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 2007年10月23日(火)
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オレンジの聖地一新 NACK5スタジアム大宮

 
報道陣に初公開されたNACK5スタジアム大宮。スタンドの上段からは県営大宮球場も眺望できる

 Jリーグ1部(J1)大宮のホームスタジアム「NACK5スタジアム大宮」(さいたま市大宮区高鼻町)の改修工事が終了し、二十二日に内覧会が開かれた。スタンドとタッチラインまでの距離は最短で五メートル。日本最古のサッカー専用スタジアム(一九六〇年完成)が「日本一ピッチに近いスタジアム」(さいたま市)に生まれ変わった。

 観客席は二千八百席増やし一万五千三百席。座席は大宮のチームカラーのオレンジで統一した。一部に膜屋根を新設。縦六メートル、横一〇・八メートルの大型ビジョンも設置した。

 メーンスタンドの基盤を除き、ほぼすべてが新築。総工費は四十一億円でさいたま市が負担した。スタジアム命名権はラジオ局「エフエムナックファイブ」が獲得した。

 相川宗一さいたま市長は「ゴール裏の急傾斜の観客席などが非常にいい形。たくさんのサポーターに来てほしい」、大宮の渡辺誠吾社長は「試合が待ち遠しい。絶対に(J1)残留を決める」と決意を新たにしていた。

 こけら落としは来月十一日午後四時開始の大宮対大分戦。

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