以前のブログで、次女の学科仲間に2ちゃねらーのチャネ男がいることを書いたが、後期に入って劇的に変化したそうである。
チャネ男は人とのコミュニケーションが苦手で、学科仲間の足を引っ張っていた。
足を引っ張ると言うより、意地悪?をして嫌われ者だった。
次女の専攻学科が特殊な物で、学科生徒は20数名。大学4年間顔を突き合わし、その中でも、選択科目が全部同じがチャネ男と次女だった。
ノー天気な次女も、一時期、学科を変わろうかと真剣に悩んだほどだ。
今年に入ってから、お人よしが揃っている学科仲間の、それとないサポートのお蔭で少し、チャネ男に変化が見られる様になってはいたが、一進一退だった。
次女はカナダ旅行で、後期の出席が少し遅れたのだが、久しぶりに大学へ行ってチャネ男に会ったら、いきなり
「○○ちゃん、(絶対に人の名前、ましてや姓ではなくて名前など呼ぶヤツではなかった)お帰り!無事に帰って安心したよ。土産話聞かせてね!」
と、青春ドラマの主人公の様に立ち去ったそうだ。
その場に居合わせた学生は皆、呆気に取られたそうだ。
そして、学科のHPが長い事更新されずにいた事を率先して、自分にやらせてくれないか?と、皆の承諾と教授陣の許可を取り付け、あくる日には大学一のHPが出来上がっていたそうだ。
そして、講義が終わった後、遊び好きな次女はアホの様に3人の友達と、教室の後ろでバーチャルバレーボールをやって遊んでいたそうだ。
ボールが実際にあるわけではない。あるつもりで、サーブ、レシーブ、アタックとやっていたら、
「ブローック」
とチャネ男が飛んで来たそうだ。
言っておくが、3年間、学際にも、ゼミ旅行も参加した事がなかったチャネ男だ。
冗談やおふざけには当然、入った事のないヤツだったそうだ。
でも、そこは仲間同士、そんな事は関係なく熱中してバーチャル遊びで汗を流して楽しんだそうだ。
そしてその夜、次女が話してくれたが、ミクシイで連絡を取り合う今時の学生だけど、その中で、チャネ男が書いたそうだ。
「自分の変化に皆が驚いているだろう。実は失恋をした。その人は見事な振り方をしてくれた。こちらのプライドが傷つくことのない、そして向上心を与えてくれる振り方だった。・・・略。その人に近付ける人間になりたいとおもって、自分の殻を破る事からはじめた。・・・許してくれる仲間で良かった。この学科に来たから皆に会えた、ありがとう」
と結んであったそうだ。
恋は素晴らしい!!人をも変えてしまえるのは恋以外はない!
よし!今日もブンブンブン♪を食べに行こう!
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