人類史上例のない長期に渡る超低金利政策。未曾有の経済危機を脱するために必要だったとは言え、景気回復が国民生活への実感には反映されず、家計の利子所得が奪われた状況が続いています。

 

私は、参議院の財政金融委員会でこの点について財務大臣、日本銀行に質問し、財務大臣は超低金利を「正常ではない」、日本銀行は、超低金利には「リスク」と「副作用」もあると答弁しました。

 

日本が低金利を続けているために、円の実効為替レートは22年ぶりの「円安」です。低金利でもデフレから脱却できず、官も民も米国債などドルや海外で資金を運用せざるを得ない状況が続いています。

 

金利が上がれば国債の利払いにも影響があるでしょう。しかし、国民が保有する金融資産1500兆円が、3%の利回りで運用されるだけで、わざわざ国民の懐を痛める消費税を上げて数兆円の財源を確保する必要性だってなくなる額になるのです。

 

国民の生活の根幹に関わるこうした問題について、引き続き国会で議論していきたいと思います。

 


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