おしゃべりなマダム

ブログを訪ねて下さる先輩方に、私は刺激を受けている。

ＰＣに不慣れながらも懸命に、新しくブログを立ち上げて記事を書かれている。
そして、そこで出会った手先の器用な先輩も、ＰＣが不慣れと言いながらも、ご自分専用のＰＣを購入され、
新しいお部屋(ブログ)を探し当てて無事に再会？できた。

ヨーロッパ各地を回っている時にも、私に刺激を与えてくれる先輩方と出会えた。
異国へ出かけたなら、できるだけ諸外国の方と交流を持ちたい私なので、日本人観光客が多い所は避ける様にしている。

の中で、出会ってしまった・・。
シニア世代のバックパッカーの方の事は前記事で少し触れたが、本当にお一人で一年近く世界を旅しているご婦人とお友達になっていただいた。
私の実母と変わらない年齢の方だ。

外国では齢を尋ねられない。聞く事は野暮で精神年齢が重要なのだ！入る穴があったら入りたかった・・。(自分の精神年齢が低すぎて・・)
だからお話の内容などで、私の母と同世代だろうと推測した。

ご自分が日本人である事を、最近忘れかけているそうだ。
荷物も最小限に留めて、でも
「ディナーに誘われた時の為に、少しドレッシーな皺にならないワンピースと、少しヒールのある靴とアクセサリーは常に持ち歩いている」
と明かして下さった。

欧米ではドアを女性が自分で開ける事は少ない。私も一度も自分では開けなかった。
エレガントになる筈だわ。。。と何でも自分でやりたがる私は思ったり・・。

昼間に現地の方や旅行者と少し親しく会話を楽しむと、大抵がディナーの誘いをしてくれる。

日本を出発した時には鉄のガードで固めてしまっていたが、インドに渡った時に人が怖くなくなったそうだ。「人の最後は、誰もが一人だと肌で感じたから」と仰った。

私と別れて、オーロラを見に北へ向かってクリスマスを楽しんでからお正月を楽しむ為に日本へ帰国されるそうです。
「主人の顔を最近、思い出すのに苦労するのよ」と、恵比寿様のようなお顔で仰った。
どうか無事に帰国されまして、造幣局のくぐりぬけ案内させてくださいね。