モノレール延長案きょうにも決定
沖縄都市モノレールの首里駅からの沖縄自動車道までつなぐ延長ルートについて、沖縄都市モノレール延長検討委員会(委員長・上間清琉大名誉教授)は二日に開く第六回会合で、那覇市首里石嶺町の県総合福祉センター前を通る「福祉センター改良案」と、浦添市前田の沖縄国際センター前や浦添大公園前などを通る「浦添ルート案」の二案から一つに絞り込む方針だ。
ただ、両案の評価は拮抗しているため、今回で結論が出ず、次回以降への持ち越しや、最終報告を「両論併記」とする可能性も出てきた。
早期実現性や事業費などで有利な改良案は、前回第五回会合で委員会事務局が提示したもので、那覇市が支持している。
一方の浦添案は、距離が長く事業費がかかる一方で、予想される乗客数が改良案よりも多い。浦添市が支持している。
延長ルートの選定をめぐっては、昨年八月からこれまでに計五回の会合が重ねられ、最終的に二案に絞られた。
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