Re2: 「馬鹿ちょん」と「チャンコロ」


記事番号:1784 (1999年06月02日 12時48分41秒)
投稿者:HIROSHI (属性:32歳/日本人)
 メールアドレス:hiroshis@shizen.co.jp

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内容

台湾の友人から、「君たち日本人は、僕たちに何で“支那”なんていう難聴(
聞いて耐え難い、カッコ悪い、聞いて不愉快になる)名前をつけたんだ?」と
聞かれたことがあります。あと、「支那人はまだいいけどチャンコロは許すな
と父に言われた」という友人もいました。チャンコロは清國奴だからとその人は
言っていました。

私も、広東語のガー仔(日本語のわたしが、あなたが、これがの“が”が非
常に耳につくらしいのでこう呼ばれている)とか北京語の小日本、日本鬼子
にはかつて頭に来ていました。でも今は、差別的に使われなければ、別に
何とも思わないし、その言葉を差別的に感じれば、反応しますが、相手が
ふざけての事なら、軽く流しています。

ただ、逆に嫌なタイプの日本人(台北の林森北路あたりの昼間から
ホステス連れていちゃつく農協おやぢとか・・・)を見たりすると、「乾イ尓娘!!!お前たちの
せいで、日本人全てが金にもの言わせて女買っていると思われるんだ、この
日本鬼!」とか、日本人の私が中国語でその日本人に言ってしまったりしま
した。関係無い話ですが・・・。
(ちなみに悪口は中国語の方がスッキリするのです。日本語は悪口の発展途上国ですね。)

それで、「−−何で“支那”なんていう−−」という質問には、語源を説明すると、「そうなんだ、ふーん。」という感じでしたが、アジアの人が「馬鹿野郎」に極端に
反応するのと同じく、すごい意味だと思っていたようで、説明を聞くと、ちょっと
がっかりしたようでした。
ちなみに台湾の人は「馬鹿野郎」が「fack」と同じようなことばだと思っていたようです。
それもこれも、むかし台湾や大陸にいた日本の兵隊さんが、「こら支那人(チャンコロ)、馬鹿野郎!」とか、
差別意識丸出しで怒鳴って威張り腐っていた弊害でしょうね。

まあ、語源がなんであれ、その国の人と仲良くするのであれば、相手が差
別的に感じる言葉は、使わない方が、気分も悪くならないし、いいのではな
いでしょうか?


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