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08:38

 県立延岡病院(楠元志都生院長)で先月26日に冠動脈狭窄(きょうさく)症の手術を受けた県北在住の女性患者(69)の容体が手術翌朝に急変し、死亡していたことが1日、分かった。同病院は延岡署に通報した上で院内に事故調査委員会を設置し、手術内容などについて調査。同署は司法解剖し、死因の特定を急いでいる。

 同病院によると、女性患者は狭心症を訴えて10月24日に入院した。冠動脈に狭窄部分が2カ所見つかり、26日午後4時20分からカテーテル手術を実施。金属性の器具を動脈内に挿入して狭くなった部分を広げ、約1時間で終了したという。

 しかし、27日午前3時ごろ、女性が「胸が痛い」と訴えたため、その日の当直医が薬を処方。同午前6時ごろ再び痛みを訴えたまま容体が急変し、同午前6時半に心肺が停止した。さらに28日午前2時40分ごろ、死亡を確認した。



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