ここでは、Mac OS Xのきわめて初歩的なものも含めたTipsをQ&A形式で記述する。
ターミナルで
defaults write com.apple.desktopservices
DSDontWriteNetworkStores true
と打ち込み再起動する。
逆に戻すには
defaults write com.apple.desktopservices
DSDontWriteNetworkStores false
グラブを使う。
もしくは・・・
[Command]+[Shift]+[3]で全画面キャプチャ、[Command]+[Shift]+[4]で選択領域のキャプチャ、[Command]+[Shift]+[3]を押してスペースキーを押すとクリックしたウインドウをキャプチャする。
LinuxのQ and Aを参照のこと
Mac OS XのWebサーバはapacheである。基本的な設定はWebサーバの設定 - Apacheを参照のこと。
ここでは、Mac OS X特有の項目について述べる。
なお、Leopardからは、apache2系統に切り替わっているので、いくつかの部分で変更があるので注意。ここでは、Tigerまでの情報を記述する。
起動、終了はGUIで簡単にできる。設定の「共有」の中にある「パーソナルWeb共有」を開始するだけである。逆に終了は、停止をクリックすればよい。
リモートから等CUIで行う場合は
起動、
sudo apachectl start
停止、
sudo apachectl stop
再起動
sudo apachectl restart
で行う。
設定ファイルは以下のディレクトリに存在する。
/private/etc/httpd
このディレクトリ内の、httpd.confを変更すればよい。変更後は、必ずWebサーバを再起動すること。
それから、編集した際の改行コードには注意。UNIXの改行コードLFである必要がある。他の例えばMacの改行コードなのではいけない。
このディレクトリはaquaからは見えないので、まずは、設定ファイルを見える場所へコピーする。
cp -p /private/etc/httpd/httpd.conf ~/Documents/
そして編集が終わったら
sudo cp -p ~/Documents/httpd.conf /private/etc/httpd/
で元の場所にコピーする。
ドキュメントルートは標準では
/Library/WebServer/Documents
になっている。
Perlのパスは
/usr/bin/perl
である。
CGIスクリプトを置くディレクトリは
/Library/WebServer/CGI-Executables
である。このディレクトリには
http://アドレス/cgi-bin/
でアクセスできる。
なお、CGIスクリプトの改行コードはUNIXのLFでないといけない。また、パーミッションも755などにして実行できるようにしておくこと。
cig-binディレクトリ以外でCGIを使えるようにするには、
#AddHandler cgi-script .cgi
となっている部分のコメントを外す。.plも実行できるように.plも追加しておくと良い。
AddHandler cgi-script .cgi .pl
とする。
そして、CGIを許可するために
Options Indexes FollowSymLinks MultiViews
となっているところにExecCGIを追加し
Options Indexes FollowSymLinks MultiViews ExecCGI
とする。
#AddType text/html .shtml #AddHandler server-parsed .shtml
となっている部分のコメントを外し、
#AddType text/html .shtml #AddHandler server-parsed .shtml
とする。そして必要なところにOptions Includesを加える。デフォルトだと
Options Indexes FollowSymLinks MultiViews
となっているので
Options Indexes FollowSymLinks MultiViews Includes
とすると、SSIが使えるようになる。
httpd.conf内の
#LoadModule php4_module libexec/httpd/libphp4.so .... #AddModule mod_php4.c
となっている部分のコメントを外し
LoadModule php4_module libexec/httpd/libphp4.so AddModule mod_php4.c
とする。なお、Loepardからは、phpは標準では5になった。
本文中のFC4はFedora ProjectのFedora Core 4を、FC5はFedora Core 5を、FC6はFedora Core 6、FC7はFedora Core 7をopenSUSEはNovellのSUSE Linux OSSを表します。
ここに登場するドメイン名やIPアドレスなどはフィクションです。実在の人物・団体等とは一切関係がありません。