────受験──── ●受験直前の心構え(1994.1.27) 自分のためだと思うのではなく、自分を応援してくれている人のためだと思 ってやれ。(太庸吉) ●不得意科目をつぶせ! 受験はギャンブルじゃない。かなりの確率で結果を出さなければならない。 それは、いつかは直面する問題。浪人して同じことを繰り返すわけにはいか ないから。(TAISAN・1996.11.15) ●浪人の恐怖 浪人することがそんなに怖いの? 浪人を経験した人なんてたくさんいるし、 それぐらいで怖がっているようじゃ、将来大物になって直面する問題に立ち向 かっていけないよ。君、大物になりたいんでしょ? 俺は浪人確実だから、といって勉強に身が入らない人、ちゃんとやりましょ うね。間に合う可能性だって十分にあるんだから。仮に手遅れだったとしても、 その効果がちゃんと浪人を始めてから現れます。人生けっこう報われるように なってるんです。特に受験ではね。だって理不尽なことは何ひとつないでしょ? (TAISAN・1996.11.15) ●受験期の焦り 勉強が進まない? 受験本番までに終わりそうもない? それはみんなそう です。受験当日に受験勉強を完璧に仕上げて試験に臨める人なんていません。 みんな勉強の途中で受けるんです。 完全な状態で受験する日っていつ来るの? そんなこといってたらいつまで たっても受験できません。とにかくできることは勉強を完成の「方向に」向け て進めていくだけ。その途中でも十分受かるんです。そう考えれば焦らなくて すむでしょ? 受験勉強が完成することなんてないんです。誰にもできません。 (TAISAN・1996.11.15) ●ジェラシー 自分より劣ると思われる者が模試で自分よりよい成績をとったとき、自分よ り劣ると思われる者が合格して、自分が不合格になったとき、人は「何であい つが……」とばかり思って悔しがる。 しかし、こと試験に限ってはほとんど完璧に公平である。自分がダメであい つがよかったのは、単にあいつの方がよかったから。あいつは採点者にアピー ルできたから。自分にはそれができなかったから。ただそれだけのこと。あい つは関係ない。全く自分の問題だ。自分に問題があるのだ。考えなきゃいけな いのは、どうしたら採点者にアピールできるかということ。それができれば自 分にもよい結果が現れる。それは考えるまでもなく当たり前のこと。 そう考えれば気持ちが楽になってくる。採点者にアピールできるようになる ことを考えて勉強していけばいい。コンプレックスを持ちながらする受験勉強 ほど苦痛なものはない。そんなもの長くは続かない。すぐにも切れそうだ。頭 が変になる。でも、もうそんな生活とはおさらばできる。楽に楽しく受験勉強 ができるはずだ。 要するに、自分の問題だ。(TAISAN・1996.11.15) ●スランプ いまあなたがスランプに陥っているのには必ず原因がある。理由もないのに 不振だなんてことは絶対にない。少なくとも受験勉強においては。 人間の理性が働かないところでは理由もなしにスランプに陥ることは多々あ る。「俺の方が絶対にかっこよくて、踊りもできて、演技も歌もうまいのに、 何でキムタクなんだ」とわめくアイドルの卵。自分にミスはないはずなのに、 何かのはずみで病原菌が混入し、出荷もできなくなってしまったカイワレ製造 業者。震災で自分の店が倒壊し、失業を余儀なくされた自営業者。自分に何の 落ち度がなくても、スランプに陥っている人だっている。この場合は、スラン プというより不幸といわなければならないものである。 これに対し、受験勉強におけるスランプには理由がある。どんな理由? それは結果を出すための勉強をしていないから。勉強が結果に直結していな いから。ただそれだけの理由。結果を出すためにはどんな勉強をすればよいか、 結果に直結する勉強はどんなものか。それを見つけて実行できればスランプは 自ずと解消する。そう考えればスランプのことを考えてうんざりすることなん てないし、スランプと真剣に向き合えるようになるはずです。 (TAISAN・1996.11.14) ●努力するのも才能のうち 「やればできるんだよね」といってやらない人、それは別に間違っているこ とじゃない。確かにやればできるでしょう。でも、何でやらないの? ひょっ としたら、「やってない」というより、「やれない」んじゃない? 努力する人と努力してない人。これは正しくいうと、「努力できる人」と 「努力できない人」とに分けることができる。努力できること、できないこと 自体が、その人の能力であるのかもしれない。 「やればできるんだよね」と思っている人には、少なくとも現在、その能力 は備わっていないことは確実だ。だから今のままの考え方ではいつまでたって も、永久に、「できる」ようにはならない。「やれば」なんて軽く考えている 場合ではない。「やらなきゃ」という危機感を持ったときにやっと、「努力で きる」という能力が育ち始めるのだから。 (TAISAN・1996.12.5、石井裕=談) ●努力(勉強)するための秘訣 とにかく自分を枠にはめること。毎朝何時に起きて、とりあえずメシ食って、 とりあえず電車に乗って、とりあえず自習室やら図書館やらに出かけて、とり あえず席に着く。このパターンさえ確立すれば、順調に勉強できるはず。人間 はもともと弱いものだから、誰からの拘束もないとさぼってしまいがち。でも、 そこは工夫を凝らして克服していける。(TAISAN・1997.7.4) ────処世術──── ●読書の意義 読書をすれば、何回もの人生や冒険を繰り返すことができる。(小野孝史) ●模倣のススメ 人間の長所は、他人の優れた発想を多く取り入れることができる、マネする ことができる、というところにある。(霜栄・1994.3.12) だから、どんどんメモすべき。優れたアイディアをそのまま見過ごしてしま うのは自分にとって、そして人類にとって大きな損失。 ●技術と精神力 最終的には、やはり技術がある者が勝つ。精神力で勝つといっても技術の裏 付けがないとどうにもならない。(川淵三郎) それは竹ヤリではB21を撃墜できないということ。受験勉強においても、し っかりとした戦略や勉強法を確立しておかないと通用しない。 ●年賀状は面倒くさい? 年賀状を出すのが面倒くさいなんていってる人は、大変な損失を毎年毎年、 年のしょっぱなから出しているということに気付かなきゃいけない。知人や旧 友とのつながりを保つ手段としてこれほど簡単で有効なものがある? 年賀状は郵政省の唯一の功績!?(TAISAN・1997.7.4) ●人に対して自信が持てない原因 実務能力、基礎能力に自信がないと、つい弱気、卑屈になりがちである。 (国司義彦) ●パーティで、「何か」を話そうとするからだめなんだ。全身の力を抜いて、 水に浮くようにしていればいい。パーティは、「そこに来ている」ということ が大切なんだ。会話なんて、BGMさ。その証拠に、パーティ会場にいる人は 誰かと話していても、みんな、目が泳いでいるだろう。誰が来ているか、確認 しているんだ。(秋本康のエッセイ「どいつもこいつも」より) ●笑顔を作るのも重要な能力。暗い顔をしている奴には誰だって話しかけづら い。(ACのパートナー森さん) ●本屋で迷ったときに使う技 迷っているどれか1冊を手に持ち、それと1対1で比較していきます。勝ち 残り方式で最後まで残ったものを持ってレジに直行します。(出所不明) ●自分の挑戦している夢に数字をつけよう。鉄人28号だって、27号まで失敗し たのだ。 自分の挑戦しているプロジェクトに名前をつけてあげましょう。「ミラクル 23」でもいい。「サスクセス36」でもいい。「リッチマン48」でもいい。コツ は数字をつけることです。 世界最初の合成繊維であるナイロンは「ナイロン66」という名前です。66回 目の実験でようやく成功したのです。 数字をつけると、実験も失敗も楽しくなります。(中谷彰宏) ●毎日の暮らしの中で、気になることは次から次へと湧いてきます。そんなと き、あなたはどうされますか? 浮かんだ好奇心は、自分だけのもの。できることなら簡単に捨て去らず、大 切にしたいものです。もう少し詳しくなる。もう少し広く知ることにこだわる と、本は素敵な道具に変わります。思考の筋道を切り開く道具となってくれま す。(長薗安浩=「ダ・ヴィンチ」編集長) ●心理学では言葉以外のもの、服装や身振りといった要素もすべて、ある意味 での「言語」だと考えられています。ですからどんな福田も、あなたの着てい る服はあなたに関する情報を大量に流しています。 特に初対面の人の場合、その人のイメージはほとんど服で決まってしまいま す。人間はビジュアルの要素で人やものの性質を判断してしまうからです。こ の第一印象で得た情報は、あとあとにまで影響します。例えば、ある人につい てあなたが「怪しい人だ」と感じたとすると、その後で相手がまじめに話をし ても、そのイメージを覆すことは非常に難しい。後から分かるような情報も、 すべて最初の印象に合う形で解釈されてしまうからです。(中略) 服によってその人の印象が決まるということを利用して、服で自分のイメー ジを演出することもできます。(富田隆=心理学者) ●よく「私は服には無頓着だ」という方がよくいらっしゃいます。こういう方 の場合、結果的に個性的な、素敵な装いになるケースもあるのですが、ひとつ 間違えると一人よがりなものになりかねません。(中略)服というものは社会 的な要請と自分らしさとのバランスで選ぶべきものであって、「服には気を遣 いません」というのは、社会的な要請を無視して、無神経に自己主張してしま っている可能性もあるからです。 芸術家やタレントなど、社会の要請に合わせることよりも、個性を発揮する ことのほうが重視される職業の人であれば、それでも構いませんが、ビジネス マンの場合、それではちょっと困ります。社会からの要請と自分らしさとをう まく調整しながら、その場にふさわしい服を選ぶことができる人が、本当の大 人だと思います。「服には構わない」という方は、ご自分の装いが一人よがり なものになっていないか、ときどき自分でチェックするようにしてください。 (富田隆=心理学者) ●日本の政治家のファッションで印象に残る人、と聞かれてもすぐには思いつ く人がいません。それぐらい、政治家のファッションは没個性的です。政治家 になろうという人たちですから、本当は強い個性があるはずです。それなのに、 個性をわざと消しているのです。 この没個性的なファッションは、今の政治家のあり方をそのまま反映してい ます。もし政治家に「私はこの点については命がけでやります」というものが 一つでもあれば、それがメッセージとして服に表れるはずです。逆に言えば、 ファッションに個性がないということは、そういった明確な主張がないという ことなのです。 もちろん政治には妥協も必要ですから、曖昧な部分があっても構わないと思 いますが、第一目標ぐらいないと困ります。経営者も同じことです。経営方針 が明確であれば、服にもその人らしい雰囲気が出るはずです。服に表れるぐら いはっきりした主張がなければ、部下や取引先を説得することはできないと思 います。(富田隆=心理学者) ●場当たり的な行動から、時間は生まれない。自分の時間を持つには、最初か ら時間を生み出すように、計画的に行動することが大切になる。 「仕事は段取り八分で決まる」と言うように、仕事の手順を効率よく組み立 てていこう。それにはA、B、C…と異なる師と語を順番に処理するやり方で なく、似ている仕事を集めてAA'A"、BB'B"、CC'C"とまとめてこなすと仕事が 3倍速く進む。また、緊急度の高いものをaa'a"、仕事量の多いものをbb'b"と まとめて処理する方法も効果的だ。 (安田賀計=マネージ・アカデミー所長) ●仕事には「他人路線」と「自分路線」がある。他人路線は、例えば上司や社 外の人の考えで自分が動かされる仕事のことで、自分路線は自分の計画通りに 他人を動かす仕事である。 後者を多くすれば仕事が思うように片づく。つまり、社会や他人を巻き込む ように自分のペースで仕事を進める人が有能なビジネスマンといえる。自分の 時計を持ち、それを職場の標準時計にすれば、急に自分の時間が生まれてくる。 他人の時計に合わせようとしていては、いつまでも歯車がかみ合わない。リー ダーシップを発揮して周囲を自分のペースに引き込むと、不思議に仕事が面白 くなってくるものだ。 自由時間が欲しいときは、周囲の雑音をカットするとよい。(中略)思考を 集中させるには、電話で仕事が中断するオフィスは避けた方がよい。 (安田賀計=マネージ・アカデミー所長) ●私は毎日、取材や執筆以外に必ずやっていることがある。まず、30分でヘラ ルド・トリビューンとニューヨーク・タイムズ、ジャパン・タイムズ、朝日、 読売、日経の6紙を読む。すべての記事を読む必要はなく、新聞社の主観的な 記事が入った記事は捨て、重要なベタ記事を中心に目を通す。そして、1時間 半は本を読む時間に充てる。これで年間に150冊は読める。あと1時間は、BB CとCNNのヘッドライン・ニュースを見る。 こうして得られる知識の大部分は、すぐに役立つものではない。しかし、自 分の中に世界の流れを見る確固としたインフラができる。仕事を探すのに汲々 としているだけでなく、毎日、短時間でも知識をインプットしていけば1年で 驚くほどの差が付く。その差を実感できれば、一生続けられるだろう。これが 自分の血と肉になる。(落合信彦) ●電車やバスを待っている時間や、仕事が予想より早く終わってしまった場合 など、思わぬすきま時間ができる機会は誰にでもある。ところが、すきま時間 ができたから、その場で何かをしようと考えても、考えるだけで時間が終わっ てしまう。あらかじめ、「すきま時間ができたら○○をしよう」と準備をして おくことが、時間を有効に使う第一歩である。(中略) まず、自分の1日の中にどのくらいのすきま時間があるかを知ろう。1日に 使える時間が1時間なのか、3時間あるかによってできることは大きく変わっ てくる。実際には、大抵の人は1日に合計して1時間ぐらいのすきま時間があ る。 すきま時間を探し出すツールとしては、10分単位で1日の予定を書き出して、 隙間を探す「時間調査分析表」の作成を勧める。(中略) 時間調査分析表では、毎日決まって行う「定型ワーク」と、その日に限って 入った「突発的ワーク」に分けて書き込む。通勤時間など、比較的長い空き時 間に日課として実行している読書や新聞記事のチェックなどがあれば、一緒に 書き込む。1週間ぐらいの期間を分析すれば、有効に使っていないすきま時間 が合計してどのくらいあるかが浮かび上がってくるはずだ。 時間調査分析表にはもう1つ、別の効果もある。自分の仕事ぶりを時間とい う数値で分析すると、普段見えなかったことが見えてくる。例えば、長時間に 及ぶ会議や資料作りの多い実態などだ。 ●人と会うときに最低限必要なものは「マナー」です。マナーさえ備えていれ ば、どんな国のどんな地位の人に会う場合でも臆することはありません。 マナーとはこちらが一歩引くことで、相手に不快感を与えないための作法で す。私は、基本的には訪問したその国のマナーに従うようにします。それがわ からなければ欧米のマナーを使います。それもわからなければ日本のマナーで 十分。日本にだって素晴らしいマナーがあるんです。目上の人を立てるとか、 お辞儀の美しさは世界に誇れるものだと思います。 (兼高かおる=横浜人形の家館長) ●ただ単に時間を大切にするだけでなく、いかに時間を自分自身が支配するか が大切。 ほとんどの人は「時間」に支配されている。(西和彦=アスキー元社長) ●待たされたときは、時間をもらったものと思え。(西和彦=アスキー元社長) ●占いはどうしようもないときにはやらない。悪い結果が出た場合、精神的に マイナスになるだけだから。(藤島正之) ────人生哲学──── ●夢を持って生きる(1995.12.5) 「人は自分が思い描いた以上の人間になることはない」 「人は決して実現不可能なことを夢に見たりなんかしない」(伊藤真) だから、今自分が思っている理想の姿は実現できるんです。そして、不運に してたとえ実現できなかったとしても、それに近いところにまでは行けるはず なんです。だって、自分がこうなりたいって思ってもいない人が成功を収める なんてまず考えられないでしょ? ●生き方の鉄則(TAISAN・1995.12.5) 何かする前によく考えること。自分の行為が及ぼす結果を見通すこと。それ が洞察力(難しいことだけれど。でも、取り返しのつかない場合は別として、 失敗が許されるのであれば、別に失敗したって構わない)。 ●「人生は回転寿司だ!」(TAISAN・1996.2.5) チャンスはみんな平等に散りばめられている。成功する人とそうでない人の 違いは、チャンスが来たときにそれをすかさずものにできるか、あるいは目の 前にあるチャンスに気付くことなく逃してしまったか。イクラが回ってくるの を虎視眈々と狙っていなければ、目の前を通り過ぎていってしまいますよ! ●さぼり癖のクスリ(TAISAN) 人はあらゆる局面において2本の分かれ道の前に立たされている。ここでさ ぼるか、それとも頑張るかというだけでも、その時点から人生が2通りに分か れていく。これが生きているうちで無数に繰り返される結果、その人の一生は だいぶ違うものになっていくことを考えると、恐ろしくなってこないか? 人生はすべて選択と判断によって成り立っている。賢明な選択と断固たる決 断力が成功へと導く。 ●嫌われるタイプ しつこい人 くどい人、説教じみている人 陰険な人、ねたむ人 優柔不断な人、曖昧な返事をする人 自慢話ばかりする人 威張る人、手柄顔の人、恩着せがましい人 押しつけがましい人 責任転嫁をする人、言い訳ばかりする人 絶対に謝らない人、自分のミスを認めない人 セコい人、自分が払う金だけに細かい人 ウソをつく人、ごまかす人 すぐ怒る人 不潔な人 ●好かれるタイプ 笑顔の人 公正な人 話題の豊富な人 電子メールの返事をすぐにする人 ●信頼・信用(TAISAN・1998.7.6) 人が社会の中で生きていく上で最も重要なものは、やはり信頼、信用だと思 う。 ●行動(TAISAN・1998.7.6) 迷ったら行動する。行動しながら結論を出す。 ●意思決定 生きるということは、意思決定の集積である。(増田宗昭=TSUTAYA会長) ●経験 経験してみないと分からないことはたくさんある。(澤田秀雄=HIS社長) ●倉廩(そうりん=穀倉)満つれば礼節を知り、衣食足れば栄辱を知る。 (管仲) ●One eye witness is better than ten hear sayers. (Titus Maccius Plautus) 百聞は一見に如かず。 ●無欲 My riches consist not in the extent of my possessions but in the fewness of my wants.(J. Brotherton) 私の豊かさは、物が豊富だという事ではなく、欲しいものが少ないというこ とによるものだ。 ●ナポレオンの辞書 A people which is able to say everything becomes able to do everything.(Napoleon Bonaparte) ●人生最大の関心事 Love and scandal are the best sweeteners of tea.(Henry Fielding) 恋愛事とスキャンダルは、お茶入れる最高の甘味料である。 ●出逢い そして感動 人間を動かし 人間を変えて行くものは むずかしい理論や理屈じゃないんだなぁ 感動が 人間を動かし 出逢いが 人間を 変えて行くんだなぁ(相田みつを) ●しあわせは いつも じぶんのこころが きめる(相田みつを) ●自分の人生を終える時に、一つでも良いから自分自身を誉めてやりたい事が 欲しいのです。(吉田半次) ●人間というものは、ひとりひとりがそれぞれの自分の時間を持っている。そ して、この時間は、ほんとうに自分のものであるあいだだけ、生きた時間でい られるのだよ。(ミヒャエル・エンデ『モモ』より) ●ウソでもいいから、良いことを考えなさい。(中村天風) ●人生は、戦いだ。そのことを理解しなければならない。 (TAISAN・1998.8.20) ●分別がある者は、自分を世界に合わせようとする。 分別がない者は、世界を自分に合わせようと躍起になっている。 ゆえに、分別がない者がいなければ、進歩はありえない。 (ジョージ・バーナード・ショウ) ●料理がうまくなるために大事なのが、まず、料理がうまい店を探す「好奇心」。 そして、その料理がどう作られているか探る「分析力」。自分で作ってみる 「行動力」。さらにそれに自分ならではの味を加える「独創性」。納得いくま で何度も作る「持続力」。(『アエラ』1998.4.6) ●話のうまい人は、話で人を楽しませる。料理のうまい人は、料理で人を楽し ませる。(福井直樹=リクルート) ●金持ちみんな幸福か。(中村天風) ●この世の中、消極的な暗示で充満している。(中村天風) ●理想的な人生とは、強く、永く、広く、深く生きることである。(中村天風) ●理屈ばかりべらべら言うやつが、案外人生をのたうちまわっている。 (中村天風) ●ちょっとでもチャンスをつかんだと思ったら、少々無理をしても思い切って いくことだ。そうしないと、チャンスはものにできない。「完璧なチャンス」 なんてないんだから。(輪島功一) ●あなた方、生きているのが何か当然のように思っていないか。(中村天風) ●寝際に、「ああ今日は楽しかった。」というのと、「つまらない一日だった」 というのでは、どっちが生きがいがあるか。(中村天風) ●「暑いなあ、やりきれないな」ではなく「暑いなあ、よけい元気がでるな」 と言いなさい。(中村天風) ●今日一日 怒らず 怖れず 悲しまず 正直 親切 愉快に 力と 勇気と 信念とをもって 自己の人生に対する責務を果たし 恒に平和と愛とを失わざる 立派な人間として生きることを 厳かに誓います。(中村天風) ●一分間さえ休む暇のないときほど私にとって幸せなことはない。 (ファーブル) ●うれしい、楽しい、ありがたい、という言葉を言った時にはなんともいえな い快さを感じる。(中村天風) ●人生は、心ひとつの置き所。人間の心で行う思い方、考え方が人生の一切を 良くも、悪くもする。(中村天風) ●目にふれるすべての物は一切合財すべて人間の心のなかの思考から生み出さ れる。(中村天風) ●試みのないところに成功のあったためしは決してない。事実が分かっていな くとも前進することだ。(ネルソン提督) ●明日死ぬとしても、今日から幸福になって遅くはない。(中村天風) ●やるからには、負けられない。(TAISAN・1998.12.19) ●小さいことにくよくよするな。しょせん全ては小さいことだ。 (リチャード・カールソン) ●人の間違いを指摘し、ああすべきだったとか、こうすればもっとよくなると 助言する機会はたくさんある。それは、つまり人の気分を悪くさせる機会、そ れによって自分の気分も悪くなる絶好のチャンスである。 こんど誰かをただす機会があったときは、その誘惑と戦うことだ。自分の正 しさを主張する誘惑を退けて思いやりを選べば、穏やかで平和な感情に満たさ れるのに気づくだろう。穏やかで落ち着いた人になるためには、ほとんどの場 合、正しさより思いやりを優先しなければならない。この練習を始めるチャン スは、次に誰かと話すときだ。(リチャード・カールソン) ●私たちの多くはさまざまなことを心配しながら生きるというノイローゼの術 を身につけている。今この瞬間より過去の問題や将来の不安を優先させたあげ く、不安や欲求不満や失望にとりつかれてしまう。その反動として「いつかき っと」今よりもっとよくなると信じて感謝や幸せを先送りにしてしまうのだ。 (中略) マーク・トウェインは言った。「私は人生の苦難を味わってきたが、実際に 起きたのはほんの少しだった」と。いまこの瞬間を意識すること、その努力が 生き方を左右する。(リチャード・カールソン) ●本当の自分を出したいから、半分の人に好かれれば十分。(田丸美寿々) ●今の時代、何をやっても辛いんですよ。何をしても、必ず痛みは付随するん です。ならば、どの痛みならば自分は耐えられるか、明日に繋がる痛みなのか どうかを選ぶべき時なんです。恥をかくという痛み、損失を続ける痛み、生み の苦しみ、冗談のような旧慣行を尊重し続ける痛み、倒産してしまう痛み…… その中から「自分は何に耐えようか」と選ぶべきなのです。 (スティーブ・スタントン=マイケル・ハマー・コンサルタント) ●言葉というものは2つの意味を持つときがある。危機は「危ない状況」とい う意味だけでなく「チャンス」という意味も持つ。 (スティーブ・スタントン=マイケル・ハマー・コンサルタント) ●ツキを呼ぶ実力というのは大事だ。(堺屋太一) ●もし、今年駄目だと思う奴がいたら、そういう選手はグラウンドに来なくて いい。3年続けて日本一になったプライドにかけても、やるだけのことはやろ うじゃないか。消化したゲームより、残りゲームの方が遙かに多いんだから。 (森祗晶) ●自分で道を切り開く 時として、不運と思われるような出来事が、結果的には幸運であったという ことがあります。 私が京都の小さな企業に就職した時の状況は、大変ひどいものでした。給料 は遅配され、ボーナスは出ず、この会社での将来に希望を失いかけていました。 私は会社を辞めようと真剣に考えました。しかし、兄は私を叱りつけ新しい 就職口が簡単に見つかるはずはなく、家族は私の仕送りを必要としていること などを諭し、思いとどまらせてくれました。私には選択の余地はありませんで した。会社に留まるほかなく、私は、自分でコントロール可能なもの、すなわ ち自分自身を変えることにしたのです。仕事に対する態度を改め、仕事に喜び を見出すように努力することにより、この悲惨な状況から抜け出そうと決心し たのです。 そして、研究に没頭し始めると、すばらしい結果が出てくるようになったの です。会社には際立って優秀な人材はいませんでしたので、私は目立つように なりました。上司から褒められ、より一層がんばって働くようになりました。 そしてその努力が経営陣からも認められるようになったのです。それ以後、私 の人生は大きく開かれていきました。 もしも最初からもっと良い仕事や環境に恵まれていたなら、今日の私はなか ったでしょう。 自分の置かれている状況に不平不満の声をあげるばかりで、その可能性に対 して心を閉じていると、人生の本当の恵みを見極めることはできないのです。 (稲盛和夫=京セラ創業者) ●体験して はじめて 身につくんだなあ(相田みつを) ●いまから ここから(相田みつを) ●つまづいたって いいじゃないか 人間だもの(相田みつを) ●なるべくなら うその ないほうがいい(相田みつを) ●私は、剣道の上達のために非常に現実的な目標を置いた。自分より一枚だけ 腕の上のものと稽古をするということだ。二枚、三枚上手の者はあえて目標に しなかった。究極な目標は大先生になることだが、それを達成するには目前の 敵を倒しつづけること。これが必要だ。(佐々木陽信=実業家) ●みんなに支えられていると感じる時 人は一番強くなる(つかさ) ●人生の一部分を手に入った入らないで悩んだりしてないか。(中村天風) ●人は誰もが自分の感情を取り除くことなど絶対にできないし、またそうする 必要もない。 ただ、感情と行動の間に生じる自動的なつながりを断ち切るだけでいい。 遠慮する必要はない。堂々と「怒り」「失望」「恐怖」を感じるがいい。 そうしたいのなら、交渉相手に激しい攻撃を加えている自分をイメージして もかまわない。 ただし、そういった自然の感情や衝動を行動と結び付けてはならない。 衝動は胸の中に保留させ、行動は、凍結させよ。おそらくそれは気の遠くな るような長い時間にも感じられることだろう。 だが現実には、わずか数秒間で終わらせることができるのだ。 (ウィリアム・ユーリー=ハーバード大学教授) ●Greatness does not approach him who is forever looking down. (Hitopadesa) 他人を常にさげすむ人は偉大になることはできない。 ●One rose says more than the dozen.(Wendy Craig) 1輪のバラは10本のバラよりも多くを語る。 ●Every day is a gift- even if it sucks.(Sherry Hochman) 毎日は、たとえそれが最悪の日でも、贈り物だ。 ●Beauty and grace command the world.(Park Benjamin) 美貌と魅力は世界を支配する。 ●Genius is one percent inspiration and ninety-nine percent perspiration. (Thomas A. Edison) ●Men of lofty genius when they are doing the least work are most active. (Leonardo Da Vinci) 非常に能力の高い人は、最小限の仕事をしているときに最高の仕事ができる。 ●Genius makes its observations in short-hand; talent writes them out at length. (Christian Nevell Bovee) 天才はアイデアを簡単にまとめる。そして才能はそのアイデアをより深いも のにする。 ●One is not born a genius, one becomes a genius.(Simone de Beauvoir) 人は天才になるもので、生まれる前から天才ではない。 ●The only cure for grief is action.(George Henry Lewis) 悲しみを癒すには、行動することしかない。 ●True genius sees with the eyes of a child and thinks with the brain of a genius.(Puzant Kevork Thomajan) 本当の天才とは、子供の様に純粋な目で物事を見て、天才の頭を持って考え られる人のことである。 ●お父さんの会社がつぶれたといったって、お父さんがつぶしたわけじゃない んだから、お父さんは何も悪くないんですよ。たまたま運が悪かっただけで、 元気がなくなる必要はない。会社がつぶれたら「いままで養ってもらったんだ から、これからは私たちがやってあげるよ」って、お母さんがパートに行けば いいし、子供だってアルバイトをすればいいんです。 お父さんだって、職を選ばないで、働けるところで働けばいい。そうすれば、 会社がつぶれたことで、かえって家族が心を合わせることができると思います よ。 お父さんが失業したら離婚しちゃうなんて話もあるようですけど、会社がつ ぶれた途端に、離婚しちゃうようなのは、本当の愛情がないんでしょうね。本 当の愛情があれば「お父ちゃん可哀想に」と思うはずなのに「困るわ」になる。 相手の身になって「お父ちゃん可哀想。一生懸命働いたのにねえ」って慰めて あげるべきじゃないですか。 男も会社がつぶれたぐらいでクヨクヨしていてはダメ。どんな時代が来て、 どんな社会になっても、家族ぐらい養える力がないと男とはいえないわね。職 業を選ばなければ、なんだってできるんですから。いままでのようにホワイト カラーでいようとするから仕事がないんですよ。そんなプライドを捨てれば働 くところはいくらでもあるんですよ。(瀬戸内寂聴) ●人のことにも、自分の明日のことにも想像力が及ばない、そんな大人たちが 動かしている世の中ですから、子供たちの間でイジメが起こるんです。イジメ るっていうことは、相手に精神的、肉体的に危害を加えるということですから ね。自分がそうされたら痛いことを人にしちゃいけないということを想像力の ない親が教えられないからです。(中略) 「見つからなければいい」という風潮が、日本中に蔓延していますよ。これ は、日本人に宗教がないからです。 宗教といったって、別に仏教を信仰しろということではありませんよ。老子 の言葉に「天網恢々疎にして漏らさず」というものがあります。天の法の網は 大きくて目があらいようだが、悪人は漏らさずこれを捕縛する。つまり、天道 は厳正で悪事には遅かれ早かれ、必ず悪い報いがあるという意味ですね。人間 の目では見えなくても、天は見ているっていう考え。言葉をかえれば、神は見 ている、仏は見ているということです。つまり、私が宗教というのは、人間以 外の超越的な存在を畏れる心を持つということです。 昔は「人の道」っていうことをいいましたよ。見つからなければ何をしても いいということは、人の道に外れる。そんなことをすれば、必ず報いがあると 思っていたんです。(中略) 想像力というのは、見えない存在への畏敬の念といってもいいかもしれない けれど、いまはそれがない。(瀬戸内寂聴) ●仏教には「無常」という言葉があります。目に見えるもの、形のあるものは いつか壊れる。形あるものは滅びる。いい状態も続かない。だけど、悪い状態 も続かないのよ。一年中雨が降り通すなんてことは絶対あり得ないでしょう? どん底まで落ちれば上がるしかないでしょう。(瀬戸内寂聴) ●It is normal to give away a little of one's life in order not to lose it all.(Albert Camus) 人生の全てを失わないようにするために自分の生命の一部を分け与えること は、おかしなことではない。 ●相手の価値観を変えることなんてまずできないと思った方がよい。それより も、なぜ相手が今の価値観を持っているのかを考えるべき(価値観の尊重)。 (森田啓介=アンダーセンコンサルティング・パートナー) ●迷ったら、やってみることだ。(TAISAN・1998.12.29) ●男がズボンを履いてできる最高の楽しみは、スポーツカーのドライビングで ある。(ユハ・カンクネン) ●この世に生まれてきた以上、どんな賢人や、お金持ちになっても、悩みを持 たない人っていないんじゃないの。その意味では神様は公平だ。(KONISHIKI) ●人が小さな壁、大きな壁にぶちあたって、進路を決められないでいるとき、 座右の銘があると気分を楽にしてくれるよね。(KONISHIKI) ●ひとの世の 幸不幸は 人と人とが 逢うことから はじまる よき 出逢いを(相田みつを) ●言葉で行動を律せよ。ホラの効用も誓いの効用となる。(マツモトキヨシ) ●最初に枠をつくれ。そして枠を埋める努力をせよ。(マツモトキヨシ) ●誰でもアイデアはある。それを実行するかしないかだけだ。 (マツモトキヨシ) ●You have to sow before you can reap. You have to give before you can get.(Robert Collier) 収穫をする前に種まきをするように、何かを得ようとする前にまず与えるこ とから始めなければならない。 ●To give is to receive.(Gerald G. Jampolsky) 与えることは受け取ることである。 ●Seek joy in what you give not in what you get.(Source Unknown) 貰うことではなく、与えることに楽しさを見出そう。 ●いいことは おかげさま わるいことは 身から出たさび(相田みつを) ●なやみは つきないな 生きているんだもの(相田みつを) ●恋愛はいつも俺に多くのことを教えてくれる。(三谷幸喜) ●離婚の原因 妻や夫が、互いの気持ちを率直に伝えられないことに、離婚の危機がある。 夫婦を結びつけていた性愛は、時間とともに枯れていく。それを当たり前だ と思い、相手への不信感の芽生えを「自分が我慢すればいい」と思ってしまう ことが、間違いの始まりだ。きちんと言葉を交わして、二人で問題に対処する ことが大切だ。(アエラ1998.8.31) ●40歳を過ぎた人間は、自分の顔に責任を持たねばならない。 (エイブラハム・リンカーン) ●人生を楽しむべき時は今現在だ。 明日や、来年や、まして死後の来世において人生を楽しむことはできない。 一段と実りのある来年の生活に備えるための最上の時は、充実した、完全に 調和のとれた、楽しい今年の生活なのだ。 豊かな未来をつくるという信念は、豊かな現在をつくるという信念を持たな い限り、大して価値がない。 今日こそ、常にわれわれの最上の日であるべきだ。(トーマス・ドライアー) ●Review your goals twice every day in order to be focused on achieving them.