真備美しい森には家族連れなどおよそ150人が集まりました。倉敷市の西博副市長は「皆さんにとっても思い出になる植樹にしてください」と挨拶しました。そして、倉敷市水江の田上裕人くんら参加した子供4人と一緒に芝生広場にカイの木を植えました。このあと集まった家族連れはクスノキ・アベマキ・コナラ・センダンの4種類の苗木400本を美しい森の斜面に植えつけていきました。参加した親子らは手鍬を使って地面に穴を掘り、そこに苗木を植え、丁寧に土をかぶせていました。また、植えた苗木のそばには「大きく育ってね」などとメッセージが書かれたプレートも取り付けられました。今回植えられた苗木は地域住民でつくる真備美しい森運営協議会の委員が水遣りなどの世話をすることになっています。倉敷市の40周年記念植樹は来月4日に倉敷美しい森でも行われる予定です。
総社市の農産加工品を提供するサン直広場ええとこそうじゃ組合は、農業への理解と交流を目的に利用者を対象にした農作業体験会を定期的に開いています。今回は今年6月に植えたサツマイモの収穫体験です。総社市久代のおよそ5アールの畑には、総社市内外から20組およそ80人の家族連れが集まり、サツマイモ掘りに汗を流しました。土の中から丸々と太った赤紫の姿を現したのは、「なると金時」です。参加者たちは、スコップ片手におよそ350株400キロのサツマイモを家族ごとに協力して掘り出し、収穫の喜びを実感していました。収穫のあとは、掘りたてのサツモイモを使った薩摩汁や天ぷらなどの料理を味わいました。
平成倶楽部は、建設や電気工事など異なる業種の企業20社のオーナーたちでつくる親睦団体で、年に一、二度地域のボランティア活動に取り組んでいます。今回は倉敷市黒石にある認知症対応生活介護施設グループホーム萌を慰問し、メンバーの一人が所属するバンド「アンハード・オブ」を招きグループホームの入所者の前で演奏しました。グループホーム萌の駐車場で開かれた演奏会では、時代劇ドラマのテーマソングを皮切りに「きよしのズンドコ節」「さざんかの宿」などの歌謡曲が演奏されました。集まったおよそ60人の入所者らは、さわやかな秋晴れに響く演奏を聴きながら手拍子を打ったり、歌を口ずさんだりして楽しいひとときを過ごしていました。