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Mac OS X Tips

ここでは、Mac OS Xのきわめて初歩的なものも含めたTipsをQ&A形式で記述する。

目次

  1. Firefoxの詳細設定をおこなうには?
  2. Xサーバを使うには?
  3. Windows用キーボードを使うには?
  4. ネットワークドライブで.DS_Storeファイルを作成しない
  5. スクリーンキャプチャを行うには?
  6. sshをパスワードなしでアクセスするには?
  7. Webサーバを立ち上げるには?

Q and A

Firefoxの詳細設定をおこなうには?

Xサーバを使うには?

Windows用キーボードを使うには?

ネットワークドライブで.DS_Storeファイルを作成しない

ターミナルで

defaults write com.apple.desktopservices
DSDontWriteNetworkStores true

と打ち込み再起動する。
逆に戻すには

defaults write com.apple.desktopservices
DSDontWriteNetworkStores false

スクリーンキャプチャを行うには?

グラブを使う。

もしくは・・・

[Command]+[Shift]+[3]で全画面キャプチャ、[Command]+[Shift]+[4]で選択領域のキャプチャ、[Command]+[Shift]+[3]を押してスペースキーを押すとクリックしたウインドウをキャプチャする。

sshをパスワードなしでアクセスするには?

LinuxのQ and Aを参照のこと

Webサーバを立ち上げるには?

Mac OS XのWebサーバはapacheである。基本的な設定はWebサーバの設定 - Apacheを参照のこと。
ここでは、Mac OS X特有の項目について述べる。

なお、Leopardからは、apache2系統に切り替わっているので、いくつかの部分で変更があるので注意。ここでは、Tigerまでの情報を記述する。

起動・終了・再起動

起動、終了はGUIで簡単にできる。設定の「共有」の中にある「パーソナルWeb共有」を開始するだけである。逆に終了は、停止をクリックすればよい。
リモートから等CUIで行う場合は
起動、

sudo apachectl start

停止、

sudo apachectl stop

再起動

sudo apachectl restart

で行う。

設定

設定ファイルは以下のディレクトリに存在する。

/private/etc/httpd

このディレクトリ内の、httpd.confを変更すればよい。変更後は、必ずWebサーバを再起動すること。
それから、編集した際の改行コードには注意。UNIXの改行コードLFである必要がある。他の例えばMacの改行コードなのではいけない。

このディレクトリはaquaからは見えないので、まずは、設定ファイルを見える場所へコピーする。

cp -p /private/etc/httpd/httpd.conf ~/Documents/

そして編集が終わったら

sudo cp -p ~/Documents/httpd.conf /private/etc/httpd/

で元の場所にコピーする。

ドキュメントルートは標準では

/Library/WebServer/Documents

になっている。



CGIを使う

Perlのパスは

/usr/bin/perl

である。

CGIスクリプトを置くディレクトリは

/Library/WebServer/CGI-Executables

である。このディレクトリには

http://アドレス/cgi-bin/

でアクセスできる。

なお、CGIスクリプトの改行コードはUNIXのLFでないといけない。また、パーミッションも755などにして実行できるようにしておくこと。

cig-binディレクトリ以外でCGIを使えるようにするには、

#AddHandler cgi-script .cgi

となっている部分のコメントを外す。.plも実行できるように.plも追加しておくと良い。

AddHandler cgi-script .cgi .pl

とする。

そして、CGIを許可するために

 Options Indexes FollowSymLinks MultiViews

となっているところにExecCGIを追加し

 Options Indexes FollowSymLinks MultiViews ExecCGI

とする。

サーバサイドインクルード(SSI)を使う

#AddType text/html .shtml
#AddHandler server-parsed .shtml

となっている部分のコメントを外し、

#AddType text/html .shtml
#AddHandler server-parsed .shtml

とする。そして必要なところにOptions Includesを加える。デフォルトだと

 Options Indexes FollowSymLinks MultiViews

となっているので

Options Indexes FollowSymLinks MultiViews Includes

とすると、SSIが使えるようになる。

phpを使う

httpd.conf内の

#LoadModule php4_module libexec/httpd/libphp4.so

....

#AddModule mod_php4.c

となっている部分のコメントを外し

LoadModule php4_module libexec/httpd/libphp4.so

AddModule mod_php4.c

とする。なお、Loepardからは、phpは標準では5になった。



本文中のFC4はFedora ProjectのFedora Core 4を、FC5はFedora Core 5を、FC6はFedora Core 6、FC7はFedora Core 7をopenSUSEはNovellのSUSE Linux OSSを表します。

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