(Les Brown) 自分の目指すゴールに到達するためには、毎日2回はそのゴールを確認すべ きだ。 ●Concentrate on finding your goal, then concentrate on reaching it. (Michael Friedsam) 自分の目標を見つけることに集中してから、その目標に到達することに専念 すべきである。 ●Goals are dreams with deadlines.(Diana Scharf Hunt) 目標とは、期限付きの夢である。 ●Set your goals high and don't stop until you get there.(Bo Jackson) 目標を高く決め、それに向かって一歩も立ち止まってはならない。 ●勝負どころでやったことのないことをやろうとしたら必ず失敗する。どんな 大事な場面でも、自分らしい普段着のゴルフを貫き通すこと。(尾崎将司) ●Good and bad men are less than they seem.(Samuel Taylor Coleridge) 良い人も悪い人も、見かけほどではない。 ●パレートの法則」「最小努力の法則」「80対20の法則」 (リチャード・コッチ=Richard Koch) ○努力の平均水準を上げるのではなく、努力を一点に集中する。 ○決められたコースを走るのではなく、近道を探す。 ○最小限の努力で、人生の支配権を握る。 ○網を広げるのではなく、網を狭める。 ○多くの分野で平均点をとるのではなく、ひとつの分野で突出した成績を上 げる。 ○日常生活で、できる限りアウトソーシング(業務の委託・外注)を進める。 家庭仕事でも、自動車の修理でも自分でやらずにできるだけ専門家に任せ る。 ○よくよく考えて、仕事と会社を選ぶ。できれば人に雇われるより、他人を 雇ったほうがいい。 ○一番得意とすること、いちばん楽しいと思うことだけをやる。 ○水面下に隠れている皮肉な現象や不思議な出来事を探す。 ○重要な分野では全て、20%の努力が結果の80%につながるようにする。 ○手当たり次第にチャンスに飛びつくのではなく、気をしずめ、仕事量を減 らし、ゴールへの最短距離に照準を当てる。 ○油が乗り切った時期に訪れる「幸福の連続」を大切にし、それを元手に将 来の成功を確保する。 ●節約生活のススメ(山崎えり子) @ケチは、倹約にはならない。 Aものをムダにする人は、お金も無駄にする。 B人をあてにしていては、お金は貯まらない。 Cお金を貯めたいなら、人がこうだから…というあいまいな考え方は持たな い。 D本当に欲しいものを手にすれば、欲しいものはなくなる。 E欲しいものより、必要なものを買うことが大切。 F究極の収納法は、ものをもたないこと。 ●Remember that not to be happy is not to be grateful. (Elizabeth Carter) たとえ不幸でも感謝の気持ちは忘れちゃいけない。 ●We find comfort among those who agree with us - growth among those who don't.(Frank A. Clark) 我々は自分に賛同してくれる人といると気分がいいが、自分に賛同しない人 といると成長する。 ●The greatest people will be those who possess the best capacities, cultivated with the best habits.(James Harris) 偉大な人とは、大きな人間的許容範囲を持ち、良い習慣を身につけた人のこ とである。 ●打席では、どんな状況に置かれても、自分ができることに集中する。打てる、 打てないは結果に過ぎないと思うことだ。打つ前から、そんなことを考えるべ きじゃない。最善を尽くすだけだ。(サミー・ソーサ) ●楽な道と険しい道があれば、険しい道を選ぶようにしていました。若い人た ちも辞めるときに満足できるよう自分に負けず毎日、頑張ってほしい。 (沢松奈央子) ●人が内面から涌き出てくる心の叫びを本当に感じるときもはや消極的でおど おどとした行動などしていられないものです。(ヘレン・ケラー) ●傍観者ではダメである。どんな仕事でも、当事者になることが肝心である。 (藤田田=日本マクドナルド会長) ●人の言葉には素直に耳を傾けましょう。たったひとつの言葉を除いては。そ れは「オマエは、ダメダ」という言葉です。(中谷彰宏) ●運は努力する者に開けることはあっても、じっとしていては巡ってこないこ とを認識する必要もあります。(後藤田正晴) ●「あきらめる」ことの難しさ 何かを「あきらめる」姿勢と「あきらめない」態度とを比べると、どうも 「あきらめる」側の旗色が悪い。 「あきらめる」という行為は能動的であるはずなのにどこか消極的な印象を 与え、反対に「あきらめない」という態度は、否定形であるにもかかわらず積 極的な色合いを帯びている。お前はすぐ「あきらめる」からダメだ、とか、 「あきらめず」に最後までガンバレ、などとよくいわれる。そこからもわかる ように、一般に「あきらめる」のは好ましいことではなく、「あきらめない」 粘りこそ褒むべきである、とする風潮が強い。 そのあたりに、しかし疑問を覚える。「あきらめる」ことの潔さや切実さや 努力が無視され、「あきらめない」未練ばかりが称揚され過ぎてはいないだろ うか。考えてみれば、我々が生きているという事実の底には、生の事実がある と同時に、いつかは必ずそれが絶たれてしまう、との「あきらめ」が横たわっ ている。「あきらめ」を前提にしてこそ生は成立する。徒やおろそかに「あき らめる」ことを軽んじてはなるまい。 生と死のごとく人間の意志の及び難い範囲の問題には、「あきらめる」か否 かの選択は登場しない、と反論されるかもしれない。それなら、問われるべき はまず選択以前に抱く意志の強度や質、希望や願望の密度であるだろう。 多くの場合、すぐ「あきらめる」のはその初発の意志や願望があまりにも脆 弱であるからだ。「あきらめる」にも値しない程度のお粗末な意志や希望をも ってことに当たるからすぐ「あきらめ」られる。 本当に「あきらめる」のは、「あきらめない」ことより遙かに難しい。 (出所不明) ●今に生きる(佐藤康行) 今がチャンスだ 今が最善 今の中に過去の全てが入っている 今の中に未来の全てが入っている 今を変えれば過去の全てが変わる 今を変えれば周りの全てが変わる 今に生きれば生命が活動する 今に生きれば魂が輝く 今こそチャンスだ 今ここに縁がある 自己を変えるチャンスは今しかない 今、今、今、今の中に全てがある 今、決意せよ 今、行動せよ 今、すぐ変われ 人生とは今のことを言うのだ 過去の事をグズグズ悩むな 過去はどこにもないのだ 未来の事を心配するな 未来はどこにもないのだ 今の心の中に過去も未来もあるのだ 今に感謝せよ 今を愛せよ 全てが完全なのだ 今とは宇宙の事をいうのだ ありがとう ありがとう 今に感謝 ●Habit is a form of exercise.(Elbert Hubbard) 習慣とは、毎日の積み重ねである。 ●Good habits result from resisting temptation.(Proverb) 良い習慣とは、誘惑に耐え抜いた結果である。 ●Good habits are formed; bad habits we fall into. 良い習慣は人を形成するもの、悪い習慣は人を陥れるものである。 ●Once you learn to quit, it becomes a habit.(Vince Lombardi) 一度辞める事を憶えたら、習慣になってしまう。 ●無駄に終わる努力などあり得ない。 (君原健二=メキシコ五輪マラソン銀メダリスト) ●機会はすべての人に訪れるが、それをうまく活用する者は少数である。 (B・リットン=イギリス作家) ●今日はあれをやり、明日はこれ、というように、あまり気が散ると、結局ど れもものにならないですね。 (湯川秀樹=ノーベル物理学賞受賞者) ●誰よりも、3倍、4倍、5倍勉強する者、それが天才だ。(野口英世) ●若い頃は障害のことで悩んでいたが、「なっちゃったもんは仕方がない」と 思えるようになった。何事も前向きに考えれば、良い方向に変わっていくもの です。(立川文志) ●何かを成し遂げようとするには、必要なことはすべて進んで実行する自発的 な態度が必要である。(マイク・ハナッキー) ●私は私の意見を述べる。それがよいからではなく、私自身の意見だからであ る。(モンテーニュ) ●実をいうと、私たちが体験することは、すべてわたしたちの思考が生み出し たものなのである。つまり、イライラしたりくじけてしまたりするのもみんな、 自分の思考の−−考え方の−−せいなのだ。 (リチャード・カールソン/ジョセフ・ベイリー『あくせくするな ゆっ くり生きよう! 人生に不満を持たない生き方』主婦の友社) ●現在の状況を作った責任は自分にあることを認める。現状を変えるのは自分 自身であることを自覚する。自分の人生を思いどおり動かせるようになる。 (マイク・ハナッキー) ●これからは対話が大事な時代です。 お客様とも対話、仕事仲間とも対話、自分の家族とも対話。 対話は、1対1ですることです。 自分だけに話しかけてくれる人に、人は心を開いてくれるのです。 (中谷彰宏) ●ものごとを具体的に進めるための秘訣は、まずその第一歩を踏み出すことで ある。(マーク・トウェイン) ●障害は不便である。しかし、不幸ではない。(ヘレン・ケラー) ●自分が苦しんで考えて悩み苦しみを一つ一つ解決していった、その考え方の 過程を私一人で抱えたまま死ぬのはもったいない。とりあえず文字にして、い つでもどこでも誰でも読めるようにしてからでないと、死ねない!(あち) ●僕ね、やっぱり音楽が好きだから、自分でしびれるような音楽は作り続けた いの。そこにたどり着くための経験値を上げる何かだったら、何でもやってみ たい。芝居でも、ゴルフでも、ゲームでも。過剰に夢中になると、いつかは自 分に返ってくると思うから。(つんく) ●どうせ死んでしまうんなら、笑って暮らすが得か、泣いて暮らすが得か。 (中村天風) ●サイがなげられた自分の運命に自分自身を適応させよ。 運命の女神が、ともに生きるように定めた仲間を愛せよ。 (マルクス・アウレリウス) ●ギブアップする弱虫もいい たまには意志を放擲し、「もうダメだあ」ってギブアップする人間もいてい いのでは、と考えています。いきる意志を放擲したら、どれくらい早く死ねる のか、実験しようなんて気もちょっとはある。でも最近はそんなゆとりもなく なって、正直言って辛いことのほうが多いけれど… ただ、僕みたいな弱虫なダメ人間がいると、ホッとされる方もいるかもしれ ない。鬱病患者は、頑張れとかなんとか励まされると、かえって辛いんです。 自分の経験から言っても。 でも、この前の天皇賞で、骨折した馬を安楽死させた件でね、娘に「パパも 安楽死させてくれ」と言ったら、「名馬じゃないからダメ」と言われましたが (笑い)。(北杜夫・読売新聞1998.11.28) ●自分にできる限度をほんの少し越えたところを、毎日ひとつ実行せよ。 (ローウェル・トマス) ●大きな過ちを多く犯さないうちは、どんな人間でも偉人や善人にはなれない。 (ウィリアム・グラッドストン) ●仕事をすれば必ず報酬がある。 上品な仕事だろうと粗野な仕事だろうと、とうもろこしを畠にまく仕事だろ うと、叙事詩を書く仕事だろうと、自分で選んだ正業である限り、その仕事に 従事する者の考え方や幸福観に必ずなんらかの報酬を与える。 何度敗れても人間は最後に必ず勝つ、仕事の成功に対する報酬は、その仕事 を成し遂げた、ということである。(エマーソン) ●Everyone is necessarily the hero of his own life story.(John Barth) 誰でもみんな自分の人生のヒーローである。 ●この世に悪魔などいない。一人ひとりとして出逢う人々はみな善人だ。親も 友人もいる。情に厚く、義理堅い。(だが、)性善説ではない。もはや、誰に も何が正しいかは言えなくなったのだ。ほんの少し前まで、私たちが拠り所に していた正義はもうないのである。(神足裕司) ●世間は自分の進む道を知っている者には、誰にでも道を譲ってくれる。 (デーヴィッド・ジョーダン) ●嫌われる性格・好かれる性格 一般的に嫌われる性格の筆頭は、自己中心的で自分勝手な性格。次に、衝動 的で感情を抑制できない性格。自己愛が強すぎる性格も相手をうんざりさせて しまいます。他にも、人を思い通りに操りたがる性格、あまりに完全主義な性 格などがあります。これらの性格は、特に問題なく社会生活を送っている限り、 その人の個性として許容されています。誰にでも思い当たるフシの1つや2つ はあるのではないでしょうか。 ただ、このような性格傾向が過剰になると嫌われやすいのは確かでしょうね。 一方、一般的に誰からも好かれる性格は、自然に振る舞いながらも、相手を 思いやることのできる共感性の高い性格です。それから、感情のコントロール ができる性格、明るい性格の人も好かれます。 ここで一つ問題なのは、暗い性格の人にとって、底抜けに明るい性格の人は 苦手だということ。逆に、明るい性格の人にとって、いつも一人でポツンとし ている暗い性格の人の気持ちは分かりません。自分がどんな性格であるかによ って、好き嫌いが左右されるという側面もあるんです。 (町澤静夫=精神科医) ●イヤな人とうまくつきあうには? ウマが合わない、虫が好かないと思ったら、なぜだろう?、と考える癖をつ けてください。 そうして考えていくと、自分自身のコンプレックスに行き当たる場合が多い んです。例えば、いつも皆の注目を浴びるために必死になっている人が、淡々 とマイペースに生きている人を見てどう感じるでしょう。腹が立つとすれば、 それは羨ましいからです。コンプレックスの裏返しで敵意になっちゃうわけで す。 それから、本当に嫌いだという場合、自分も奥の方でその人と同じものを持 っているということが多いんです。例えば、あなたの周りに、目立ちたがり屋 で皆の受けもいい人がいませんか。「自己顕示欲が強くてイヤな人」と腹が立 つなら、自分の心の奥底をちょっと探ってみてください。あなたも本当は目立 ちたいのではありませんか。 自分にないものを持っている人を敵視するのではなく、それを見習おう、得 ようとする気持ちがあれば、うまくつきあえるはずです。 相手の性格、自分の性格をきちんを位置づけることは、いい関係を作るため の足がかりといえるでしょう。(町澤静夫=精神科医) ●マイナス思考を吹き飛ばす方法 ネガティブな考えを追い払うには、ちょっとしたコツがあります。例えば 「こんなことでクヨクヨしたって意味がない。はい、さよなら」と口に出して 言って見るんです。あるいは、ジェスチャーを決めておくのもいいでしょう。 指をパチンと鳴らすとか、膝をポンと叩くとか、それを合図にして気分を切り 換えるんです。単純なことですが、意外に有効な方法ですし、何度も繰り返す うちにだんだん上手になってくるはずです。そして、どうしても辛いときには 散歩に出てみる、自分の好きな歌を歌ってみるなどして気持ちをそらすんです。 気持ちを切り換えるには、具体的なアクションが何より有効だということを覚 えておいてください。(町澤静夫=精神科医) ●自分の性格を変えるには 対人関係が苦手で引きこもりがちな人には、一人でコツコツできる職人的な 仕事を勧めます。自分に向いた仕事で上司に評価されれば、目に見えて明るく なる。上司と飲みに行ったりすれば、さらに幅が広がるでしょう。自分の居場 所が見つかることによっても、性格は変わってくるんです。(中略) 性格は必ず変わります。まず、今のままの自分を肯定してあげてください。 評価の基準は他でもない、現実のあなた自身です。そして、小さなことから一 つずつ成功体験を積んでいくこと。そうすれば自信を取り戻せます。そのとき、 あなたの性格は、自分でも驚くほど変わっているはずです。 (町澤静夫=精神科医) ●最近、一番男らしいのは何だろうと思ったんだけれども、結局辿り着いたの は、「打たれ強い」こと、これしかないって気がするのね。一気呵成とか、階 段を駆け上がるということに実は男らしさはなくて、精神的にも肉体的にも滅 入っているのにこたえていない、ギブアップしないというのが一番大事なんじ ゃないかなあと。(武田鉄矢) ●人間、勝つことよりも負けることで勉強することの方が多いんですよね。 (武田鉄矢) ●やっぱり人付き合いとか、好かれるとか嫌われるとか言う性格を考える前に、 この人とは付き合う必要があるのかないのかというのをまず考えた方がいいと 思うんだな。「あの人は素敵」とかってよく言うけれども、それはその人のパ ッケージを指しているに過ぎないわけで、中身とは何の関係もないと思うのね。 僕は最近、極端にいやな人とは付き合わなくていいという覚悟をしたんだけど も、そうしたら3分の1にストレスが減ったもの。(武田鉄矢) ●メンツがどうのとか、プライドがどうのとか言っているのは人間だけ。他人 に迷惑さえかけなければ、あるがままに生きていいんだ。(草野満代) ●現状が不満だから、つまらないから、何か変化が訪れないかな、そう思って いる時には変化って来ないのかもしれません。また、現状に満足できないのに、 次の変化を求めるのはあまり意味がないことだとも思うんです。 変わりたい。そう思った時は、まず今やっていることに全力投球してみる。 それも一つの手かもしれません。焦らなくても、人間、いつだって変われるん だから。遅すぎるってことは何一つないんだから。(草野満代) ●友人を増やすにはどうすればよいか? 一つの方法は、やはり積極性ではな いかと思います。いろいろな場所に出て行き、いろんな人と知り合ってみる。 共通の趣味や興味を持った人に必ず出会えるはずです。二つ目は、裏表のない 誠実な自分でいること。(中略)常に自分をオープンにしておく努力が必要で す。(仲野好重=大手前女子短期大学助教授) ●苦労ばかりの人生を歩んだ人が、最後に「私の人生は苦労も多かったけれど 幸せだった」と自分の歩いてきた道を回顧し、何の不自由もなくすべてにおい て恵まれていた人が、「ああ何と退屈で無意味な人生だったのだろう」と人生 を振り返ったとします。 この二人の人生に対する思いは何によって決まったのでしょうか? 