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「亀田戦を継続して中継したい」 TBS社長
このニュースのトピックス:亀田3兄弟
TBSの井上弘社長は1日の定例会見で、先月11日の内藤大助選手対亀田大毅選手によるWBC世界フライ級タイトルマッチの中継に対して「亀田選手寄り」と視聴者から抗議が殺到したことを受け、「反省すべき点は局として反省していきたい」と謝罪した。そのうえで今後も協栄ジムとの契約は続け、亀田兄弟の試合を中継していく方針を明かした。
試合開始までの前置き時間の長さや相手選手を罵倒(ばとう)したり、リング上で歌を披露するマイクパフォーマンスなどスポーツ本来の報道姿勢からかけ離れていなかったかという質問が相次いだが、編成制作本部を統括する石原俊爾取締役は「ある程度、観客を喜ばせるためのパフォーマンスならあってもいい。観客も『歌え、歌え』と言っていた」などと答えた。
また、今後の亀田兄弟の試合を中継するかどうかについて井上社長は「亀田選手や家族は反省している。視聴者からの批判を真摯(しんし)に受け止めたうえで、再生のためのチャンスを与えたい」と話した。さらに、これまで特番で放送してきた亀田家を追うドキュメントについても、石原取締役は「大毅選手や亀田家の再生の様子はみんなが知りたいはず。その都度、放送していきたい」と話した。