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中日優勝で大きな政変が起きる!?

 中日が53年ぶりの日本一を決めたことで、永田町で「すわ、政局か」という緊張感が高まっている。「中日優勝の年か、その翌年には政変が起きる」というジンクスは知られているが、過去に中日が日本シリーズを制した1954年(昭29)には、その年に吉田内閣が退陣、翌55年には鳩山内閣のもとで保守合同による自民党誕生、55年体制の始まりと、歴史的な出来事が年をまたいで起きているからだ。

 今年は既に、参院選での自民党歴史的惨敗、安倍晋三前首相(53)の電撃辞任という“大事件”が発生している。53年前のジンクスに従うなら、「08年も、保守合同に匹敵する政変が起きるのかもしれない」(自民党ベテラン秘書)。永田町では1日、期待とも不安ともつかない声が交わされた。

 その布石になるとみられるのが2日に行われる福田康夫首相(71)と民主党の小沢一郎代表(65)による2度目の与野党党首会談。先月30日の第1回会談では、約1時間20分の会談中、45分もサシで話し合い、「何を話したのか」と与野党を疑心暗鬼に陥れた。2人とも解散総選挙や大連立など、政界再編に絡む話題は出なかったと否定しているが、“密室談議”だけに真相は分からない。国会ではこの日も、衆院テロ防止特別委員会で新テロ特別措置法案の審議が行われたが、党首会談の結果次第という空気も流れ、嵐の前の静けさに包まれた。福田・小沢会談は、来年の大政局に向けた前触れになるのか!?

[2007年11月2日9時15分 紙面から]

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