「この仕事は自分に向いているか」「このままでよいのか」と不安に思う気持 ちは、本と運叔父分を探している人なら当然感じることでしょう。しかし同時 に「今ここにある自分」を精一杯生きることが自分探しの第一歩でもあるので す。 今現在を生ききれない人が、まだ見ぬ将来に充実感を持つことができるとは 思えません。本当に自分に向いているか否かを見極めるためにも、今置かれた 状況に精一杯向き合ってみてはいかがでしょうか? (仲野好重=大手前女子短期大学助教授) ●一口に「やる気を出す秘訣」と言っても、まずはやる気の湧かない理由を考 えてみる必要があります。 「どこから手をつけていいか分からない」でやる気を失っている人には、 「やるべき事リスト」の作成をお勧めします。優先事項を整理してリストを作 り、終了する毎に項目を消していくのです。ただし実行可能なリストにするこ と。小さな達成感の積み重ねがやる気につながります。 「面倒くさい」「楽をしたい」という気持ちに負けてしまいそうな人には、 勇気という薬しかありません。一仕事終えた後の充実感としばしの休息を思い 浮かべて、自分のやるべきことは責任をもって実行する。結局、自分の意志決 定を行うのは、自分なのですから。(仲野好重=大手前女子短期大学助教授) ●人見知りをするということは、ある意味では自分を守っているということ。 誰とでも親しくなりたいという願いとは裏腹に、自分にとって安心できる人で あるかどうかを判断して、あなた自身が人を選んでいるのです。これは誰の心 の中にもあることで、あなただけが特別ということではありません。「どんな 人とでも仲良くならないといけない」という発想自体に無理があるのです。ウ マが合う人、合わない人がいて当然でしょう。(中略) 誰にでも好かれたいという思いは、過剰な自意識となって、あなた自身を萎 縮させてしまいますよ。その根本にあるのは、第一印象に対する幻想ではない でしょうか? 自分に対する第一印象を意識しているからこそ、人に対しても第一印象にと らわれすぎるのです。第一印象ですべてが決まると思うと、お互いにプレッシ ャーがかかります。しかもその思いこみは、人づきあいにおいては非常に損を します。(中略) 「とっつきにくい奴ほど、よく知ればおもしろい」というのが僕の持論。 自己紹介のレベルで人を判断するだけでは、人づきあいを楽しめません。人 は、内容を知れば知るほど面白くなっていくものです。(中略) 人づきあいは、その場限りで終わるのではなく、1年2年、あるいは一生続 くかもしれないわけでしょう。「これからこの人とどう発展していくだろう」 と想像力を働かせてみると、第一印象のレベルで悩んでいるのがバカバカしく なってくるはずです。もっともっと長いスパンで考えてみることですね。 もし第一印象が悪かったとしても、そこでダメ出しをするのではなく、「今 はこの人と交流を深める時期ではない」、あるいは「今後どんなきっかけで、 この人と親しくなれるのだろう」と、これからの可能性を考えてみましょう。 人間関係というのは、自分の意志だけで操作できると思ったら、それは間違い。 それは偶然の出来事や、思いがけないタイミングによって左右されるものです。 それまで何年も名前と顔しか知らなかったのに、ある時何気なく交わした一言 によって急に近づいたり、きっかけは覚えていないけれど、知らず知らずのう ちに一番信頼できる友人だった、なんてことの方が多いのですから… 人と人 とは計算できないところで結びつくものなんです。 (菅野泰蔵=東京カウセリングセンター所長) ●マイナス思考 常に悪い状態を考えてしまうのは、いわゆるマイナス思考であるかもしれま せんが、マイナス思考といっても、それは単なるネーミングに過ぎません。最 悪の事態にならないようにと、その手前で熟考しているわけですから、慎重で あるということに過ぎないのです。プラスに対するマイナスであると考えると 悩んでしまいそうですが、軽薄に対する慎重であると思えば、自分を責めるこ ともなくなるでしょう。(菅野泰蔵=東京カウセリングセンター所長) ●嘘を吐いたとたんに、良い記憶力が必要となる。(コルネイユ) ●中傷誹謗に対する最善の返答、それは黙々と自己の義務を守ることである。 (ジョージ・ワシントン) ●狐はわが身をとがめずしてわなを責める。(ブレーク=イギリス詩人) ●仁に過れば弱くなる。 義に過れば固くなる。 礼に過ればへつらいとなる。 知に過れば嘘をつく。 信に過れば損をする。(伊達正宗) ●才能は孤独のうちに成り、人格は世の荒波にて成る。(ゲーテ) ●何かを求める人には、それが手に入らない時の絶望、孤独や手に入った時の ヨロコビがわかるけど、現状に満足して、何も求めない人は、一見欲のないキ レイな人に見えて、実はほんとの絶望やヨロコビを知らない薄っぺらな人間だ と思う。(上田智津子=友人) ●ともかくやってみろ、やってから文句を言え。やりもしないで、本を読んだ り人から聞いて、そうなりますとわかったようなことを言うな。 (小林大祐=富士通) ●一樹の陰一河の流れも他生の縁。(諺) ●恐れを知って、しかもそれを恐れざるものこそ、真の大勇者なり。 (ウェリントン) ●成せば成る なさねば成らぬ 成るわざを 成らぬと捨つる 人のはかなき (武田信玄) ●若い付き人が(ジャイアント)馬場さんにリングシューズを履かせようとし た際、カメラを向けられると、「それは具合が悪いだろ」と制した。下積みで 苦労する若者の姿が新聞に出たときの、当人や家族の気持ちを気遣ってのこと だったろう。(山内則史=読売新聞文化部) ●怒りは無謀をもって始まり、後悔をもって終わる。(ピタゴラス) ●小さな成功でも祝うことが必要である。 (ランディ・ペニングトン=ペニングトン・パフォーマンス・グループ社長) ●全ての人を愛し、わずかの人を信じ、なんびとにも悪をなすなかれ。 (シェークスピア) ●学問のある馬鹿は、無知な馬鹿よりもっと馬鹿だ。(モリエール) ●賢い人間は、愚者が賢者から学ぶよりも多くのことを愚者から学ぶ。 (カトー=古代ローマの政治家) ●もしもウィンター・スポーツが楽しいと思えなくなったら、それからの人生 は無意味さ。(トニー・ザイラー) ●今、不満を言う人はもっと面白い場面や場所があるのに、これを探そうとし ない横着者だと思う。(高原慶一郎=ユニ・チャーム創業者) ●成功した時の満足感が、次の仕事へのやる気を生み出す。 (アンドリュー・グローヴ=インテル会長) ●怨みに報ゆるに徳を以てす。(諺) ●石に蒲団は着せられぬ。(諺) ●祈るより稼げ。(スペインの諺) ●勤勉と熟達があれば不可能なことはほとんどない。 (サミュエル・ジョンソン=イギリスの文学者) ●浮世の苦楽は壁一重。(諺) ●小さい事に身を入れすぎる人は、通常大きな事ができなくなる。 (ラ・ロシュフコー=フランスの思想家) ●いかなる教育も逆境に及ぶことなし。(ディズレーリ) ●いつも基礎体力を養っておけば、あとは練習次第でプロになれる。 (鈴木敏文=イトーヨーカドー社長) ●運命は、我らを幸福にも不幸にもしない。ただその材料と種子とを我らに提 供するだけである。(モンテーニュ) ●金銭は何人たるを問わず、その所有者に権力を与える。 (ジョン・ラスキン=イギリスの批評家) ●頭のいい人は批評家に適するが、行為の人にはなりにくい。すべての行為に は危険が伴うからである。(寺田寅彦=物理学者) ●自分の心が助言する通りにせよ。 人間の心ほど忠実な従僕はない。 高い見張り台から見守る、七人の見張り番の報告よりももっと多くのことを 教えてくれる。(旧約聖書) ●辛抱すればこそ、成功が得られる。 長い間大声で扉を叩きつづければ、必ず誰かが目を覚まして開けてくれる。 (ロングフェロー) ●一押し二金三男。(諺) ●実るほど頭を垂るる稲穂かな。(川柳) ●「勝者」と「敗者」を分ける壁は、「もうだめだ」と観念しかかった時に気 を取り直して「あと一回」「もうあと一時間」の努力をすることだろう。 (中村紘子=ピアニスト) ●三日坊主、時間の浪費を防ぐ21ヶ条(西村晃) 1)まず大目標を作って小目標に落とし込め。 まずは自分は如何に生きるかと言う大目標、その達成の為に20代は何 をするか、30代は・・と言った中目標、そして今年は、今夜は何をす るかに目標を落とし込む。 2)計画には柔軟性を持たせること。 3)スクールやテレビ講座などを利用すれば時間を作りやすい。 4)苦しいことは長続きしない、イヤならやめよ。 5)継続は力なり。 6)アフター5は予定が入るものと思え。 7)フロシキ残業の時間とするな。 8)分割して統治せよ。(15分のコマ切れで完成させていくとよい) 9)根をつめるな、硬軟とりまぜよ。 10)電車やバスの中の時間も作業を細分化してセットとして当てはめる。 11)自分に厳しくあれ。 12)テレビは選択せよ。 テレビは時間を食いつぶす魔物のようなもの。 受け身でなく、自分の見たい番組だけみるにはVTRが有効。 13)まず学習空間を確保せよ。(自分の部屋、電車の座席・・・) 14)勉強はどこでもできる。 15)勉強開始には「儀式」も必要。 16)刺激を求めよ。 17)気分転換を上手に図れ。 18)家族の理解を得る。 19)疲れたら寝ること。(中途半端はいけない) 20)週末との連動を考えよ。(3時間x4+週末8時間=20時間) 21)8割をもって成功とせよ。 ●人生でお金を使う方法は3つ。1つは生理的なお金(食べていくお金)、2 つ目は、社会的なお金(社会生活に必要な最低限のお金)、そして3番目は個 人的なお金。個人の趣味や好きなことな自分の為につかう部分。それがたとえ トータルの5%でも、人生の意味においてはとても重要な意味をなす。 (中谷彰宏) ●未来は「今、お金を使うこと」つまり「今の自分に投資すること」で開けて くる。(中谷彰宏) ●真のホワイトカラーとなるには(大前研一) ○絶えず、自分に質問する。 ○工業化社会のなかで培われた風土の中で、スーツを着ていても「知的ブル ーカラーの人が多い。知的ホワイトカラーを目指すべき。 ○腐った鯛は、単なる腐った鯛だ。若いうちは転ばぬ先の杖などすてて、ど んどんチャレンジすべし。 ○もったいない(今の会社のステイタスなど)と思ったら、人生は負けだ。 ○毎年、新しいテーマをひとつ勉強する。 ○解決案を常に懐に暖めろ! 「新入社員であっても、いや新入社員だからこそ“会社をよくする為には どうすればいいか”ということを入社当日から考えはじめ、機会がある かどうかは別として、3ヶ月後にトップにプレゼンテーションできるだ けの企画書を作ってみてほしい。」 ●私は図書館を読んだ。(エジソン) ●直にして礼なければ即ち絞す=節度のない率直さは、無礼になる(論語) ●皆が同じように考えているときは、だれも本当には考えていない。 (ウォルター・リップマン=アメリカ人ジャーナリスト) ●美しいものは、便利なものと同じくらい役に立つ。あるいは、それ以上に。 (ヴィクトル・ユーゴー) ●些細なことが完璧をもたらす。完璧は些細なことではない。 (ミケランジェロ) ●物事の意味は、物事そのものが持っているのではなく、それに対する私達の 態度のなかにある。(サン・テグジュペリ) ●知識への投資がもっとも利回りが良い。(ベンジャミン・フランクリン) ●確実な成功にはなんらの栄誉もありえないが、確実な敗北からは多くの力を 得ることができるはずだ。(トーマス・エドワード・ロレンス) ●絶望のどん底にいると想像し、泣き言をいって絶望しているのは自分の成功 を妨げ、そのうえ、心の平安を乱すばかりだ。(野口英世) ●「会話」「話し合い」「口論」「議論」「討論」など人間同士が話をするの にもいろいろな種類がありますが、「感情」と「理論」というものは、ともす れば絡まったりもつれたりしがちです。 「論理的に見せかけた感情的な喧嘩」がたくさんあります。私もたくさんし ました。逆に「一見感情的だが実は論理的」という言論もあります。 なぜ感情的になるのかといえば、それはだれしも「自分」にこだわる、執着 するからに他ならないと思っています。 「自分」にこだわるからこそ、「自分が勝つか負けるか」だけが関心の対象 になってしまうのだと思います。 そして自分が負けたら、まるで自分の全存在が否定されたような気になって しまうのです。 また人は、「攻撃された!」と察知した途端頭に血が昇り、表面は平静に振 る舞っていても自分を守ることで頭が一杯になってしまいます。(あち) ●大事なことは、負けた側にしか成長はないということです。 自分の今まで持っていた考えがさらに一段階高くなるから。 それを「負けた。くそっ。くやしい」と思い、さらには「あいつは所詮分か ってないんだ」などとしてしまっては自分の変なプライドを守るために一人で 相手を悪にして終わりです。 そしていつまでも「勝ち負け」を争うだけの泥仕合になります。(あち) ●負けることは傷つくことではない。 自分で勝手に持っている不必要なプライドは一回崩した方が楽になれる。 自分の感情は置いておいて、理性(論理性)で考えてどう考えても自分が間 違っていた場合は自分の視野が今までより一段高くなって更に見渡せるように なり気持ちがいいのだ。(あち) ●世には卑しき職業なく、ただ卑しい人があるだけだ。(リンカーン) ●わかるだろうか… 人生には解決なんてないんだよ。ただ、進んでいくエネルギーがあるばかり なんだ。そういうエネルギーを作り出さねばならない。 解決はそのあとでくるんだよ。(サン・テクジュペリ) ●選んで粕をつかむ。(諺) ●人間は教える間に学ぶ。(セネカ) ●乗りかけた舟には、ためらわずに乗ってしまえ。(ツルゲーネフ) ●すべてが失われようとも、まだ、未来が残っている。(ボビー) ●易者の身の上知らず。(諺) ●できない、もうこれでいい。やるだけやった、と言うな。いくらやってもや り足りないと思え。一心不怠に努力すれば、努力した分だけ必ずよくなる。 (大山梅雄) ●私は、実はたわいのない夢を大切にすることから革新が生まれると思ってい る。(井深大) ●いやフリーになって親子4人がどうやってメシを食っていこうかと心細い思 いでした。オレにはこの芝居しかない。しかし、ぼくは不器用だから、どうし ていいかわからない。ともかく、この芝居の台本を百回読もうと決めたんです。 長いものなので一回読むと2、3時間かかる。それでも、朝、起きてまず一回 読むんです。 そして夜帰ってくると、2時、3時でも、もう一回読んだんですよ。200回 くらい読んだんじゃないでしょうか。(なべおさみ) ●今日だけは、幸福でいよう。 リンカーンは「大抵の人々は、自分で決心した程度の幸福になれる」と言っ たが、まったく至言である。 幸福は内部から生じる。外部の事柄ではない。(シビル・F・バートリッジ) ●遠水近火を救わず。(諺) ●燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや。(えんじゃくいずくんぞこうこくのこころ ざしをしらんや・諺) ●実際に行動するまでは、ちょうちょしたり、引き返したりするチャンスはあ るが、たいてい引き返すことはない。… 決断した瞬間に神の摂理も働くからだ。 神の摂理が働いていなければ決して起こるはずのないことが起きて、後押し をしてくれるのだ。… 大胆さには天分と詩と魔力があるのだ。 さあ、始めよう!(フォン・ゲーテ) ●円孔方木。(えんこうほうもく・諺) ●嫉妬は常に恋とともに生じる。しかし必ずしも恋とともには滅びない。 (ラ・ロシュフコー=フランスの思想家) ●その人が自分でできること、あるいは自分ですべきことを代わりにしてやる ことは、その人のためにはならない。(エイブラハム・リンカーン) ●世界中の災いの9割は、自分自身や、自分の能力やもろさ、あるいは自分の 真の美点さえ知らないことから生まれる。 ほとんどの人は、自分のことをまったく知らないまま一生を送るのだ。 (シドニー・ハリス) ●妻と子供を持った男は運命に質入れをしたようなものだ。 (ベーコン=イギリスの哲学者) ●眼を閉じよ。 そうすればお前は見えるだろう。(サミュエル・バトラー) ●人類には3つのタイプしかいない。 一つ目は、死人。二つ目は、死んでいないが、ただ、生きているだけの人。 三つ目は、海に向かって旅立つ人。(プラトン) ●「これがあるから」「これがないから」自分の状態が変わるというのは、他 に自分の満足感を求めているという非常に不安定な考え方だと思うのです。 考え方の順序を逆転する。 先に幸せ感がある。その上でいつのまにか達成されているのが本当の夢や希 望だと思うのです。 そうでなければ、いつも満足感というのはあなたの3歩先にいて一生手が届 かないと思うのです。(あち) ●淵中の魚を知る者は不祥なり。(諺) ●今日だけは、自分自身をその場の状況に順応させて、自分の欲望のためにす べてを順応させることは控えよう。 自分の家族も仕事も運も、あるがままに受け入れて、自分をそれに合わせよ う。(シビル・F・バートリッジ) ●疲労は最善の枕である。(ベンジャミン・フランクリン) ●今日だけは、自分の精神を鍛えよう。 何か有益なことを学び取ろう。精神的な不精ものにはなるまい。 努力と思考と集中力を必要とするものを読もう。 (シビル・F・バートリッジ) ●鉛刀の一割。(諺) ●縁なき衆生は度し難し。(諺) ●炎にして付き寒にして棄つ。(諺) ●縁の下の力持ち。(諺) ●江戸の敵を長崎で討つ。(諺) ●人生に代行などありはしない。 生きるということは、ひとりのものでしかない。 誰も君に代われぬし、君も誰のために代われるものではないのだ。 (石原慎太郎) ●今日だけは、一日の計画をたてよう。処理すべき仕事を一時間ごとに書き出 そう。 予定どおりにはいかないかもしれないが、ともかくやってみよう。 そうすれば二つの悪癖----拙速と優柔不断と縁がきれるかもしれない。 (シビル・F・バートリッジ) ●いつも楽しく暮らすよう心掛ければ、外的環境から完全にあるいはほとんど 開放される。(ロバート・スティーブンソン) ●愚か者は幸福がどこか遠いところにあると思い込んでいる。 利口者は幸福を足元で育てる。(ジェームス・オッペンハイム) ●時間配分のコツ 不必要に悩まないことかな。悩みって答えの出ないことが多いでしょ。だか らそういうときは私は寝るか友達に電話する。で、なるべく早く次のことを考 えるんです。(広末涼子) ●笑顔 たとえば初対面でも自分が笑顔だったりすることで、周りの空気ってすごい 変わると思うんですよ。