大牟田・荒尾 近代化遺産特別公開
 近年、大牟田・荒尾に点在する炭鉱関連施設が「近代化遺産」として注目を集めています。
 これらの施設は見学に事前の許可がいるなど、普段は一般に公開されていないものがほとんどです。
 今回、その炭鉱に関連した施設等のいくつかを11月3日(土)に特別公開します。
 いつもは見られない炭鉱(やま)の遺産をご覧になりませんか。

※この日は、石炭館も無料公開します。
日時 平成19年11月3日(土)
※公開時間は場所ごとに違いますのでご注意ください。
※各場所に駐車場あります。
主催等 主催(共催)/大牟田市教育委員会、荒尾市教育委員会、大牟田市石炭産業科学館、NPO法人大牟田・荒尾炭鉱のまちファンクラブ、大牟田市役所主査・主任会
協力/大牟田レイルクラブ、「こえの博物館」上映実行委員会
問合せ先 大牟田市教育委員会  文化・スポーツ課
TEL/0944−53−1503(直通)
特別公開1 三池炭鉱宮原坑跡(国指定史跡・国指定重要文化財)
公開時間/10:00〜16:00
見学料/無料
かつての宮原坑とまちの様子を伝える写真も昔の社宅で展示します。
特別公開2 三池炭鉱万田坑跡(国指定史跡・国指定重要文化財)
公開時間/10:00〜15:00
見学料/無料
ガイドの説明があります。
特別公開3 三池港(日本で唯一の閘門式の港)
公開時間/10:00〜16:00(受付は合同庁舎前)
見学料/無料
有明海の干満差を解消する開閉式の閘門が見学できます。
特別公開4 旧三池炭鉱専用鉄道電気機関車(炭鉱電車)
公開時間/10:00〜16:00(受付はエスジーケミカル入口(三井化学合成門))
見学料/無料
炭鉱電車の運転台も見学できます。
無料公開 大牟田市石炭産業科学館
公開時間9:30〜17:00
観覧料/無料(通常は常設展示は有料)
11月3日のみ無料公開します。企画展示室では「夏休み自由研究展」も開催中です。
無料シャトルバス 当日は無料シャトルバスが1時間に2便運行されます。
大牟田駅東口(発)→炭鉱電車→宮原坑跡→万田坑跡→三池港→石炭産業科学館→大牟田駅東口(着)
※運行時刻は近代化遺産特別公開のちらし裏面をご覧いただくか、文化・スポーツ課までお問合せください。
【三池炭鉱宮原坑跡】
(国指定史跡・国指定重要文化財)
年間40〜50万トンの出炭を維持した明治・大正の主力坑です。
住宅地に突然あらわれる銀色のヤグラとレンガ造りの巻上機室は、そこだけ時間が止まっているかのようです。
【三池炭鉱宮原坑跡】
(国指定史跡・国指定重要文化財)
大正・昭和初期の主力坑です。現在も当時最大規模の立坑と、レンガ造りの趣きある事務所棟がそびえています。黒く鈍い光を放つワイヤーをまとった巻上機は、当時の趣を伝えています。
【三池港閘門】
三池港は、石炭の積み出し港として、三池炭鉱育ての親、團琢磨により築港されました。そこには、炭鉱が終わっても、港があれば他の産業を興すこともできるという琢磨の百年の計がありました。
【旧三池炭鉱専用鉄道電気機関車】
(炭鉱電車)
なんと、日本最古級の電気機関車です。現在は完全非公開なので、この機会にぜひご覧ください。(写真とは別の場所での見学となります)

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