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社会

積丹岳スノーモービル事故 死亡の4人に正面から雪崩 研究会が調査報告(10/29 07:15)

 後志管内積丹町の積丹岳(一、二五五メートル)で三月、スノーモービルに乗った四人が雪崩に巻き込まれて死亡した事故で、北海道雪崩研究会は二十八日、札幌市内で開いたセミナーで、四人は雪崩を横からではなく、正面から受けたため、犠牲になったとの調査結果を報告した。

 調査結果は同研究会の松浦孝之事務局長が、四人と一緒に雪崩に巻き込まれた生存者らから状況を聞き、まとめた。それによると、現場の急斜面では当時、スノーモービル十数台が横一線に並んで待機していたが、中央部にいて死亡した四人以外の車両は雪崩に対し、横向きに停車していた。

 松浦事務局長は「横向きだった人たちは雪崩を受けたスノーモービルの面積が大きく、百メートル近く流されたため、深い雪に埋まることなく助かった。一方の四人は雪崩を受ける面積が狭くて流されず待機場所の近くで埋まっていた」と説明。斜面では横向きの停車が望ましいとの見方を示した。

 また、雪崩はスノーモービルが斜面をUターンした直後に起きており、「斜面の破断を引き起こすUターンは雪庇(せっぴ)や吹きだまりに入るのと同様に危険な行為」と指摘した。

 事故では四人以外に一人が重傷を負った。道警は、車両の振動に配慮しなかったことが雪崩を誘引した可能性があるとして、業務上過失致死傷の疑いで捜査している。

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