だから、愛想笑いではなくて、オープンマインドな笑 顔の気持ちを忘れないで頑張って下さい。(広末涼子) ●君の運が破れた時は、私の言葉を思い出せ。 「運命の良し悪しにかかわらず、すべてに満足することだ」 (ロバート・ヘリック) ●未来は青年のものだ。(毛沢東) ●目の前にそびえ立つがけの上に足下の大きな岩を押し上げることは不可能だ。 それは分かっている。だが、その岩を押し上げようとする不断の努力の中に、 生の輝きがある。(アルベール・カミュ) ●カネというのは、もらうものじゃない、額に汗して稼ぐものなんだ。 (大橋巨泉) ●ストレスはためないようにしています。(仕事で)心に引っかかるミスがあ ったときは、なぜそうなったのか反省してから、好きなジャズや推理小説に没 頭し、すっぱり忘れます。落ち込みを翌日まで引きずって、同じ過ちを繰り返 すようでは困りますものね。(森田美由紀=NHKキャスター) ●人生には目標とすべきものが二つある。 第一は自分の欲するものを手に入れること。 第二はそれを楽しむことである。 数ある人間のうちでも、第二のことを実践できるのは賢者だけでしかない。 (ローガン・スミス) ●他の人よりも、上手に努力して情報を集め、技術を得た人の方が競争を勝ち 抜ける、どんな社会でも。その場合に、自分が好きなことをやった方が習得し やすい。だから数日徹夜しても飽きないような好きなことを見つけることが非 常に大事。それだけです。(村上龍) ●本当の競争社会は自分の能力を磨き、自分の人間関係を充実させる社会だか ら、他人を蹴落とすヒマはありませんよ。仮に競争に負けても、それなりの情 報が個人に蓄積されるから、他の組織でも通用します。他人を蹴落とすのは、 内部に競争のない、終身雇用幻想の社会です。正当な競争がないから、接待は する、根回しはする、ライバルの陰口を言う。(村上龍) ●僕は、日本に金と勢いがあり、ジャパン・アズ・ナンバーワンと言われた80 年代の初めが一番嫌だった。みんな不安もないまま、古い観念にとらわれてい た。そのころに比べたら、今の日本ははるかによくなっている。みんな不安が って、なんとかしようとしている。とてもいいじゃないですか。(村上龍) ●No pain, no gain.(相川真太郎=AC) ●何事も経験。(青木裕子=AC) ●開き直り。(青木裕子=AC) ●為ぜば成る。(格言) ●今一番やりたくないことが、今一番やらなければいけない事である。 (青山裕太=AC) ●できる理由を探せ。(荒雅人=AC) ●一歩後退、二歩前進。(格言) ●今日まで自分を導いてくれた力は、明日も自分を導いてくれるだろう。 (島崎藤村) ●練習は不可能を可能にする。(伊沢征生=AC) ●どんなに困難な事でも解決策は必ず存在する。(石井信之=AC) ●Think different.(茨木敏=AC) ●明けない夜はない。(格言) ●Just do it.(NIKE) ●八方美人は八方塞がりだ。(織田美穂=AC) ●There is a way, where there is a will.(諺) ●太った豚より、飢えた狼になれ。(金原利成=AC) ●虎穴に入らずんば虎児を得ず。(故事) ●人間万事塞翁が馬。(故事) ●人生山あり谷あり。(格言) ●努力は才能を超える。(金均=AC) ●人生はなったようにしかならない。(指田麗=AC) ●根拠はなくとも自信は持て。(篠宮靖雄=AC) ●明日には明日の風が吹く。(格言) ●意志ある所に道は開ける。(杉山正=AC) ●急がば回れ。(諺) ●人生楽ありゃ苦もあるさ。(ドラマ「水戸黄門」主題歌) ●今日できることは今日やる。(高杉公輔=AC) ●有言実行。(諺) ●学んだことのたった一つの証は、変わることである。(高橋良之=AC) ●運も実力のうち。(格言) ●人生は逆転のドラマである。(瀧野欣一郎=AC) ●人に優しく、自分に厳しく。(格言) ●楽しんだモン勝ち。(津田雅章=AC) ●記録よりも記憶に残る人間になる。(爪川秀一=AC) ●If you can dream it, you can do it.(鄭燕=AC) ●七転八起。(諺) ●上を見て励め。下を見て暮らせ。(中山敦史=AC) ●夢は逃げない。あなたが夢から逃げたのだ。(吉田雄人=AC) ●思い立ったが吉日。(諺) ●紳士たれ。(濱田倫太郎=AC) ●人生は芝居の如し。大根役者が殿様を演る時もあれば、名優が乞食をする事 もある。とかく大事なのは、自分の人生に重きを見ず、目の前の事に一所懸命 たるべし。(福沢諭吉) ●いつも笑顔を忘れずに。(東良知=AC) ●自分で負けたと思わない限り、まだ敗北ではない。(福島毅=AC) ●同じやるなら楽しくやろう!(的池将輝=AC) ●話し上手よりも聞き上手。(格言) ●一期一会(諺) ●石の上にも三年。(諺) ●人生は何度でもリターンマッチができる。(森門教尊=AC) ●反省はするが、後悔はしない。(柳内亜矢子) ●和して動ぜず。(諺) ●我以外全て師。(出所不明) ●人事を尽くして天命を待つ。(諺) ●Slow and steady wins the race. ウサギとカメ。(諺) ●He who runs after two hares will catch neither. 二兎を追う者は一兎をも得ず。(諺) ●生きてりゃ、いいことある。(村上健=カネツカフーズ前社長) ●ほんの10m先に山小屋があるのに、猛吹雪で1m先しか見えないために力尽 きてしまう。山小屋までの距離は近いのに、それが見えなくて諦めてしまう人 が多い。(村上健=カネツカフーズ前社長) ●若い時の失敗は勉強になるからいい。年を取ると挫折になってしまうことも ありますが。(澤田秀雄=HIS社長) ●私にとって柔術は君たちと違って趣味とかスポーツではない。私の人生であ りプライドであり私の家族を守るすべてである。だから私はいつでも柔術の試 合で死ぬ覚悟ができている。私は絶対にギブアップしない。腕を折られても、 もう一本で戦い続ける。(ヒクソン・グレイシー=グレイシー柔術師範) ●私は試合に臨んで相手を見くびることをしたことがない。相手を怖がること は知性のある人間にとって当たり前のことだ。この道場で君たちと練習してい ても見下したことはない。(ヒクソン・グレイシー=グレイシー柔術師範) ●百芸を見ながら一芸に秀でよ。(飯塚昭男) ●今日だけは、今日一日だけを生き抜くことにして、人生のあらゆる問題に同 時に取り組むことをやめよう。 一生のあいだ続けるとしたら、嫌気のさすような問題でも12時間ならば我慢 できる。(シビル・F・バートリッジ) ●悪口は意地の悪い人の慰めである。 (ジューベール=南アフリカ共和国の政治家) ●Hard work never hurt anybody. いくら頑張っても死ぬことはない。(格言) ●勇気とは、プレッシャーの下での気品(grace under pressure)である。 (アーネスト・ヘミングウェイ) ●よく「趣味を仕事にすべきではない」と言う人がいるが、そうは思わない。 生活のために、生嫌な仕事で我慢したり、やりたいことを諦めたりするのは、 自分の人生に対して失礼だ。(中略) 人生の半分以上を仕事に費やすのに、その仕事に燃えられないようでは、生 きている意味はない。ただ、生活のために仕事をするのではなく、自分が「活 きる」ために、そして、何かの形で社会に貢献するために、仕事をする。私は 仕事をこう考えている。 しかし、真の競争社会で自分のやりたい仕事を手がけ、勝ち残っていくには 厳しい覚悟がいる。今までのように、他人と同じことをしていて、望みがかな うと考えてはいけない。 「タイム・イズ・マネー」という言葉がある。ただ、時は金よりもはるかに 貴重なものだ。どんな金持ちでも時間を買うことはできない。アメリカ大統領 でも、世界一の金持ちでも、そして、君たちでも、1日は24時間しか与えられ ていない。皆に与えられている時間は全く平等だが、その使い方で歴然とした 差が付く。それを50時間にできる者がいれば、1時間にしてしまう者もいる。 (落合信彦) ●私が若い人たちに真剣に聞いて欲しいのは、今やっていることが、2年後、 3年後の自分を決めるということだ。(落合信彦) ●Grin and bear it. 笑って耐えろ。(格言) ●顔で笑って心で泣いて。(格言) ●これくらいの試練に負けてたまるか。(榎本一男=カフェックス会長) ●必要なのは、やり遂げてみせるという信念だけだ。 (榎本一男=カフェックス会長) ●周りは甘いと言うけれど、僕は何歳になってもロマンチックな夢だけは捨て たくない。だって、夢を失ったら、死んでいるのと同じでしょう。 (中嶋房徳=マリン・オプティカルシステム社長) ●何かを始めるのに遅すぎるということはない。 (青木寅雄=ホテルオークラ代表取締役名誉会長) ●マネのできない人に、自分の世界は作れません。天才は別ですが… (野村万作=狂言師) ●私は、よく「抑制があってこそ初めて個性が生まれる」と言います。狂言 でいうと、型が抑制になっています。それに耐えてやっているうちに、次第 に演技がほぐれ、自然体になり、自由な境地になるわけです。若いうちは、 頭の中で個性を出したいと思ったりしますが、それを個性と思うのは錯覚で す。 個性を出そうとしなくても、自ずと個性が現れ、それがピシッとした様式 美の中にある。伝統の世界を継承することは苦しいことも多いけれど、いい 舞台の後の楽しさは、この美を実感できることです。 (野村万作=狂言師) ●Poor men have no leisure. 貧乏暇なし。(諺) ●Everybody's business is nobody's business. 連帯責任は無責任。(諺) ●Everyone puts his fault on the times. 堂がゆがんで経が読めぬ。(諺) ●Extremes meet. 大賢は大愚に似たり。(諺) ●A good winter brings a good summer. よい冬はよい夏をもたらす。(諺) ●Fools rush in where angels fear to tread. 君子危うきに近寄らず。(諺) ●Nurture is above nature. 氏より育ち。(諺) ●Like hen like chicken. 蛙の子は蛙。(諺) ●すでに社会的制裁を受けている人を、後々までいじめ抜かなきゃならんとい うことには納得がいきません。(稲盛和夫=京セラ名誉会長) ●東大法学部生をとりまく環境のすべてが、教養なんてどうでもいいのである。 国内にいる限り、それでも困らない。教養がないことで本当に困るのは、企業 でも、官庁でも、外国の本当のエリートたちと、深いつきあいをしなければな らない、日本のトップエリートたちである。 (立花隆) ●哲学的話題や世界文学を好み、音楽や美術を愛し、世界や自然に限りない好 奇心を持つ人物は、簡単に違いが分かる。それに対して、若い頃頭を耕すこと を忘れたらしい人物には、(話が)全く理解できない。 教養とは、自分とは異質の優れた人間や文化の存在を認め、それと共存する 精神を形成するらしい。その精神の上に、自由、平等、構成などを目指す現代 社会が成り立っている。(安土敏=作家) ●バブル崩壊前は、仕事にのめり込んで全力を使い果たし、心身ともに疲れ切 ってうつ病にかかってしまう「燃え尽き症候群」のビジネスマンが目立ちまし た。しかし、今増えているのは、これとは180度異なる「錆びつき症候群」の ビジネスマンです。 「錆びつき症候群」とは、それなりの能力を持ちながら、責任のある仕事を させてもらえないため実力を発揮できず、いつしかやる気を失って、軽度のう つ病にかかってしまう症例です。(中略) 残念なことに、深刻化する不況は確実に、社員がやりがいのある仕事に挑戦 する機会を減らし、「錆びつき症候群」の患者を増やしています。 どうしたらいいのでしょうか? 私は、不況から抜け出す手だてが全く見えないなら、会社以外の場所で、錆 びつきを防ぐための自己研鑽を積むべきだと思います。(中略) 何でも構いません。好況で忙しかった頃にはやりたくてもやれなかったこと に前向きに取り組んでみるのです。それらはいつか必ず、今後の人生の中でプ ラスをもたらしてくれるはずです。資格取得などの目標を持つことでやる気を 取り戻せれば、会社の仕事にも新しい魅力を見つけられるかもしれません。 不況はいつもビジネスマンにとって大きな試練です。しかし、だからこそ、 それを利用してやろうという気持ちの余裕を持ちたいものです。 (関谷透=初台関谷クリニック院長) ●焦っても仕方がない。(TAISAN) ●人間の精神から生まれるアイデアは、くめども尽きぬ井戸のようなものだ。 だから、くみ出すだけでいい。「効率」という表現はよくない。「創造性」と いう言葉を使うべきだ。これは、人間は貴いと信ずることでもある。 (ジャック・ウェルチ=GE会長兼最高経営責任者) ●僕が今よりずっと若かった頃 誰からも 手助けなんて必要なかった でも そんな時は去ってしまって 自信がなくなってきた 今は気持が変わって 心を開いたんだ (ザ・ビートルズ「HELP!」より、訳詞:岡本健吾) ●小説であれ、実人生であれ、修正が間に合わない場合はない。 (ナンシー・セアー) ●人間には不幸か、貧困か、病気が必要なのである。 なぜなら、人間はすぐ高慢になるからである。 (ツルゲーネフ) ●家庭は出発点である。 (T・S・エリオット=イギリス詩人・批評家) ●礼儀は賢いことであり、非礼は愚かなことだ。 非礼を不必要に気ままに行うことによって敵を作ることは、わが家に放火す るようなものだ。(ショーペンハウエル) ●私達の運命を決定する神は、私たちの内部にいる。 私達の自己こそがそれである。 (ジェームズ・アレン=イギリスの著述家) ●You only live once. 人生は一度だけだ。(格言) ●ショーン:君にも不幸な時が来るだろうが、その時こそ、それまで気付かな かった楽しいことに目を向けることが出来るんだ。 懸命に試している限り、失敗してもいい。 でも、後悔するのは最低だ。 (映画「グッド・ウィル・ハンティング」より) SEAN:Cause you'll have your bad times, which wake you up to the good stuff you weren't paying attention to. And you can fail, as long as you're trying hard. But there's nothing worse than regret.(Good Will Hunting) ●人生を楽しむこと以外、人生になんの目的があるか。 (林語堂=中国人文学者) ●世の中、どんなにあがいても、絶対に良い答えをもらえない人生がある。 だけど、良い答えがもらえずに負けていった人がだめかと言うと、そうじゃ ないと思うの。 一生懸命生きて、負けて勝つ人生もある、っと思うのね。 (澤地久枝=作家) ●今できることは今やれ。些細なことでも後回しにすると、取り返しのつかな いことになる。(TAISAN) ●共有はトラブルの母。(格言) ●人間の頭の中以外には、恐ろしいことはない。 (W.W.ダイアー=精神分析医) ●相手の逃げ道を塞いではいけない。(孫子) ●小さなことに気がつかない者には、けっして大きなことはできない。 (成川豊彦=早稲田経営学院学院長) ●世の中、ほとんどのことはたいしたことのない些細なことばかりである。し かし、その小さなことが積み重なると結果的に大きな差や成果となって表出し てくる。ちょっとしたことに気を配り、それを続ける人にだけ、きっといいこ とが待っている。 ネガティブなことには《小さなことにくよくよしない》ことが肝心だが、ポ ジティブなことは《ちょっとしたことも大切にする》ことが大きな成功につな がるものだ。(しんのすけ) ●人生は辛いと思ったら負けですね。 不運と思わず試練と思いましょう。 (福神良平) ●人間にとって一番大切なものは「時間」です。 (テオフラストス=ギリシャの科学者・哲学者) ●心は鋳造と創造の達人である。 そして、人は心であり、思考という道具を用いて様々なものを形作り、幾多 の喜びを、また悲しみを生み出している。 人は密かに考えて、その通りの者となる。 人の環境は彼を映す鏡にすぎない。 (ジェームズ・アレン) ●悪い事をされたからって、仕返しをしないこと。 良い事なんて一つもないんだから。 (ミシェル・スラング=米雑誌・新聞寄稿者) ●I am not a descendant; I am an ancestor.(John Churchill) 私は子孫ではない。先祖となるのです。 (J.チャーチル=英陸軍司令官) ●自分を許さないということは、世界さえも変えられる力を自分の中に閉じ込 めてしまうということです。 自分を裁き、自分に罪を加えるのは、所詮自己満足です。 自分を厳しく追及することは、決して褒められたことではありません。 なぜなら、それは誰のためにもならないからです (パトリック・ミラー"A Little Book of Forgiveness") ●富は海水のようなものだ。 多く飲めば飲むほどに渇きを覚える。 (ショーペンハウエル) ●妻のいない男は葉のない木のようなもの。(イタリアの諺) ●過ちがあったのにそれを改めようとしない、これこそ本当の過ちである。 (論語) ●60%の見通しで判断が出来たら、決断することだ。 後は勇気と実行力である。(松下幸之助) ●人生は祭なんだから、もっと楽しまなあかん。 小さいことでくよくよ悩むなって。 んなもん、早くて昼メシまでに、遅くても一年後には必ず解決してるよ。 (TAMAYO=コメディアン) ●私達は、自分が考えた通りの者になる。 中でも人格は、人が巡らすあらゆる思考の完璧な総和である。 (ジェームズ・アレン) ●財産は友の数を増す。弱者は友から引き離される。(旧約聖書) ●「千里の道も一歩より」というが、実際、全ての物事の達成は、決して一足 飛びに叶うものではない。 若い人は、とかく大きな望みばかり立てがちで、ともすれば足元がお留守に なるものである。 したがってつまずいて失敗する。 むしろ平凡にやって行く人に、思わぬ大をなす運が来る。 (松下幸之助) ●些細な事に喜びを感じることは、不幸な者の高貴な特権である。 (R.ローテ=ドイツの神学者) ●自分の夢を描く者は、逆に目を覚ましていなければならない。 (P.バレリー=フランスの詩人・思想家、「作家論」) ●真の勇気は、極端な憶病と向こう見ずの中間にある。 (M.セルバンテス「ドン・キホーテ」) ●Better to remain silent and be thought a fool than to speak out and remove all doubt. (Abraham Lincoln) 沈黙を守ってバカではないかと思われる方が、あれこれ喋ってその疑惑を晴 らすよりましだ。(A.リンカーン) ●The apple donesn't fall far from the tree. りんごの実は、木から離れた所には落ちないもの。 結果のすぐ側に原因があるはず。 (ミシェル・スラング=米雑誌・新聞寄稿者) ●それぞれの人の生き方はいろいろあるやろうし、時代と少々うまくいかんこ とがあるかもしれんけど、つじつまを合わせていくと、時代はやがて追いつい てきてくれる。 時代を先取りして頑張るとか、時代を切り開こうとかはしんどいですから。 時代が来るのを待っていたら、いろいろあるうちに自分に合った時代が来ま すよ。 何十年も生きていると。(森毅=数学者) ●People who has done it cannot explain; People who has not cannot understand. 何かをして、それを説明できない人もいるが、やってみなければ理解すらで きない。(出所不明) ●Knowing is not enough, you must apply; Willing is not enough, you must do.(H.Fujima) 知るだけでは充分でない、知識を実践してみることである。 意志を持っていることに安住してはならない、行動を起こすことだ。 知っているというだけじゃダメ。それを使って何かをしなきゃ。 何かをしようという意志も大切だが、実行しなけりゃ意味がない。 ●If you can't be good at something meaningful, be good at something meaningless and make it seem meaningful. 意義のあることを上手にできないなら、どうでもいいことを得意とし、それ を意義あるものに見せればいい。(出所不明) ●What you don't know in life is as useful as what you know in life. 人生には、知ってよかったと同じくらい、知らないほうがよかったこともあ るのだ。 人生において、無知は知識と同じくらい有益なものである。 ●Excellence is not an alternative, it is a habit. 何かに優れているというのは、良い悪いの問題ではなく一つの性質にしかす ぎない。(出所不明) ●The grandest most noble things in life are also the simplest. (Gottfied Keleur) 人生において最も偉大で最も気高いもの。 それはシンプルさを極めたところに存在する。 ●人から良く言われたいと思うなら、自分の良いところをあまり並べ立てない ことである。 (B.パスカル=数学者・哲学者・物理学者、「パンセ」) ●世に卑しい職業はない。ただ卑しい人間があるのみである。 (A.リンカーン) ●名声の後には忘却があるのみである。 (マルクス・アウレリウス=ローマ皇帝・哲学者、「自省録」) ●ピアノを弾くように頼まれたら、文句や言い訳せずに弾きなさい。 (H.J.ブラウンJr.=END Inc.経営者) *誰もピアニストのように、あるは人をうっとりさせるように弾きなさいと 言っているのではない。 あまりにぐずぐすしているのは、その場をしらけさせるだけだ。 ●夫婦というものは、それを構成する二人のうち、低い方の水準で暮らすもの である。(A.モロア=フランスの作家、「愛情と習慣」) ●人は、思考の主人である。 そして、自分を思い通りの者に造りあげるために、利用可能な変容と再生の ための装置を、内部に宿している。(J.アレン) ●Es ist immer etwas Wahnsinn in der Liebe. Es ist aber immer auch etwas Vernunft im Wahnsinn. (F.Neitzsche"Also sprach Zarathustra") 愛の中には、常に幾分かの狂気がある。 しかし狂気の中には常にまた、幾分かの理性がある。 (ニーチェ「ツァラトゥストラ」) ●味のある物には必ず虫がつく。 (劉禹錫=中唐の詩人) ●これからの試練より、私達を支える力の方がずっと大きい。(断酒者の会) ●幸福になりたいと思う人は多いが、幸福を見出そうとする人は少ない。 (寺尾道元=光照寺住職) ●Knowledge is power. Den teufel auch! Einer kann sehr viel Kenntnisse haben, ohne darum die mindeste Macht zu besitzen, wahrend ein andrer die hochste Gewalt hat bei blutwenigen Kenntnissen. (A.Schopenhauer"Parerga und Paralipomena") 「知は力なり」とんでもない。 極めて多くの知識を身に付けていても、少しも力を持っていない人もあるし、 逆に、なけなしの知識しかなくても、最高の威力を揮う人もある。 (A.ショーペンハウエル) ●親切は親切を呼ぶの。丁度暴力が暴力を呼ぶようにね。(出所不明) ●人生を逆向きに生きようとする人が多い。 ものや金をいくらでも欲しがり、それで自分のしたいことをして幸福になろ うとする。 それは順序が実際はあべこべなのだ。 まず真の自分になり、それから、するべきことをして、自分の望みのものを 手に入れるのである。(マーガレット・ヤング) ●料理とは道徳であり、愛情であり、仁義である。 人間が腐るとメシも腐る。メシが腐ると国は滅びる。 (藤原新也「僕のいた場所」) ●音楽は心の鏡である。(ドビュッシー) ●義を見て為さざるは勇無きなり。(諺) ●女の美は性格の中にあるのです。 情熱の中にあるのです。(ロダン) ●お金がある時に独立心を持つのはやさしい。 けれども何一つないのに、独立心を持つのは、それは神様の試練です。 (マヘリア・ジャクソン=ゴスペル歌手) ●人は精神を多く持てば持つほど、独特な人間が一層多くいることに気付く。 平凡な人は、人々の間の差異に気づかない。(パスカル) ●子供には、意見を言うより手本を見せよ。(ジュベール=哲学者) ●過ちを犯したならば、体面など考えずにすぐに改めるべきである。(論語) ●犬が二匹集まれば、ライオンを殺すこともできる。(ユダヤの諺) ●Now 'tis the spring, and weeds are shallow-rooted; Suffer them now, and they'll o'ergrow the garden. And choke the herbs for want of husbandry. (W.Shakespeare"King Henry VI Part2") 今はまだ春、雑草の根付きもまだ浅いはず、でも、今放っておくと、やがて 庭中にはびこる、手入れ不足の故にいい草まで枯らしてしまう。 (W.シェイクスピア「ヘンリー6世第2部」) ●人生の目的は行為であって、思想ではない。 (カーライル=イギリスの思想家) ●朝7時に起き、夜11時に就寝すれば、たっぷり16時間ある。大抵の人は一日 中なにか仕事をしている。ただ一つ違うのは、彼らの仕事は非常に多岐にわた り、私はたった一つの仕事に全てのエネルギーを集中する点だ。 (トーマス・エジソン) ●成功の下、久しく居るべからず。(司馬遷「史記」) ●聡明な者は財を貯えず。人に与えれば与えるほど、彼の財は豊かになる。 (老子) ●敵に勝ったからといって勇者ということにはならない。 己に勝った時初めて真の勇者と言える。(トーマス・ブラウン=医師) ●1つの嘘をつき通すためには、他の20の嘘を作らねばならない。 (スウィフト) ●常に正しいことをやることだ。周囲の人の賞賛や噂話に構っていてはいけな い。(マーク・トウェイン) ●言わなくても良いことは言ってはいけないし、道理に合ったことでなければ ともに語ってはいけない。(詩径) ●後悔は恐るべき精力の無駄。 不毛な後悔に人はひたすら溺れるだけ。 (K.マンスフィールド=イギリスの作家) ●利益をもたらすものを新しく始めるよりは、現在、損害を与えているものを 取り除いた方がよい。(十八史略) ●好きなことのためには、やせるほど苦労しても何とも思わないものである。 (格言) ●信用は資本なり。(イギリスの諺) ●教える者の権威が学ぼうとする者の邪魔をする。 (M.D.モンテーニュ) ●時を得た沈黙は英知であり、いかなる雄弁よりも優る。(プルタスコス) ●家に聡明な妻がいれば、夫は災いに遭わずにすむ。(元曲) ●あらゆる人間の知識の中で、結婚に関わる知識が一番遅れている。 (バルザック) ●偽りの友より公然たる敵の方がよい。(西洋の諺) ●愚か者にとって、老年は冬である。 賢者に取って、老年は黄金期である。(ユダヤの諺) ●兄弟は手足なり、手足断つ時は再び継ぎがたし。(荘子) ●老人を笑ってはいけない。これから行く道だ。 若者を叱ってはいけない。歩んできた道なのだ。 (坂上悠=良和薬品経営者) ●もし私の相対性理論がうまくいったと分かれば、ドイツ人は私をドイツ人と 呼び、フランス人は世界市民だと宣告するだろう。 だが、もし私の理論が正しくないと判明すれば、フランス人は私をドイツ人 と呼び、ドイツ人は私をユダヤ人だと宣告するだろう。(アインシュタイン) ●Bohdi:Fear causes hesitation, and hesitation will cause your worst fears to come true. ボーディー:畏れが躊躇を生み、躊躇が一番畏れていたことを現実にする。 (映画「ハート・ブルー(原題"Point Break")」) ●無駄は人生をより豊かにする。 なぜなら無駄なことをすることで、本来の目的がより明確になるからである。 (内田肇) ●この世を動かす力は希望である。やがて成長して果実が得られるという希望 がなければ、農夫は畑に種をまかない。(マルティン・ルター) ●Honesty is the best policy, but insanity is a better defense. (Steve Landesberg) 人は誠実に生きることも良いことだが、窮地に陥ったときには誠実であるよ りも気違いを演じた方が良い結果が出ることもある。 ●「大学の授業が悪い」という前に、自分の側に改善する所がないかを考えよ。 (青山善光) ●障害とは自分がどう思うかの問題です。自分がそれを好んで楽しんでいれば、 かわいそうな存在ではありません。 健常者が障害者を見て驚いていても、次第にそれが普通と分かってくる。だ から、かわいそうだとは思わないでほしい。障害者も自分をかわいそうだと思 わないことです。(乙武洋匡) ●障害者のための街づくりは欧米に比べて遅れています。公共施設にしても利 用しづらい。こうした物理的な壁を取り除くためには、人々の心の壁を取り除 くことが必要です。アメリカでは障害者が困っていると、さっと手を差し伸べ て くれる。日本では本当に助けてほしいときにあまり声をかけてもらえ ない。それは障害者に対する「慣れ」の問題だと思います。 障害を特徴と捉え、みんなが一人ひとり違っていて当たり前という多様性を 認めることで、バリアフリーが実現できると思います。 多様性を認めることは、障害者だけでなく、いじめの問題にも共通すること です。みんなが違って当たり前なら、いじめの必要もないものね。 とにかく自信を持ってほしい。「どうせ僕なんて」と思っていると、自分を 傷つけ、人のことを何とも思わないようになってしまいます。 自分が世界中でたった一人の大切な存在なんだと胸を張れるようになってく ださい。(乙武洋匡) ●非対立 ☆責めない、坑議しない、争わない ☆事実を伝え、共に考え、気付くまで待つ ☆ビジョンや具体的解決を提案する ☆自分が変わり、周りが変わり、世界が変わる(高木善之) ●楽しいミーティングのチェツクポイント ☆危機感が強すぎませんか、話題が片寄っていませんか ☆環境問題の根本、価値観(生き方、考え方)について話し合っていますか ☆楽しく進行していますか、場を暗くしていませんか ☆みんなが気楽に話せていますか、自由に話せていまますか ☆長話や議論に対して交通整理(ストツプや軌道修正)できていますか ☆気付きの場になっていますか、押付けや勉強会になっていませんか ☆初めての人が続けて来ていますか ☆笑いやジョークがありますか、楽しいムードメーカーがいますか ●世に生を得るは、事を為すにあり。(坂本竜馬) ●口数は多くやる気は少ない、というのが世の常である。 (シェイクスピア「ヘンリー6世第2部」) ●批判することが悪いことではない。人は批判されることで反省するし、奮起 するし、能力を向上させていく。 問題なのは批判するからにはそれだけの根拠、代案を同時に提出しなければ ならないということである。批判は誰だって出来る。で、その根拠は何ですか。 あなたならどうしますか。と言われたとき答えられない人、その場で言わない 人が批判する資格はない。もちろんしっかりとした持論を展開なされて、批判 なさる方もいらっしゃり、そういう方々は大いに批判をしていただきたい。 (小松苗志) ●時は冷却し、時は純化する。 どんな感情も時間の流れの中で全く変化することなく続くことはできない。 (トーマス・マン) Time cools, time clarifies; no mood can be maintained quite unaltered through the course of hours.(Thomas Mann) ●人間とは、取引をする動物である。犬は決して骨を交換しない。 (アダム・スミス「国富論」) ●ある小さな時代は、独特の醜いやり方で、他のすべての時代を誤解する。 (ヴィトゲンシュタイン=ドイツの哲学者) ●潔白な心ほど堅固な胸当てはこの世にあるまい! (シェイクスピア「ヘンリー6世第2部」) What stronger breastplate than a heart untainted! (Shakespeare"King Henry VI Part2") ●女が一人である時、どんな過ごし方をするか? もしそれを知ったならば、男は決して結婚などしないだろう (O.ヘンリー「黄色い犬の回想録」) ●己自身の力量によらず、先祖の名声によりて尊敬をあえて甘受する以上に恥 ずべきはなし。(プラトン) ●親切も度が過ぎれば、迷惑になる。(諺) ●才能とは、自分自身を自分の力を、信ずることである。(ゴーリキー) ●理想のない教育は、未来のない現在と変わらない。(ユダヤの諺) ●饒舌はしばしば人間をダメにするが、言葉を必要とするときに沈黙している ということは、饒舌によって自分をだめにするよりもっと酷くダメにしてしま うことなんだ。(遠藤豊吉) ●小さな火花も大火事のもとです、それをあおり立てる風と油さえあれば。 (シェイクスピア「ヘンリー6世第2部」) This spark will prove a raging fire, if wind and fuel be brought to feed it with: (Shakespeare"King Henry VI Part2) ●一人が嘘偽りを言いふらすと、これを聞いた者が次々と言い触らして事実と なってしまう(景徳伝灯録) ●変わらない日常を打破する、最も協力かつ効果的な方法は、エキセントリッ クで、クレイジーなことをやってみることだ。 馬鹿なことをやってみれば、あなたは少しだけ変われる。 あなたの中で新しい種が芽吹き、そして育っていく。 でも、泣きながらやってはいけない。 笑いながら、驚きながらやるのが何より肝心。 (ブラッドフォード・キーニー"Everyday soul") ●正義とは強者の利益に他ならない。(プラトン) ●人間は、彼が愛するものによってたやすく騙される。(モリエール) ●善は悪を止めることができないが、悪は善を染めることができる。 (春秋左氏伝) ●小事におごり高ぶるのが下賎なものの習いだ。 (シェイクスピア「ヘンリー6世第2部」) Small things make base men proud: this villain here. (W.Shakespeare"Kink Henry VI Part2") ●才能は称賛の声のある方へと赴く。 称賛の声は才能を惑わす人魚である。 (J.ジュベール=フランスの哲学者) ●夫が妻にとって大事なのは、ただ夫が留守のときだけである。 (ドストエフスキー) ●人は自分の運命を非難して、責任を免れるつもりでいる。 つまり、いつも運命の女神がいけないことになる。 (J.D.ラ・フォンテーヌ=フランスの詩人「寓話」) On pense en etre quitte en accusant son sort. Bref la Fortune a toujours tort.(La Fontaine"Fables") ●金儲けとは、結局金のない連中から金を巻き上げることだ。 (獅子文六「青春怪談」) ●貧者は昨日のために今日働き、富者は明日のために今日働く。 (二宮 尊徳) ●初対面の相手と何とか打ち解けた関係になろうと、互いの共通点を探すこと に努力しました。趣味の話、親や子供の年齢など、どこかに共感できることが あれば、会話の糸口ができる。「共通点探し」は、職場や近所とのつきあいで も役立つと思いますよ。(中略) この世に「話し下手」という人はいないと思う。思ったことをすらすら口に 出せる人と、そうでない人の差があるぐらいです。むしろ、流ちょうに話す人 より、ゆっくりと話す人の言葉の方が心に残るもの。「訥弁(とつべん)こそ 最高の雄弁」というのが私の持論。一番大切なのは、その人自身の魅力ですよ。 人間性で会話のテクニックはカバーできる。でも、人間性はテクニックではカ バーできないのです。(金子辰雄=アナウンサー) ●いくら親子や夫婦といった身近な関係でも、双方向の会話がなければ心は通 いません。