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[2007年11月3日(土)の KCT TVニュースから]

倉敷市文化章贈呈式(倉敷市)

倉敷市の文化発展に功労のあった人に贈られる倉敷市文化章の贈呈式が行われ、前の倉敷考古館館長の間壁忠彦さんが受章しました。
間壁さんは倉敷市内の多くの遺跡を調査・発掘し、学術論文を執筆しているほか、倉敷市伝統的建造物群保存審議会の委員として、倉敷の街並み保存や文化財の保護に尽力しました。倉敷市の古市健三市長は間壁さんの考古学研究の成果を称え、「今後も市の文化振興に協力してほしい」と挨拶しました。続いて、表彰状と文化章の記念品が手渡されました。間壁さんは「倉敷で様々な研究に携われたことは自分にとって大きな財産」と話し、支えてくれた皆さんに感謝したいとお礼の言葉を述べました。倉敷市文化章は昭和23年からはじまっており、これまでの受章者は間壁さんを含め62人です。

JFEフェスタにぎわう(倉敷市)

JFEスチール西日本製鉄所の構内を一般開放する「JFE西日本フェスタインくらしき」が行われ、10万人を超える家族連れらで賑わいました。
これはJFEスチールが開かれた製鉄所づくりを進めようと、毎年開催している祭りです。構内には様々な模擬店やバザーのテントが立ち並び、大勢の人でごった返しました。メインステージでは、岡山県立倉敷商業高校の吹奏楽部による演奏が披露されました。そして、この祭り名物・長さ20メートルのジャンボ鉄板焼きでは、焼きそばやお好み焼きなどが販売され人気を呼んでいました。一方、ファミリーステージではJFEスチール労働組合青年部が揃いのハッピに派手なメイクで登場し、威勢の良い踊りを披露しました。このほか町内会対抗綱引き大会や本物の石炭で走る本格的なミニSLの試乗会、JFE茶道部による「野だて」などが行われ、訪れた人たちは思い思いに秋の休日を楽しんでいました。

倉敷市立自然史博物館まつり(倉敷市)

倉敷市立自然史博物館まつりが開かれ、子どもたちが自然素材の工作などに挑戦しました。
このイベントは昆虫や植物、地学、動物の優れた標本を所有する自然史博物館について市民の関心を高めてもらうため、毎年文化の日に開催されています。最も人気を集めていたのは南米産のカブトムシやクワガタムシに直接触れることができるヘラクレスドームです。子どもたちは夢中になって体長15センチほどもある巨大カブトムシを触っていました。また、木の枝と松ぼっくりでリースを手作りするコーナーやアンモナイトのレプリカに色を塗るコーナーも設けられ、親子で楽しんでいました。このほか、刷毛を使って砂の中から化石を発掘する発掘体験コーナーもあり、訪れた子どもたちが挑戦していました。今年の自然史博物館まつりは今月2日に開幕した全国生涯学習フェスティバルまなびピア岡山の協賛イベントにもなっており、訪れた人たちは博物館内を回り標本の展示に見入っていました。

(最終更新 11/03-17:35)

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