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日本一のターミナルビル 入居企業にシャープが有力

2007年11月01日

 近畿日本鉄道が大阪市阿倍野区の近鉄大阪阿部野橋駅に建設する日本一高いターミナルビル(300メートル)に、入居する最有力企業としてシャープの名前があがっていることが31日、わかった。この日、大阪市都市計画審議会で、同ビル敷地の都市再生特別地区への追加指定が可決された。

 関係者によると、シャープは同ビルに本社機能の一部を移す方向で調整中だという。同審議会に提出された計画によると、ビルの建設にあわせ、同駅のプラットホームは東に約30メートルずらす。構内にエスカレーターを3基増設する。ビルは地上59階、地下5階建て。高層階にはホテルが入り、中層の16階には美術館、低層階には商店が入る。

 一方、同市北区小松原町の大阪富国生命ビルを地上28階、地下4階の高層ビルに建て替えるために、都市再生特別地区に加えることも決まった。同ビルの4、5階(延べ約3千平方メートル)には立命館など近畿の3大学がサテライトオフィスなどを構える。

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