ご挨拶

 私達はヨーロッパ・アジア・北米・ロシア・アフリカでの様々な分野におけるマーケティングを、各地に関する知識、 言語力を駆使しながら 10年来積み重ねてまいりました。この中で、世界の地域とのつながり、交流、ビジネス関係の構築をすることは、ビジネスの多くの場面にとっても、一個人の 心の豊かさの面にも、どれほど大きくプラスに働くものか、実に身をもって体験を重ねて参りました次第です。
かといってそうしたことを実際に実 現し、享受することは、これまでのところ一握りの恵まれた境遇の企業・個人以外にとっては、その前に高い「壁」があるに違いありません。しかし私達は、そ うした一握りの企業・個人以外の皆様に対しても「世界の各方面とのつながりづくりの壁をグンと引き下げる自身がある、もっともっとお手伝いできるはずだ」 との思いを強め、この会社の設立に至りました。
例えば企業等の場合、国境を超えて新しい市場に参入したい、新しい顧客・パートナー企業と取引 を始めたい、新しいプロセスを導入したいという思いはあってもしかし、異文化との接触の不安、その他予期しえないリスクが事実存在します。これがいわゆる 「壁」なのですが、三千洲は多くの国に関して有している、経験、ノウハウ、ネットワークによりこの壁の高さを大いに引き下げます。
この三千洲のチーム又はパートナーの実績は政府関連、教育、コンサルティング、貿易、国際マーケティング、事業開発、観光等に幅広い分野に亘っています。

日 本との関係において三千洲として現在の情勢にて注目するのは、日系の大手製造業を先頭に展開の続くロシアです。経済、文化、スポーツ、観光等の交流のポテ ンシャルは大きく、またロシアにおいても日本ブームが続いています。和食、漫画、アニメ、日本の伝統への関心が高まっています。多くの面で恩恵を得る機会 が見えているのです。
しかしロシアへのアプローチには「壁」があるではないか、どうするのか、とのご指摘があるでしょう。
私達が「ロシアの壁」を引き下げます。
もちろんロシア以外の「壁」も続々引き下げてまいります。是非ご期待下さい。

                                   平成19年10月                                                三千洲株式会 社 代表取締役 エレミナ・ナタリー

代表者より

設立までの準備期間の約一年にも、友人・知人、同僚、家族、その他大勢の関係の皆様にお力添え戴きました。心より厚く感謝いたします。 三千洲は皆様と相互のサポートのもと、歩を進めて参りたいと考えております。今後とも宜しくお願い申し上げます。

社名に ついて
「三」は「ミ」と読みます。「三」は私にとっては大切な三ヶ国の思いを込めた数字です:ロシア・ドイツ・日本。 私はロシアに生を受け、ドイツに育ち、 1997 年より日本に強いつながりを持ち、この素晴らしい国に住んでいます。「千洲」は「チシマ」と読みます。三ヶ国の内外の多くの地域とのつながりに思 いを込めています。