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最近の災害事例等(電子レンジが燃える?)平成19年10月中に広島市消防局の管轄区域において、電子レンジに関連した火災が2件発生しました。 幸いにもけが人は発生しておりませんが、なぜ電子レンジが火災になったのでしょう。
1 火災事例1
(1)発生年月 平成19年10月 (2)発生場所 広島市佐伯区 (3)概要 電子レンジを使用し、食品を温めていたところ電子レンジの下側から白い煙が出始め、次第に黒い煙 と炎になり火災となったものです。 この火災となった電子レンジは、1997年(平成9年)3月から2000年(平成10月)にかけて株式会社 千石が製造し、株式会社岩谷産業製として販売されたもので、平成15年3月に「使用中にスイッチの不具 合で発煙・発火することがある。」という内容でリコールが届出されたものでした。 現在も岩谷産業製電子レンジで下記の機種について無償点検・修理が行われていますので、使用中 の機種をご確認のうえ、対象機種の場合はこちら(電子レンジの無償点検・修理)にご連絡ください。
対象機種名及び対象製造年
2 火災事例2
(1)発生年月 平成19年10月 (2)発生場所 広島市中区 (3)概要 トイレットペーパーを殺菌するため、電子レンジで長い時間加熱したため、トイレットペーパーが燃え 始め火災となったものです。 この他に電子レンジの加熱による火災には、包装紙などにホッチキスの針が付いたまま加熱したた め、ホッチキスの針がスパークし火災となったケースなどがあります。 (4)予防対策 現在、電子レンジは加熱調理のみならず、さまざまな用途に使用されています。 しかし、誤った使用方法をすると火災になる場合もあるため、電子レンジを使用する場合は、食品等 に記載された加熱方法により正しく使用しましょう。また、説明書などに記載されている使用できない物に ついては、絶対に加熱しないことが大切です。 (5)注意事項 ア 「電子レンジ使用不可」とされている容器等で加熱しない。 イ 電子レンジの加熱時間を間違えない。 ウ 使用方法など説明書をよく読んで正しく使用する。
(情報提供 消防局警防部警防課調査係)
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