、福田総理から提案を受けた「大連立政権構想」が民主党内で受け入れられず、政治的混乱を招いたとして、辞任の意向を表明しました。
 「(自民党との)政策協議を始めるべきではないかと提案しましたが、残念ながら認められませんでした。それは、私が民主党代表として選任した役員の皆様から不信任を受けたに等しいと考えております」(民主党 小沢一郎 代表)

 小沢代表は、福田総理が自衛隊の海外派遣について国連決議による国連の活動に限るという「政策転換」を提示してきたことや、次の衆議院選挙での民主党の勝利は大変厳しく、政権の一翼を担うことで政策の実行や政権運営の実績を示した方が「民主党政権を実現する近道」と考え、連立政権参加の方針を示したものの、党内で受け入れられなかったとして、辞意を表明しました。

 また、党首会談で小沢代表の方から連立政権を組むことを提案したとの報道について、「まったくの事実無根」との抗議声明を発表しました。

 「(小沢代表に)不信任を申し上げたということではなく、意見の違いはあったけれども、それを乗り越えてぜひ小沢代表にやっていただきたい」(民主党 鳩山由紀夫 幹事長)

 民主党では5日午後、役員会を開いて小沢代表を慰留することにしていますが、4日夜も小沢代表を支持するグループや菅代表代行のグループが会合を開くなど、小沢代表の辞意表明を受けて民主党内も対応に苦慮しています。(05日00:37)

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