会話は人の心と心をつなぐ最大の手段なのです。「こんなことは言 わなくてもわかる」というのが一番いけない。最大の敵は「面倒臭がる」こと。 互いに思いやり、理解し合うための努力があってこそ、心の通う関係ができる のです。(金子辰雄=アナウンサー) ●若者は、自分を人と違ったものにする個性の種を一つでも探し出して、全力 を尽くして育て上げることだ。社会と学校はこの種を奪い、誰も彼も一まとめ に同じ鋳型に押し込めようとするだろう。だが、この種を失ってはいけない。 それは自分の価値を主張するための、ただ一つの権利だから。 (ヘンリー・フォード) ●Don't trouble trouble till trouble troubles you. 悩みがあなたを悩ませるまで悩みを悩ませるな。(諺) ●使う言葉の選択により望む成功への舵取りが可能なのです。言葉の力を試さ れてみて下さい。もし万が一失敗したとしてもお金は一切かからないのですか ら。 ●人生の悲劇は、生きているうちに内側から死んでいくことだ。 (アルバート・アインシュタイン) ●金をつくるより友人をつくれ。5年間に5人の友人ができたらしめたもので ある。10年間に10人の友人を得たら天下無敵である。(山口瞳=作家) ●人を使おうと思えば、自分があまりものを知っていてはいけない。 (山下亀三郎=山下汽船創業者) ●交際の奥の手は至誠である。(渋沢栄一=第一国立銀行・王子製紙創業者) ●人に上手に使われることは、やがて自分が人を上手に使うための最良の修行 である。(竹岸政則=プリマハム創業者) ●諸君は必ず失敗する。成功があるかもしれませぬけど、成功より失敗が多い。 失敗に落胆しなさるな。失敗に打ち勝たねばならぬ。(大隈重信) ●何でも一人でやろうと考えるよりできるだけ多くの人の力を借りた方がいい。 (早川種三=仙台放送社長) ●何々になろうとする者が多いが、何々をしようとする者は少ない。 (長岡半太郎=物理学者) ●覚えてもいてもいなくてもよいようなことをたくさん覚えているから、覚え ていなければならないことを忘れてしまう。だから自分が入用でないことは、 みな忘れてしまえばよい。(藤原銀次郎=政治家) ●私は不得手なことは一切やらず、得意なことだけやるようにしている。 (本田宗一郎) ●徳をもって人を支配する者は王たり。力をもって人を支配するものは弱く、 富をもって人を支配する者は貧し。(筍子) ●少なく交わり、多く親しむ。これを人を知るという。(管仲) ●行動を起こすときはあまり先々のことまで考えるな。どうしたいかだけを考 えろ。自分の論理を優先させろ。(中谷巌=ソニー取締役) ●自分には豊かな想像力と可能性が埋蔵されているということを、どれだけ信 じることができるか、信じることのできる度合いに比例して能力が出てくる (西和彦=元アスキー社長) ●大学卒業までは勉強も運動も人づきあいもうまくいきませんでした。みなさ ん、子供のころには楽しい思い出がありますでしょう。私は何でもかんでも落 ちこぼれで、褒められた経験がないんですよ。大学生になっても友達ができな いから年賀状も来ませんでした。私が伸びたのは弁護士として実社会に出てか らですね。(中坊公平) ●真の国際人というのは、英語が話せるとか外国のことをよく知っているとか で判断されるものではありません。まず自分が日本人であるという前提に立っ て、日本の文化や歴史を知り、正しい日本語を話し、そこから派生する美意識 や教養、マナーを身につけた人のことだと思います。(中略) 現在、外国の大使館が主催するパーティーなどに行くと、招待された日本人 が日本人だけで固まっている光景をよく見かけます。パーティーという場はお 互いを理解し合う場ですから、進んで話し掛けるべきなのです。それができな いということは、語学力に自信がないというよりも、語るべき自分がないので はないでしょうか。まず、日本人であることに誇りと自身を持つこと。語学力 はその次の問題です。(兼高かおる=横浜人形の家館長) ●宗教に走るってのは、現実の世界で生きていくことが嫌になったというか、 厭世的な気分になって出家するわけだろ。世間や現実を捨てるってのは、ある 意味で自殺と同じだからね。(ビートたけし) ●人生なんてものはもともと「無目的」なものなんで、人生に目的を持たせよ うなんて言ってるのは非常に怪しいと思うね。 もともと目的のないのが人生なのに、それを人生にはこれこれこういう目的 があって、人間として生まれてきたからには目的意識をきちっと持って生きな きゃいけない。目的に向かって邁進することが生きることだなんて、人生に無 理矢理目的を持たせようとするからいけないんでさ。(中略) 人生ってのは、もしかしたら「無目的である」ということに気づくために生 きてるってこともあるかもしれないんで、「人生なんてどうにもならねェよ、 バカなんだから」で、解決しちゃうのがいちばんいいんでさ。 人生にはもっとガス抜きがあったほうがいいんで、「なんでいつまでもこん なバカなことをやってなきゃいけないんだろ」って言いながら、落語の世界の ように笑ってるのがいちばんいいんだけどな。(ビートたけし) ●子供の自殺が増えてるっていうけど、(中略)親が子供にプレッシャーをか けて盲目的に励ますからでさ。それに耐え切れないっていうのが本当じゃねェ か。 おまえには何か才能があるはずだ、得意なものがあってできるはずだ、若者 らしい夢を持てだとか、プレッシャーをかけて過度な期待を子供に持ちすぎる からでね。 世の中、夢も得意なものも何もないやつもいるんだから、うちのおふくろみ たいに、「どうせおまえなんかバカなんだから、何にもなれっこないよ」って 言ってくれたら、「そうだよな。何にもないやつは適当に生きていけばいいん だよ」って、楽なんだけど、それを努力すれば何にでもなれるんだ、なれない のは努力が足りないからだって尻を叩かれちゃうと、やんなっちゃうんだよ。 出世、出生と世の中出世するのがあたりまえになってるけど、そんなことは ないんでさ。 オイラの子供の頃よりちょっと前までは、学校へ行く子と行かない子っての がいて、この子は頭がいいから学校に行くんで、おまえはバカで勉強が嫌いだ から学校なんか行かなくたっていい、好きなことやって働けばいいんだよって のがあったんでさ。 それが、今の時代は全員が同じように学校へ行って、ヘタすっと全員が大学 まで行こうっていう時代だから、世の中の人間全員が出世できるって勘違いし ちゃうんだよな。(ビートたけし) ●今の子供は小学校や中学校のお受験に失敗したやつは「落ちこぼれ」でしか ないという教育しかされてないからさ。 他にも生きる方法はいくらでもあるんだというのがない。その時点でもう挫 折して、落ちこぼれの人生なんてやだから、それなら死んでやろうってなっち ゃうんだよ。 ハナから「いいんだよ、試験なんて落ちたって」ってやれれば、自殺したり 学校を恨んで犯罪を起こしたりなんてことはないんでさ。(ビートたけし) ●二流の人物が時に異常な決意を固めて成功することがあるが、それは特別彼 らが優秀な人間だからではなく、不安な気持ちから抜け出そうと努力した結果 なのである。(A.d.モンテルラン=フランスの作家) ●簡単に借金する者は、返済に苦労する。(イソップ) ●善人と交われば、善ならざるはなし。悪人と居れば、悪ならざるはなし。 (徳川秀忠) ●自己の向上を心がけている者は、喧嘩などする暇がないはずだ。おまけに、 喧嘩の結果、不機嫌になったり自制心を失ったりすることを思えば、いよいよ 喧嘩はできなくなる。こちらに5分の理しかない場合には、どんなに重要なこ とでも、相手に譲るべきだ。こちらに十分理があると思われる場合でも、小さ いことなら、譲ったほうがいい。細道で犬に出会ったら、権利を主張して噛み つかれるよりも、犬に道を譲ったほうが賢明だ。たとえ犬を殺したとて、噛ま れた傷は治らない。(エイブラハム・リンカーン) ●「ウォールストリートジャーナル」の調査で、65歳以上の人を対象に以下 の質問をしました。 「人生をやり直せるとしたら、何をやり直しますか?」 どのような回答がもっとも多かったと思いますか? ■解答 最も多かった答えは、 「仕事上でもっと冒険する」 でした。 ●自分を大事にして自分の個性を強く出してく者が結局強いんですよ。どこで も通用するんすよ。(手塚治虫「ルードウィヒ・B」) ●人生のある時期は傑出していたとか、ある世代には受け入れられたとか、死 んでから認められたという人はたくさんいます。でも、手塚治虫はこれだけ長 い間あらゆる世代の人たちに同じように評価されてきた。冷静に考えてみても、 こういう人を天才と呼んでもいいんじゃないか。 父は天才であると同時に、人格者だったと思います。(中略) 偉人の伝記を読んでも、よいことばかり書いてあるわけではありませんよね。 「晩年は悲惨だった」とか、「天才だったが、さびしい死を遂げた」とか。で も、父の場合はそんなことはなく、最後まで愛され続けた。 ●運もありました。でも、大きなぼたもちが落ちてきたときにつかむ力がなけ れば落としてしまう。(村上英子=三井デザインテック顧問) ●人間の一生というのは今までの歴史に比べたらちっぽけですけど、この時代 に私がいたという証を残せたらすてきだなあと(中略)思うようになりました。 (高橋尚子=シドニー五輪女子マラソン金メダリスト) ●人がやったら、自分は必ずそれ以上やる。(藤田敦史=マラソンランナー) ●大といふ字を百あまり 砂に書き 死ぬことをやめて帰り来れり (石川啄木) ※当時の啄木の実際を思わせる心理状況ではありますが、誰もが陥りやすい 破滅意識と、どこにでも転がっていそうな立ち直りのきっかけのミックス されたモチーフに、読者はふと共感してしまうのだと思います。 (今野寿美=歌人) ●結婚ってのは、相手の背負ってるものを一緒に背負っていこうと覚悟しない とできないんじゃないのかな。(伊藤比呂美=詩人) ●番組で出会った90歳ぐらいのおばあさん。公園で中学生の女の子がたばこを 吸っているのを見て「あなたね、若いうちから吸ってると体に毒だからおやめ なさいよ」と注意したら、その子は後日、両親と礼を言いに来た。 俺、そん時、相手の体を思いやって注意したおばあさんって、すげえなと思 ってさ。なかなかそんな言い方できないと思うんだよ。(中略) 子どもは大人を移す鏡。迷惑をかける子たちだって、その原因は大人が作っ たかもしれないと思うと、叱り方も変わってくるかもね。(中略) 大人もしっかりしなくちゃな。でも、くそばばあって言われたら『あんたも じきにくそじじいよ』って、言い返せる余裕があるとよかったね。(中略) 叱る時もギャグやウィットがあるといいねえ。 (毒蝮三太夫) 教育 ●(俳優の大和田伸也さんは)息子が中学生のころ、どう言って聞かせても分 からない息子を殴りつけた。そして「オレも弱いけど、一生懸命に生きている んだ」と泣きながら抱きしめたという。そのときから、息子が少しずつ変わっ ていったそうだ。(中略) 「子どもはオヤジの背中を見て育つ」というけれども、オヤジも自分の殻に 閉じこもらずに、正面からぶつかってみるのも大切なんじゃないだろうか。 子どもが求めているのは、何も強いだけの父親像ではない。弱さをもさらけ 出した一人の人間としてのオヤジを見たとき、子どもは何かを学んでいくのだ と思う。親子のあり方に決まった形はないのだから。(大仁田厚) ●(「自分がされて嫌なことは人にしない。されても仕返ししない」という考 え方について)世の中はそんな理想的な世界ではなく、子どもにはたたかれた り意地悪されたら倍にして返せ、と言っている。 (佐賀県鳥栖市・50歳主婦) ●優しいことも必要ですが、強さがなければ自分を守れないし、人に優しくも できない。(いじめに遭う子の)親に共通する変な優しさというのも、昨今の いじめ事件報道を見て、私も感じます。 弱い者をかばう優しい社会は必要ですが、現実にいじめで殺される子どもが いる以上、自衛のための強さを身につけることは必要。(会社員女性・35歳) ●理想論であればいくらでもきれいなことは言える。しかし、学校はいま、戦 いの場。きれいごとでは済まされない。嫌がらせを我慢すれば、いじめの対象 となります。仕返しすることで友達と対等に付き合えることも、やってやり返 しての繰り返しになることもあるでしょう。でも、仕返しできるくらいの心の 強さは必要。(福岡市西区・37歳パート女性) ●私も子どもに「目には目を」で仕返ししてもいいと言います。ただし「され た以上のことはするな」という意味です。相手を倒すためではなく、他人に優 しくなれるために武道を習わせたい」(福岡市東区・43歳自営業) ●いい人も悪い人もいて、一人の人間の中にも良い部分も悪い部分もある。一 番よくないのは、決めつけてしまうこと。いじめる奴が悪いにはわかるが、い じめられた側に100パーセント問題はないのか。いろんな角度から物事を捉え るべきだ。何事も「絶対」ということはない。 (福岡市西区・30歳会社員男性) ●人生で一番短いのは時間。人生80年といっても3万日程度。1ヵ月で1000分 の1が消える。自分の時間を有効に使った人が成功して、そうじゃない人はあ まりいい人生を送れない。 日本では上梓に付き合って残業し、仕事の後も「食事に行こうか」「飲みに 行こうか」といって12時過ぎに帰る。会社に入っても将来が保証される時代じ ゃないのに、そこまでやる必要はないんですね。 (ピーター・フランクル=数学者・大道芸人) ●僕は親から「他人と比べるな」と教育された。つまり、自分との競争なんで す。そのためには、彼女とのデートもいいが、自分のための勉強に時間を使う ことも大切。 コツは集中することです。自分の大道芸もそう。週1回、2回の練習じゃな く、1・2ヵ月、一生懸命やって上達すれば、後は1日30分で維持できる。 (ピーター・フランクル=数学者・大道芸人) ●グローバルスタンダードとは「アメリカの真似をしよう」ということ。でも、 天然資源から人口まで日本と米国はまるで違うんです。80年ほど前、中国の孫 文は「日本の選択肢は2つある」と言った。「アジアの砦になるのか、欧米の 犬になるか」これは今でも変わらない。日本とアジアは文化や歴史を共にして いる。 (ピーター・フランクル=数学者・大道芸人) ●日本が戦後立ち直ったのは、世界有数の教育大国だったから。政府は義務教 育でも、アメリカと同様、学校を娯楽施設にしようとしている。優秀な人材を 引き寄せる力があるアメリカはそれでもいい。 「日本人はよく働く」というが、別に日本人の血が濃くて外国人より働くと いうわけじゃない。明治初期に日本に来た人は「怠け者」と書いたほど。強い 義務教育で変わったのです。 日本人は工場でネジをきちっと締めるのは、義務だと考える。それが学校で も「数学をやりたくないならやらないでいい」となると、工場できちんとネジ を締めると思いますか。僕はそうは思いません。 (ピーター・フランクル=数学者・大道芸人) ●まず、光を生み出すことをしなければ、影は永久に出てこない。影を警戒し すぎると、結局「天気は年中、曇りもしくは雨でよし」とする考え方に行き着 いてしまう。曇天、雨天では確かにできないが、それでは作物はほとんど何も 育たないだろう。 「影」を心配することは確かに必要だ。たとえば、IT革命が進むとデジタル デバイドが進む。そのことに注意しておくことは重要だ。しかし、逆に、デジ タルデバイドを初めから心配しすぎると、IT革命は進めない方がよいというこ とになってしまう。ベンチャービジネスの排出率が異常に低く、規制や保護に 頼りたがる日本人特有の問題も、影を心配しすぎる国民性と無関係ではない。 それでは、「光と影」論における正しい考え方とはどのようなものであろう か。そのヒントは「光」と「影」を明確に分離して考えるということにある。 「光は影を作り出す」という理由で光を拒否するのではなく、光をまず積極的 に生み出す努力を最大限する。しかし、光が出てきて、影が実際にでき始めた ときには、これに対して最大の対応策を講じるのである。 自動車の運転でいうと、アクセルを踏むことで初めて車は走り出す。車が走 り出すと危ないという理由で初めからブレーキを同時に踏んでいたのでは、車 は走り出さず、エンジンが空回りするだけだ。車が走り出し、スピードが出過 ぎて危なくなったときには、今度はしっかりとブレーキを踏まなければならな い。こうすれば、我々は目的地に着ける。 目的地に着くためには、「アクセルとブレーキを同時に踏む」のではなく、 「まずアクセルを踏み、しかる後に適切なタイミングでブレーキを踏む」こと が必要なのである。(中谷巌=三和総合研究所理事長) ●「学校の勉強」は個人の努力が成果になる、素晴らしく単純明快でラクなこ とです。(神奈川県海老名市・30歳女性) ●かわいくないとだめ? 顔、大事ですよね。ブスだって平気だ、心が大切なんだなんて言う人がいる けれど、それはブスという言葉で傷ついたことがない人のセリフ。そんなきれ いごとは言われたくない。見た目がいい方が得するのが世の中だもの。 もしも本当に気になるのなら、二重まぶたにする整形手術を受けてみては。 整形なんて、という人もいまだに多くいるけれど、それもやはりそこまで悩ん だことがない人のセリフ。君が二重まぶたで幸せを感じられるのなら、一体誰 に整形を反対する権利があるというのだろう。 でもひょっとしたら、その前にやっておくことがあるかもしれない。それは 朝起きたらとりあえず笑うこと。自分なりのオシャレを楽しんで義務化するこ と。ランチは新しいお店を開拓すること。ロマンチックな映画や笑える芝居を 見て、ロックコンサートにも出かけること。海外旅行の計画を立てること。カ ラオケのレパートリーを増やすこと。読みたい本をどんどん読むこと。お花を 買っておうちに帰ること。でかいクッキーを焼いてみること。男の人への電話 も日課にしちゃおう。 つまりこれらは、日々を可愛がるいくつかの方法です。日々を可愛がるよう に努めれば今度は日々が君を可愛がってくれるようになるもの。その新しい季 節の向こう側から、ほら、誰かが君を見つめて歩いてくる。ということを君は まだ知らないのです。(ドリアン助川=ミュージシャン) ●私は丸腰で立ち向かって滅びても構わないと思います。いつかは剣なり銃な りを捨てなければならない。それを今すべきだと思います。 (中略) 平和を守るために血を流すのならば、非暴力・丸腰で流すほうがましだと思 います。 武力に訴えるのは弱いからです。本当に強い者は、そんなことはしないはず。 (杉並区・19歳男性) ●自分の仕事に誇りを持てない人が勲章を欲しがる。(大橋巨泉) ●自動車はなぜ速く走れるのか。エンジンが高性能だからか。確かにそれもあ る。しかし、絶対不可欠なのは、ブレーキである。いつでも止まれるという安 全が確保されているから、速く走れるのだ。 経済活動でも、似たことがいえる。絶対に必要なのは、将来どのような状態 になっても確実にリターンが得られる「安全資産」である。 資産の一部を安全資産に運用することで、将来の最低ラインを確保できる。 そして、残りを使ってリスクに挑むことができる。 しかし、安全資産がなければ、将来の基盤が確保できなくなるので、リスク をとることもできなくなる。この意味で、安全資産は、リスクへの挑戦を可能 とするための不可欠の条件である。 歴史的にみても、投資の安全性が拡大されたことで、大きなリスクに挑戦す ることが可能になった。株式会社制度は、有限責任制を導入し、さらに、持ち 分の分割保有を可能とした。これによって分散投資が可能となり、投資家はリ スクが一つの事業に集中するのを避けられるようになった。保険制度もリスク 回避に寄与した。こうした制度が整備されたからこそ、リスクに挑戦できたの である。(中略) 日本経済を活性化させるためには、リスクをとる必要があるといわれる。新 しい事業はリスクに満ちているし、構造改革は道の痛みというリスクを持つ。 それらを積極的に受け入れなければ、新しいフロンティアは生み出せないとい うのだ。 リスクへの挑戦梨に未来が開けないというのは、その通りだ。しかし、安全 策を用意しないでリスクに臨めというのは、ブレーキがない自動車で突っ走れ というようなものである。 経済的な安全の確保は、地味な問題だ。それが実現できたところで、あまり 目立つことはない。だが、それこそが経済政策の基本的な課題だ。 (野口悠紀夫=青山学院大学教授) ●運転免許証のICカード化の活用法 @血液型、連絡先の記憶で迅速な事故対応 A運転者の体格情報でシートやハンドルの位置を自動調整 B走行距離を記憶し、更新時の判断材料に。運転しない人がゴールド免許と いう矛盾を解消 C初心者や高齢者はナンバープレートにマーク表示し注意を促す D運転者が分かるので車の盗難防止に役立つ ●具体的に何かを自分がしなければならないのではないか。この社会のために … 一票を投じる者が自分の仕事を別個に持っているのと同じように、NGOのメ ンバーも自らの生業を持っているのであり、余暇を割いて活動することができ る。 インターネットをはじめとするIT技術の利点を最大限に活用し、効率的な運 営を行う。(Taisan) ●奨学金 保証人が必要 教育ローン 保護者が対象で、本人は借りられない ●家庭の経済状況を考えて生徒自ら進学を断念する場合もある。素質や能力、 意欲ある彼らにチャンスを与えないのは、社会にとっても損失ではないか。 学生本人が借りられる教育ローンを用意できないだろうか。保証は国がすれ ばよい。(中略)結果として教育の機会均等、若者の親からの自立、学びの場 としての大学の復権をもたらすかもしれない。 (萩原紀男=さいたま市、高校教員、52歳) ●米欧においてはすでに、所得保障という受動的な政策から、雇用創出を目指 す積極的雇用政策にシフトしている。しかしながら日本では、受身のセーフテ ィーネットの充実が声高に叫ばれる分、雇用創出は出遅れている。(不明) ●若者を、学力低下、フリーター、パラサイト・シングルと嘆くだけでなく、 能力を高め、職に就かせる積極的政策を強化しないと、日本の明日に禍根を残 すことになる。(不明) ●私は才能があるわけではない。だから、普通の人が80%ですむところを120 %でやらなければならない。(野依良治=名大教授、ノーベル賞受賞者) ●音楽でも美術でも、とにかく一流を知れ。一流が分かれば、物事の区別がつ きやすい。(野依良治=名大教授、ノーベル賞受賞者) ●生きていく上では、何でも勝手にすることが自由なのではなく、身の回りの 人に「自分」を理解してもらうことが、自由へと結びつくこととなる。それは (中略)大人になったって、社会に出たって、変わらないものだ。あなたが誰 にも関わらず、一人で生きていくということを選ばない限り、仕事仲間や結婚 する相手など、誰か仲間と生きていくこととなる。(中略)環境や状況を嘆く 前に、自分の行いや態度を考えてみよう。 あなたも環境や状況の一部であり、この世界の登場人物であり、あなたにと ってはあなたが主人公だ。つらい物語を読んでいるわけではなく、あなた自身 が舞台に立っている。あなたもこの世界の脚本の次のページを書く一人だ。 環境や状況と向き合ってみよう。親としっかり向き合い、心からあなたの気 持ちを話してみよう。相手に自分の思いを伝えることは本当に難しいことだけ ど、生きていく上でそれは常に変わらない。あなたを自由にするのは、あなた しかいない。あなたを変えられるのは、あなたしかいない。 (飯野賢治=クリエーター) ●虐げられた側からしか、改革はできない。社会に必要なことはいっぱいある のに、男たちは同じ目線、同じ言語でしか考えない。私は男性言語でここまで やってきたけれど、これからは女性や子どもや高齢者や、様々な人々の言語を 流通させたい。その通訳をしたい。(濱砂圭子=フラウ社長) ●熱いココロと冷たいアタマ。主人がよく言ってました。心をどんなに燃やし ても、頭だけは静かじゃないといけない。頭の先で考えるな、お腹まで下ろ して考えろって。口癖でした。(松岡佑子=静山社社長) ●人が生きていくのにそんなにたくさんのお金は必要ない。 (松岡佑子=静山社社長) ●私、偶然と必然は絡み合ってると思うんです。偶然のように見えても、それ を成り立たせるいろんなものは必然なんです。それが絡み合って、何かの時に 爆発的に魔法がかかる。 例えば、私が出版社を引き継いでいなければ、「ハリー・ポッター」に出会 ってもどう感じたかわかりません。英語ができなければ一晩で読むことはでき なかった。20年来の英国の友人がいなければ「ハリー」に出会うこともなかっ たわけですから。(松岡佑子=静山社社長) ●どのような「正義」を掲げようが、人を害する暴力は、適切な手段として使 われたときしか、正当化できない。(中略) 暴力が一度使われると、憎しみを媒介に、次の暴力を招くというダイナミズ ムもある。(中略) グローバル化時代には、テロの被害も国境を越えた。安全な暮らしを実現す るには、人々の共生を許す、寛容で非暴力的な社会を広げていくしかない。遠 回りに見えても、そうした動きを支援する環境作りが、平和への近道ではない か。(竹中千春=明治学院大学教授) ●テロは圧倒的な軍事力の差が生み出す戦争の一形態と言える。 (原寿雄=元共同通信編集主幹) ●一つの事を追いかけていたのでは、いつになっても、長岡たて直しの大本が 定まらないのだ。まず第一は、大本を定めることだ。それを定めて、土台から きずきあげてゆくことだ。その土台をきずきあげるあいだは、そりゃぁ、みん な、つらいだろう。苦しいだろう。しかし、我慢をしてくれ。たのむ。たのむ。 虎三郎、一生の願いだ。−−なるほど、そこもとたちの言う通り、三根山から きた米は、家中の者への見まいの品にちがいない。しかし、三根山藩の、その 深い心づくしの米を、おれはただ食いつぶしてはしまいたくないのだ。なあに、 はじめからこなかったものと思えば、なんでもないではないか。−−もとより、 食う事は大事なことだ。食わなければ、人間、生きてはゆけない。けれども、 自分の食う事ばかりを考えていたのでは、長岡はいつになっても立ち直らない。 貴公らが本当に食えるようにはならないのだ。だからおれは、この百俵の米を もとにして、学校を立てたいのだ。学校を立てて、子どもをしたてあげてゆき たいのだ。この百俵は、今でこそただの百俵だが、後年には一万俵になるか、 百万俵になるか、はかり知れないものがある。いや、米だわらなどでは、見つ もれない尊いものになるのだ。その日ぐらしでは、長岡は立ちあがれない。あ たらしい日本は生まれないぞ。(山本有三「米百俵」) @Life APositive Thinking BTommorow is another day. Cことわざ @Policy ADemocracy Bデモクラシーとは誰に任せるかを決めるものであり、任せたら横から文句を言うべきではないという考え方は、さかのぼれば1940年代のシュンペーター以来あり、それなりに説得力を持つ。しかし他方で、政府に権限を集中することの危険性、とりわけ軍事的な事柄についてそうすることの危険性が消滅することはない。取り返しがつかないようなことをやらかした政府を後にやめさせたとして、何になるだろうか。 何より恐れるのは、シュンペーター的なデモクラシー理解が結果として、一般の人々が政治について考える意欲を挫いてしまうことである。どんな政治問題についても、人々が終始当事者として考え続けることが、デモクラシーの基盤である。この点を軽視し、とにかく早く決断がなされることだけを求めて行けば、後に残るのは、「何も決定されないよりは、どんな内容の決定でもましだ」というニヒリズムだけである。 C杉田敦=法政大学教授 @Life ALove Bようやく今になってわかった 守る人ができると誰もが強くなれる C大本友子=シンガソングライター「あなたのままで」 @Life APositive Thinking B子供の頃から 憧れだけを追い続けてきた そんな気持ちを 無駄にしないで あきらめないで(中略) 心の中のHERO どんな時も信じて 窮屈な見栄も我慢も迷いも捨てて 走り出したい(中略) 失敗から逃げてばかりじゃ 夢なんてつかめないさ(中略) 飛ばしたコインで 行き先探しても 仕方ないから 黙ってないで うつむかないで 自分の力で(中略) 『努力してもなれないものもある』そんなの分かってる でも やらずに出来るはずがないだろう?(中略) 瞳の中のHERO 夢に描いたHERO目指して 本気と勇気 ぶつけよう 心の中のHERO 遠回りでもいいさ 誰にも負けないくらい 素敵な未来 見つけてみせる Cchase「瞳の中のHERO」 @Life AEducation B子ども時代に食べたものの影響は大きい。子どもの時に頻繁に食べてなじんだ食べ物というのは「ソウルフード」と呼ばれ、心安らぐ味としてその人に定着する。大人になっても、死ぬ間際にも食べたくなるというから、消費への影響は大きい。 偏見を持たない子どものうちに魚に触れたり、魚料理を食べたりするのは(魚離れが著しい若年層の消費拡大に)非常に有効だ。例えばイワシをさわらせると、大人は「生ぐさい」と言うが、子どもは見て「きれい」、なでて「気持ちいい」と素直に口にする。こうした気持ちを持つことで、魚を食べなかった子が食べる勇気を持ち、さらに好きになることが多い。 C坂本広子=料理研究家 @Policy ACivilization Bイスラムの問題抜きには世界を語れないことが初めて見えてきた。今になってみれば、なぜ気がつかなかったのかということになるけれど、アジアの存在も軽視しがちだった。実際には同じイスラム社会にもいくつもの違う顔がある。アジアにはイスラム文化も多神教の文化もある。そうした多様性にも目を向けようとしなかった。これは西欧中心的な価値観にいかにとらわれていたか、日本の知識人も反省を迫られていることです。(中略) グローバリズムもある意味では底の浅いものだったということになる。これからは、もっと複雑な世界像を考えていかなければならない。(中略) チェコ生まれの作家クンデラは、人間の世界は未熟な惑星だと言っている。もともと人間は未熟な存在でしかないのに、その未熟さや弱さを忘れてきた。人類の将来が無限に続くわけではない。ようやくそのことに気づいた。今回の惨事(米同時多発テロ事件)から人間が何を学びとるかは人類の将来にとって重要だ。何も学びとれないとすれば、本当にやりきれない気がする。(中略) 近代の科学技術文明は光を追い求めて影や闇の部分をまともに扱ってこなかった。その結果、良くも悪くも明るくて陰影のない文化ができあがった。そうした平板な文化は意外ともろいものだった。(中略) アメリカ的な文化は明るさや健康に価値を置いて、人間の弱さや悲しみのような影の部分をマイナスの価値として切り捨ててきた。本当は弱さも悲しみも大切なものなのに、生産や効率の役に立たないからと切り捨ててきた。その結果、一面的にしか世界を捉えられなくなった。だから相手の屈折や影の部分を想像できない。自分たちの価値観と善意で押し切ろうとする。相手がついてこないとすぐに裏切られたと思う。 人間にとって重要なのは自分とは違う価値観を持つ他者の存在です。異質な他者によって初めて見えなかった自分の姿が見えてくる。これは文化や社会についても言える。他者を見失った文明、同質な集団や均質な価値観だけになってしまった文明というのは危うい。(中略) 哲学は特別な専門家のものではない。これは人類全体で取り組まなければならない課題なのです。(中略) 哲学の役割というのは、隠された人間の英知を探し出し、再発見することだ。こうした時代にこそ過去の人類の英知に学ばなければならない。歴史の中には多くの知恵が残されているはずです。例えば西洋で古代世界が崩壊したヘレニズムの時代にはストア主義という新しい哲学が生まれた。ポリス(都市国家)の支配が崩れて、人間はばらばらな個人として世界に投げ出された。そうしたグローバル化の時代に宇宙的共感によって人々を結びつけようとした思想だった。民族や宗教の違いを超えて人類を結びつける新しい哲学が、今再び求められている。危機を乗り切るためには、人類のすべての知恵を動員する必要があるのです。 C中村雄二郎=哲学者 @Policy ACivilization B世界はこれだけ狭くなっているのに、民族や宗教の違いを超えて、多様な文化を認めある思想を作り出す知的な作業が行われていない。 Cエドワード・サイード=パレスチナ生まれの米国の思想家 @Policy ALabor B失業率はひとつの通過点にすぎない。もっと上がって初めて雇用の流動性を高める起爆剤になる。 C秋草直之=富士通社長 @Life ASports Bサッカーは、背が高くて体が大きいのがうまいとは限らない。リッチで力のある国が強いとも限らない。だから面白い。 Cカルロス・ゴーン=日産自動車社長 @Policy APhilosophy Bすべての人の目から、あらゆる涙を拭(ぬぐ)いさることが私の願いである。 Cマハトマ・ガンジー @Policy APhilosophy B古人の跡を求めず、古人の求めたるところを求めよ。 C松尾芭蕉 @Life ACharacter B人の短を言うなかれ、己の長を説くなかれ。 C松尾芭蕉 @Life APositive Thinking B山は近づけは近づくほど険しくなる。 CArthur Bloch "Murphy's Law" @Life ACharacter B人間として遠い先までの配慮がないようでは、きっと身近に心配事が起こるものである。 C論語 @Policy APhilosophy B私は、繰り返して言います。 私達が奉仕している貧しい人達、ハンセン病で苦しんでいる人達、 拒絶された人達、アルコール依存症の人達、 これらの人達は素晴らしい人たちです。 彼らは、素晴らしい人格を持っています。 彼らに奉仕しながら私達が得た経験は、そうした素晴らしい経験を まだ持ったことのない人達に伝えていかなくてはなりません。 Cマザー・テレサ @Truth ALerning B学問とは方法づけられた知識の体系である。 Cデカルト @Life AAction B知つて行はざるは知らざるに同じ。 C貝原益軒(1630-1714)=儒学者「慎思録」 @Policy APhilosophy B悲観的な見通しは、たとえそれが外れたとしても「外れてよかった」という安堵感があるため、非難されることが少ない。評論家の多くが悲観的予測を愛好するゆえんだろう。 しかし、現実の世界で悲観論は人々を立ち止まらせてしまう。 C出所不明 @Business AChange Bわれわれは変化を脅威や危機ではなく、常に興奮やチャンスの源泉ととらえている。 Cジャック・ウェルチ=GE会長 @Business AChange B英語では、変化(チェンジ)と好機(チャンス)は一字違い。彼らは今「世界は変わった」ととらえ、単なる復旧ではなく、新しいシステムの構築を考えているに違いない。 C出所不明 @Policy APhilosophy B人々がより幸せになるシステムを構築する際に多少の痛みが生じることは世の常です。これは分かち合わなければなりません。社会の幸せの総量が増えるのなら、それに協力するのが社会の一員としての責務です。 C伊藤真 @Life APositive Thinking B自らをあえて追い込んでいくことで、新しいエネルギーを生み出すことができ る。 C伊藤真 @Life APhilosophy B世の中のためになると本気で信じることを懸命に行っていれば、それは必ずいつかどこかで実を結ぶと信じています。目先の利益を追うのではなく、大義に生きるという生き方もあります。私は(中略)本音で生きることに決めました。それが最も強い力を生むと信じたからです。 本音同士でぶつかった相手は尊敬できるし、認め合うことができます。お互いの批判の中から新しいものを生み出すことができるからです。本音を通そうと努力した結果なら、負けても恥ずかしいと思うことはありません。より謙虚に、より強く信念を持てばいいだけです。 C伊藤真 @Policy AAgriculture B農村に住むことの価値を高めることが大切。 CTaisan @Life APhilosophy B死があまりにも強烈だから、したがってその生もまた当然強烈になる。死を常に身近に感じているから、今生きている自分を確認しよう。それがスペイン人の示す情熱の真の姿なのだ。スペイン人の挨拶「アスタ・マニャーナ」という言葉は日本語にすれば「明日またね」ということになるけれど、これには続く言葉が隠されているんです。「アスタ・マニャーナ、シ・ディオス・キエレ」。「もしも神様の思し召しで明日も生きて目覚めることができたなら、明日またあなたと会いましょうね」というのが本当の意味です。スペイン人は明日必ず生きて目覚めると考えていないわけです。生が明日もあさっても必ず続いているという意識はないんです。今生きていることしかない。だから今日エネルギーを最大に燃やすんです。 C(天本英世=俳優