埼玉県川口市柳崎のアパートで、会社員渡辺沙織さん(26)が遺体で見つかった事件で、川口署捜査本部が、犯人は7月上旬に同じアパートで発生した強盗事件と同一犯で、若い男との見方を強めていることが3日、わかった。
捜査本部の調べでは、7月の事件では、帰宅直後の女性が、衣服で後ろ手に縛られて現金を奪われており、渡辺さんの事件と手口が酷似している。声や話し方から犯人は10歳代後半〜20歳代とみている。
一方、渡辺さんは10月30日午後6時半ごろ、アパートから約600メートル離れたコンビニエンスストアの現金自動預け払い機で、カードを使って現金1万円を引き出していたことが防犯カメラで確認されたが、現金やキャッシュカードは室内に残されていなかった。
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