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停止表示にミス DMV脱線 鉄輪下ろす位置ずれる(10/24 14:10)JR浜小清水駅(網走管内小清水町)で起きた鉄陸両用車両デュアル・モード・ビークル(DMV)の脱線事故について、JR北海道は二十四日、札幌の本社で会見を開き、原因について、線路用の鉄輪を下ろす位置を示す停止看板が、誤ってレール幅が狭い場所に設置されていたため、鉄輪がずれたまま走行し脱線したと発表した。車体やレールの構造上の問題でなかったことから、二十七日に運転を再開する。 DMV開発担当の柿沼博彦副社長が説明。停止看板が正しい位置より進行方向に二メートル前に設けられたため、鉄輪を下ろしたのは本来の場所よりレール幅が十七ミリ狭いところだった。 看板の設置ミスについて、現場社員が業者に委託する際、間違った数字を記した施工図を渡し、設置後の位置のチェックでも見逃していた。四月の試験運行スタート以来、この事故の前まで二百五十五回運行したが、トラブルはなかったという。同社は社内規定に従い、現場関係者らの処分を検討する。 同社は二十三日、国土交通省に事故原因と社員教育の徹底などの対策を報告。同省は構造上の原因でないことから、同社の運転再開方針を了承した。 |
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