経済同友会の桜井正光代表幹事は31日の定例会見で、30日に福田康夫首相と小沢一郎民主党代表が党首会談を開いたことについて、「予定を知らせてあるから密室ではないと(小沢代表が)言ったようだが、それでは一体何が語られたのか、国民には見えてこない」と述べ、非公開で行われた党首会談を批判した。
桜井氏は「政党は、国会でみんなが見える形で、正々堂々と議論していくことが非常に大事だと思う」と述べ、党首会談ではなく国会での党首討論を優先すべきだと主張。そのうえで「それで問題が出てくれば党首間で協議する形があってもいい」と語った。【内山勢】
毎日新聞 2007年10月31日 18時53分