米西部アリゾナ州ウィンターズバーグにある米国最大規模のパロベルデ原子力発電所で2日、小型のパイプ爆弾が積まれたトラックを運転していた契約従業員の男(61)が一時拘束された。AP通信などが伝えた。
男は捜査当局の調べに、トラックになぜ爆弾があったか知らないと話し、自宅の捜索でも爆弾に関連する証拠が見つからなかったため釈放された。調べでは、パイプ爆弾は長さ約15センチ。手製とみられ、爆発力は弱いという。男は原発から約800メートル手前の検問所で拘束された。(ロサンゼルス共同)
毎日新聞 2007年11月3日 18時21分