« 防衛ホーム出版社ってしってますか。 | メイン | 亀田はバーニングが引き取ったか? »

■ 「ネットの自由」規制に総務省、経産省、警察庁が動き出した

<Kさんより>先生、面白い記事がありました!「ネットの自由」規制に総務省、経産省、警察庁が動き出した

http://diamond.jp/series/machida/3/

先生がいつも、もっと端的に警告されていることですが、下記にへたな要約をしておきました。(笑)

ここの記事は過去も「守屋氏退職金返納よりも公務員を解雇できる制度を」 など、結構イケてると思いますが。

http://diamond.jp/series/yamazaki/3/

「ネットの自由」規制に総務省、経産省、警察庁が動き出した

増え続ける「迷惑メール」に対する規制強化を打ち出した総務省。その総務省以上に過激な「迷惑メール」規制に意欲を見せる経済産業省。そして、誰もが当然だと感じる「児童保護」を大義名分にして「出会い系サイト」の業者統制の導入を目論んでいるとみられる警察庁…。政府・官庁が機を一にして、一斉に「インターネットの自由」を制約する動きを活発化。だが、その論理には、いかにも官僚らしい胡散臭ささが付き纏う。

さほど効果も期待できない迷惑メール規制強化::先陣を切ったのは・・・総務省。「迷惑メールの増加が続いている」ことなどから、広告などのメールの送信を、あらかじめ受信者の承諾を得た場合に限定することを検討すべきだと結論付けた。その根拠として、欧州諸国で広く採用されているからと。

 ・・・同省自身の調査でも判明していることだが、どこの国でも、迷惑メールの8~9割は、発信元が”その国以外”の国なのだ。このため、新しい規制を設けたところで、そうした海外からの迷惑メールが減るとはほとんど期待できないらしい。つまり、”そもそもたいした効果が見込めない”ということなのだ。

 たいした効果が期待できないのであれば、法改正に費やす行政・立法コストは無駄である。当然、企業や識者には、国民・消費者の立場も代弁して「無駄である」ことをきちんと助言して欲しいところだが、自分たちのビジネスに大した悪影響がないなら、あえて関わりたくないというのが、こうした日本企業のとる常識的な対応なのだという。

 営業の自由に大胆介入 経産省への猛反発・・・ところが、表面的には、総務省とよく似た規制強化を目論んでいるように見える経済産業省は・・・営業の自由を制約する懸念があっても、承諾を得るためのアンケートの書式や、集めた承諾情報の保存方法などについて細かく規定し、民間のビジネス活動に大胆に介入する姿勢を明確にしている。この点が、関係者の「コストの高騰など、実害が発生するのは明らかだ」という猛反発・・・。(ほとんどの業種を規制の対象に入れるような法改正にも含み)

出会い系サイト規制が密室審議で決まる懸念

 一方、民主的な手続きという点で厄介なのが、出会い系サイトを規制する「インターネット異性紹介事業を利用して児童を誘引する行為の規制等に関する法律」の改正を目指しているとされる、警察庁のケースである。現行法の立法趣旨は、出会い系サイトを通じて、18歳未満の少年少女が犯罪に巻き込まれることを予防するというもので、筆者を含めて子を持つ親の立場からすれば、きわめて当然の立派な大義名分を有している。

・・・ところが、警察庁は、法改正を議論する審議会の一般の傍聴を認めていないばかりか、議事のインターネットなどでの公開もしておらず、議論の実態はまったくわからない。これらの情報公開は、総務省や経済産業省では、当然のこととされ、きちんと行われているにもかかわらず、警察庁は、古典的な秘密主義の行政手法をとっているのである。

なんでも規制でネット社会は良くなるか

・・・ネットワークへのアクセスや参加、あるいは、ネットワーク上での表現などについて、何らの制約を受けない自由が、インターネットの原点なのだ。・・・ロクな効果が期待できないばかりか、個人・企業の経済活動に実害をもたらす恐れのあるような規制の強化を正当化することまで、時代が容認しているわけがない。

まして、秘密主義を許し、民意を反映しない法改正を容認するような、そういう時代でないことを、政府や官庁は、肝に銘じるべきではないだろうか。

(コメント)規制に関してはおっしゃるとおりですね。まぁ、みんな書かれていやなんでしょうや。私は逮捕されてもいいので、ずっとずっと書き続けるつもりでおります。そのかわり、出てきてから必ず復讐する、がモットーです。一回前科者のレッテル張られた後なら、ようやく本気で才能を放てますから・・・

 ↑というのは冗談ですが、書かれていやなんでしょうね。みんな。警察の秘密主義なんて今に始まったことじゃありません。あそこはいうだけ無駄です。でも、みんな酔うとしゃべるんだよねぇ。関係ない女がいるところだと余計しゃべる。会議内容は極秘でも、女は知っていたりする。世の中はなんとまぁ矛盾に満ちているのでしょうか(笑)

 

 言論の根本的な規制は絶対に無理です。行政処分レベルで粛々とやるしかないでしょう。「ネット規制をちらつかせておとなしくなるやつが増えればいい」程度の話で、憲法を変えるまでは至らないでしょう。まぁ、規制をちらつかせられたくらいでビビるような奴は退場してもらってもいいんじゃないでしょうか。

カテゴリ : [貴様ら!俺の言うことを聞いてみませんか]  更新時間:2007年11月02日 10:54

« 防衛ホーム出版社ってしってますか。 | メイン | 亀田はバーニングが引き取ったか? »