(追記有り@071103 13:00)
夏淑琴さんの勝訴ですね。よかった。ほっとしました。
注目箇所を繰り返してみる。
教授が解釈を誤った可能性を指摘。
「教授の翻訳では、前後の文脈などから資料全体に不自然な点が生じる」と述べた。
その上で、「解釈は妥当なものとは言えず、学問研究の成果に値しない」と批判した。
…裁判所から認定ですね。
追記;
コメント欄にて
j.seagullさんから、現時点では朝日の記事が一番詳しいと教えていただいたので、エントリー本文にてご紹介します。
asahi.com 2007年11月02日22時48分報道より
「
南京大虐殺本『被害者と別人』 名誉棄損認定 東京地裁」
(強調は引用者による)(略)
訴えていたのは、中国・南京市に住む夏淑琴さん(78)。8歳だった37年12月、自宅に押し入った日本兵に両親ら7人を殺され、自身も銃剣で刺されたという。
判決などによると、事件翌年に米国人牧師が現地で撮影した16ミリフィルムがあり、解説文の中に「8歳の少女」が登場する。東中野教授はこの解説文を検証して、著書で「『8歳の少女』と夏淑琴は別人で、事実を語っていない」という趣旨の指摘をした。
三代川裁判長は、解説文中の「銃剣で突かれた」という意味の英語を東中野教授が「銃剣で突き殺された」と訳したために別人と誤って解釈したと認定。「通常の研究者であれば矛盾を認識するはずで、原資料の解釈はおよそ妥当ではなく学問研究の成果に値しない」とし、教授の指摘は「真実であるとする理由がない」と判断した。(後略)
…通常の研究者であればしない筈の事をした(つまり、通常の研究者ではない)とまで、認定されてしまったようです。東中野教授は「非常に心外だ。控訴する方針だ」とコメントを発表とのこと。
追記2;いつも勉強させていただいている「
Apes! Not Monkeys! はてな別館」さんが詳細な記事をあげられましたので、リンクを貼らせていただきます。
「
夏淑琴さん損害賠償請求訴訟、原告勝訴」
追記3;しんぶん赤旗も結構詳しいのでメモ。
「
南京大虐殺生存者が勝訴 東京地裁 “ニセ被害者”は名誉棄損」記述がかぶる部分は省略。
(略)
判決後の記者会見で、原告の夏淑琴さんは「来月は事件が起きてから七十年。本当に私にとって記念すべき年になりました。なくなった身内や家族に、このうれしい知らせを伝えたい」と喜びを語りました。一方で「これからも歴史の事実を語り続けなければならない」と、法廷で被告の東中野修道亜細亜大学教授と、一回も対決できなかったことに無念さをにじませました。
No. 2624
学問研究の成果に値しない
いやあ、すばらしいお仕事ですね、東中野先生(笑)
一説によると「否定派のエース」だそうですが。こんなにはっきりとトンデモ扱いされてるのを見ても、まだ信じてる人はいるんですよね。
こういうのって、一審判決が出ても、「まだ控訴して裁判で争っているから記述を変更する必要はない」とか言うんだろうか。
No. 2625
正当な評価だな。
としか言いようが無いくらい当たり前の判決かと。
No. 2626
こんな判決が出ていても、ごくごく普通に信じちゃう人が沢山いるのもなんだかな…と最近あちこちで思う私です(T_T)
ある掲示板(Y○Vの大会議室)で、南京虐殺とか慰安婦なんか無かったとデムパを必死で撒き散らす連中が絶えないのは、こんな○○な連中を教授にしている大学に問題ありありな気がするのは私だけ???…って、某大学とか某大学ってそもそも○| ̄|_
No. 2627
こんばんは。
ネットで読める記事では朝日が一番詳しいですね
『三代川裁判長は、解説文中の「銃剣で突かれた」という意味の英語を東中野教授が「銃剣で突き殺された」と訳したために別人と誤って解釈したと認定。「通常の研究者であれば矛盾を認識するはずで、原資料の解釈はおよそ妥当ではなく学問研究の成果に値しない」とし、教授の指摘は「真実であるとする理由がない」と判断した。』
つまり、「あなた、通常の研究者じゃないでしょ?」とまで言われちゃってますね(^^;
No. 2628
ざまみろーo(^▽^)o
と大人気ない感想を述べてしまう私
提訴されただけで一審判決を待たずに集団自決を教科書から削除する審議会、一番判決出た南京大虐殺は教科書に記述復活させなきゃ筋が通らないですよね。
以前ご紹介したニックさんに教えて頂いたサイトがありますので、もしよければ参考にしてくださいね。
膨大な量で私もまだ少ししか読めていませんが。
http://www.geocities.jp/yu77799南京事件―日中戦争 小さな資料集 ゆうのページ
No. 2631
No. 2632
私もこの裁判を、結審の法廷を傍聴することが出来ました。被告側は、あまりやる気がみられませんでした。敗訴はしかたないから、東中野側の受ける傷を最小限にしたいというのが、被告側の本音ではないでしょうか。が、控訴ということになるでしょうから、これからも見守っていきたいと思います。
>学問研究の成果に値しない
何度読んでもすばらしいですね。東中野およびそのお友だちの方々には、くりかえし味わってほしい表現です。ていいますか、東中野のやっていることは「学問」ではなく歴史修正運動ですよね。
No. 2634
>Bill McCrearyさん
傍聴に行かれたのですか。これを生でお聞きになったとはうらやましいです(笑)。
判決文が公開されたら読みに行かなくては。公文書に記録されましたね(こればっかり)。ここまで言われてしまう方を、ブレーン待遇にしている様に見えますけど、しみじみ凄い話ですよね。
No. 2636
私もネットで朝日の記事を読み、大笑いしました。
裁判でトンデモ認定されるって、すごいなあ。
No. 2637
>gegengaさん
普通(って何かの定義はともかく…笑)、もうちょっと婉曲に書きそうなものなのにと思いましたね。
時事通信のが入ってきた時に、時間がないのに思わず飛びつくインパクトがありました。
No. 2638
>裁判所という権威がはっきり認定した事は、広く知られた方がいいと思いますので(^^;
こういうお墨付きが出たことは良い事ですし広く知られることによって東中野やその信奉者にとってダメージにはなると思っています。
ただあの田中正明が結局その"権威"を失っていなかったり、たとえ東中野がダメになったとしても代わりを演じる人間はいくらでもいるだろうことを考えると南京事件を取り巻く状況が大きく変わること無いのだろうな、とも思っています(現に否定論が強まったのは田中正明の改竄が明らかになったあとですし)。
結局そういう"ストーリー"を欲している人々と信じさせたがっている人々がいることが最大の問題なんでしょう。
まぁ良い笑い話を提供してくれたと思っていますが。
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夏淑琴さんに対する東中野修道教授による名誉毀損があったと東京地裁判決
(人気blogランキング参加中。)南京大虐殺事件の「生き証人」として語り続けてきた夏淑琴さんが、「『南京虐殺』の徹底検証」(展転社)という本で偽の被害者あつかいされたために、著者の東中野修道・亜細亜大学教授と出版社を
[2007/11/03 13:41]
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村野瀬玲奈の秘書課広報室
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