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公明党内に「失望した」と首相批判も
公明党内では2日、福田康夫首相が民主党に連立政権協議を提案し拒否されたことをめぐり「失望した」(幹部)と不快感を隠さない声が上がった。ただ同党は自民、民主両党の接近を警戒しつつも自公連立の枠組み維持の立場から当面は「静観するしかない」(浜四津敏子代表代行)として推移を見守る構えだ。
公明党幹部は2日夜、党本部で対応を協議。北側一雄幹事長は協議後、記者団に「首相の要請の重みを民主党は理解してほしい。今後も重要課題については政策協議を提起したい」と強調した。
浜四津代表代行は「首相は政策を前に進めるための選択肢の1つとして話したのだろうが、うまくいきそうにないなら、さらに考えないといけない」と話し合い路線の再考の必要性を指摘した。
公明党は当初、自民党の「公明切り」を懸念し、首相の連立協議提案に否定的だったが、首相が太田昭宏代表に事前に説明するなど配慮を示したことや「政局が安定すれば衆院解散・総選挙を先送りできる」(幹部)との思惑から提案すること自体は容認していた。
しかし提案が不調に終わったことで、公明党幹部は「失敗するような交渉はすべきでない」と厳しく指摘、首相批判もくすぶり始めた。
[2007年11月3日0時41分]
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