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「こんな大事になるとは」船場吉兆パート責任者が偽装悔恨

 「船場吉兆」(大阪市)が福岡市の百貨店「岩田屋」にある店舗で消費・賞味期限切れの菓子や総菜を販売していた問題で、期限表示の改ざん・販売を行ったパートの女性販売責任者が問題発覚後、船場吉兆の湯木尚治取締役に対し「こんな大事になるとは思わなかった」と話していたことが分かった。

 食の安全に対する認識の甘さが改めて浮かび上がり、湯木取締役は「現場任せにしすぎた。管理不行き届きだった」と述べた。

 湯木取締役によると、販売責任者は2004年5月、知り合いの同社社員の紹介で、パートとして採用された。別の百貨店で販売員として3年ほど勤めた経験から、商品の発注や期限切れ商品の廃棄など、店の在庫管理をほぼ一任されていた。

 店では、この販売責任者がアルバイト5人に指示し、商品の期限を記したラベルの張り替えを実施。当初は期限内に売れていたが、ある時期から見込み違いの発注で売れ残りが多くなり、本来の期限を超えたものも販売するようになった。責任者は「自分が発注したものが売れ残ることに責任を感じた」と話しているという。



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